神戸ルミナリエ。
周知の通り、開催目的はこうである。
『阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂と大震災の記憶を永く後世に語り継いでいくとともに、まちのさらなる魅力発信と神戸地域への集客を目的にする』(神戸ルミナリエ組織委員会より)
この光の祭典、『冬の風物詩的なイベント』という頭角もますます現しているが、その規模は縮小路線を歩んでいる。
直近でいえば2年前に遡るが、旧居留地から東遊園地までの270メートルが180メートルへと。開催日程は12日間から10日間へと。
ようするに、経費削減という荒波に激しく揺られながらの開催なのである。
とはいえ、拡大を捨て縮小に舵を切る方が、的を射るものも多々ある。ルミナリエにしても、御多分に洩れずという気がする次第だ。
そういえば。大震災のあった1995年、『がんばろうKOBE』とスローガンを掲げ、オリックスが気迫のリーグ優勝を成し遂げたのだよね。
今頃は、あの器量良き笑顔で頷かれている気がするなあ。『ようがんばったなKOBE』と。ふむ。当時の監督、仰木彬氏のご命日でもあるのだ。今日は。