アイス・バケツ・チャレンジとは一時的なブームだったのだろうか?個人的に期待したもの。 | No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

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企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

こんばんは。

残暑が盛り返したような1日。
向こう1週間は秋らしい晴れの日が続くようだけど、再びアイスのオイシサも増してきそうだ。

というわけで、「パルム・アーモンド&チョコレート」。
相変わらずの日課をこなしてしまった。




アイスといえば、氷水をかぶるチャリティーショー。
この列島では、たしか7月の終わりごろから熱が帯びてきた。
「アイス・バケツ・チャレンジ」という名の。

ご存知の通り、ALS患者(筋萎縮性側索硬化症)を支援する世界的な活動だ。

米国ではビル・ゲイツやレディ・ガガ、チャーリー・シーンら。
日本ではトヨタの豊田章男社長や京都大学の山中伸弥教授など、多数の方が参加された。

成果といえば、ハンパない。
米国のALS協会は、寄付金が1億ドル(103億円強)に達したと発表。(8月29日現在)

日本ALS協会にも10日ぐらいの間で2,587万円の寄付が集まり、わずかな期間で昨年のそれを上回ったという具合だ。(8月18~29日)

いっぽう、「チャリティを商業目的にしてはダメでしょ?」
そういう批判も集まった。
フジテレビの亀山千広社長や韓国サムスン電子(英国法人)をはじめ。

「売名行為でしょ?たんなる承認欲求の丸出しだ」。
FacebookをはじめSNSに投稿されるショーを見た人々から、そういう批判的な声もあがった。

著名人としては、ビートたけしさんや武井壮さん。
和田アキ子さんや大江千里さんなどが否定的なコメントをした。
「ちょっと違うんじゃないか」と。

なかには、ALSだけが難病ではないという声もあった。
(難病といわれる特定疾患は130ほどある)




慈善活動というのは、個人の思想に委ねられるもの。
それゆえ賛否両論があったりする。

そもそも、日本での寄付に対する文化もあるかもしれない。

というのは、日本の寄付額は米国(世界トップ)の20分の1程度に過ぎないワケで。
(日本 約1兆2,500億円) - (米国 約24兆円)
Facebookでの「いいね」とは、少々ワケが違う。

金城武さんではないが、いずれにしても「一時の流行」ではないことを願うばかりだ。

家族が支える介護というテーマ


個人的には、チャリティとしての目的は果たしたのではないかと思う。

前述のとおり、とてつもない寄付金を集めたのだから、それ以上でもそれ以下でもない、というような。

ただ、唯一思うことはある。
というよりは、希望的なものかもしれない。

患者や要介護者を支えられる家族、この人たちにもスポットが当たるキッカケになれば、という思いでもある。

というのは、不治の病的かつ慢性的というのは、家族の介護が必要になる。
治療が見込めない患者は、家に帰されてしまうワケだから。

(ウチのオヤジもある難病を患っているのだけれど、病院では過ごさせてもらえない)

高齢的な介護にしても然りで、とくに在宅ともなればハンパない負担が家族にはつきまとう。
(肉体的にも精神的にも、経済的にも)

さらに「期限なき」となれば、少なからずの「苦」がつきまとうだろう。
(それを理由に会社を辞めてしまう方もいるぐらいで)

介護とは、家族がチカラを合わせて。
これが基本だとは思う。

が、何らかの限界を超えてしまったら?
(介護保険というモノが、一応あるけれど)

アイス・バケツ・チャレンジの趣旨と外れるのは承知の上だが、いずれの要介護者を支えられる家族。
この方々にも、何らかのスポットが当たるキッカケになれば。

個人的には、そういう視線で見ていた次第である。

ではでは。