作詞家的な販促ストーリーは支持層が広がりやすい、の巻 | No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

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企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

福岡遠征へと向かっている。
販促ミーティングと来期のスケジューリングのためである。





作詞家的な販促ストーリー


ボクは「いきものがかり」を愛して止まないのだけれど、じっくり歌詞を聞く派だ。
最近、「マイステージ」がお気に入りなのよね。

「ぼくらはまだ生きてく 愛の欠片をまた探していく」

うん。じつにいいね。





世にはラブソング、失恋ソング、人生観的ソングなどがあって、いずれも確かなストーリーが描かれている。

そして、似たような自身の今や過去に重ね合わせたり、あるフレーズに共感してみたり。
はたまた、元気になったり。笑えたり。胸にじわじわ来たり、などという人たちが現れる。

つまり、そのストーリーに完璧に一致した人だけが惹かれるわけではない、と思う次第。

いや、確かなストーリーがあるからこそ支持層でありマーケットが広がる。そう言う方が正しいかもしれない。(もちろん、曲的な要素もあるけれど)

販促物上のストーリーも似ている


そこにはあるストーリーが描かれているが、歌詞と同様。完全に一致した人だけが反応するわけではない。

たとえば「ヘルシア緑茶」。
ご存知の方も多いと思うけれど、ターゲットは「メタボを気にする中高年の男性」。

体脂肪を燃焼してくれる高濃度茶カテキンがメタボを解消してくれるのですよ!というストーリーをターゲットへ投げかけた。ザックリ言えば。

フタを開けてみれば「若い女性層」も惹かれた。
確かなストーリーの存在によって支持、共感層が広がったのである。

ふむ。キシリトールガムを活かした、歯医者のビジネスモデルも似ているな。
来院は治療者だけではなく、虫歯予防を望む人にも広がったわけで。

さ、これから作詞家的な販促ストーリーの創作。
その気になって、面白がって、励もうか。みんなでね。

ではでは。