複数のアイデアや意見が出たとき、どうするか?ムリヤリまとめない方がいい。 | No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

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企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

こんばんは。

仕事が終わりエスニックのお店へ。
どれもがスパイスの効いたお料理。
空きっ腹に染みわたる。



「辛いけど甘いとは、いわゆる絶品かも」


複数のアイデアや意見が出てきたとき、どうするか?


あることに対して複数のアイデアや意見が出ること。
これは普通にある。

このとき、どうするか?
角が立たないように取り入れられそうなモノをミックス?

個人的には「単なる調整」はしない方が良いと思う。
中途半端になるし、その後の検証がムズカシクなるから。

まず中途半端とは、あらゆる個性が失われてしまう。
たとえば赤と青と黄色を混ぜたら、何色になるか良くわからない。
つまり、赤を好む人に届きづらくなってしまう。

つぎに検証がムズカシクなるとは、仮説自体が曖昧になるから。
つまり、それが正しかったのか間違っていたのか?
そもそもの前提が分かりづらくなる。

いずれにしてもテストをしてみない限り、どれが正解に近いかは分からない。
だから「アイデア①」・「アイデア②」といったように個別に試してみる。
時間差があってもいいし、ツールや媒体を分けてみてもいい。

その検証から分かったことを含め、次回の仮説へと繋げる。
その方がダンゼンにブラッシュアップしやすい。


ちなみに、上下関係がモノを言うありがちな展開。
これはナンセンス。

上司や先輩のアイデアや意見が、必ずしも正解に近いとは限らないし、経験量が少ない人が劣っているワケではない。

大切なことは1回キリのバクチではなく、つねに次回があるということ。

だから、出てきたアイデアや意見をムリヤリまとめる必要はないし、誰かの顔色を気にする必要もない。

もちろん結果的に不正解だったとしても、だれのせいでもない。

ひとつひとつを丁寧にね。
ではでは。