ほんの少し前にネットで見かけたのだけど。
Twitter、ソーシャル有名人とブランドをつなぐサービスを手がける新興企業Nicheを買収
このNiche社。Vine(Twitter傘下)やInstagram(米Facebook傘下)、Tumblr(米Yahoo!)などのインフルエンサー(SNSの人気投稿者)と企業(広告主)を仲介するビジネスを展開しているとのこと。(2013年に創業。拠点はニューヨーク)
つまり、既存の広告代理店ではなく、インフルエンサーが企業広告を制作(投稿)する仕組みだ。(米Hewlett-Packard、米Coca-Cola、独BMWなどが利用)
大丈夫か?広告代理店。
率直な感想だけれど、リアリティが違うのだろうな。圧倒的に。
リアルなほどウケが良いという現実もある
販促物全般に言えるけれど、リアリティがあるほど消費者からのウケは良い。
おそらく心に響くのだろう。ズキュンと。
たとえば、動画系。
クライアント先のスタッフさんがiPhoneで撮影&編集されたドキュメンタリー風動画。
YouTubeに公開してみたところ注文が届いた。
経営理念と顧客への想いを伝えるためのスライドショー動画(パワポ制作・BGM入り)。
セミナー会場でご覧になられた方が「こういう会社から買いたい」と申し出られた。
チラシやDMなどの紙媒体系。
A4のコピー用紙に手書きしただけのチラシ。
限定されたエリアへポスト投函のみだったけれど、抜群な集客だった。
原稿と画像をすべて店長さんが手がけられ、製作のみを制作会社が担当した新聞折り込みチラシ。
これまでより約4倍の集客だった。過去最高だった。
(それまでは制作会社がすべてを手がけられていた)
スタッフさん総出演の季節毎のニュースレターやチラシ。
発行の度にリピート予約が入ったり、「今回は行けないけれど、また行くわね」という温かな声が届いたり。など。
つまり、制作のプロが手掛けた販促物よりも遥かにウケが良いという現実もある。
なんだろう。これ。
洗練、綺麗さ、よりもリアリティだろ的な。キムタクはカローラに乗ってないだろ?的な。
権力よりも、愛だね。的な?
シナリオや意図はそれぞれにせよ、それはそれで必要だったりもするのだけど、素人感が醸し出すリアリティ。すごいね。費用対効果も優秀なわけで。
冒頭のNiche社。
現在6,000人以上のインフルエンサーを擁していて、その中には2万ドル程度を稼ぐ人もいるとのこと。(1回のキャンペーンだけで)
ふむ。立派なご職業。
インフルエンサーが企業広告を制作(投稿)するビジネスモデルか。日本でもじわじわ来そうな予感がする今日この頃。
ゆるやかに傍観することにしよう。
ではでは。


