こんにちは。
最近読んでいた本
「あなたに会えてよかったといわれる最上級のおもてなし」
を読み終えました。
著者の豊澤さんは元JALのCAで
輝かしい実績の持ち主なのですが
その経験を基にした視点で「おもてなし」を語られています。
どれもみな「なるほど」ですが、
勝手ながら豊澤さんの「仕事への覚悟」が
伝わってきた部分がありました。
そこにはこう書いてあります。
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「おもてなし」の、その先にあるもの。
それは、お客さまも笑顔、自分も笑顔という共感。
そこに感動が生まれる。
それは感動させるのではなく、
自然に感動が湧きあがってくるもの。
伝えるものではなく、伝わるもの。
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この一文だけでは分かりづらいと思いますが、
この本の「まとめ」というか、言わんとするところ。
そう受け取れます。
誰にとっても楽しい仕事、やりがいがある仕事が
存在しているワケではありません。
では、仕事の捉え方が人によって違うのは、なぜか?
と考えれば、結局は「覚悟」だと思えます。
言い換えれば・・・
仕事を楽しむ工夫ができる人。
やりがいを感じて仕事をしている人。
こういう人は「仕事に対する覚悟」があるんじゃないか、と。
というのは・・・
どんな仕事だって大変ですからね。
苦労だって、泥臭いことだってあるし、
いつもウマくいくワケじゃない。
腹が立つこともあるし、
心ないコトバを言われることもあります。
だから、できない言い訳をするのも、
自分を甘やかすこともカンタンです。
仕事とは「だれかのため」によって成り立つもの。
つまり、自分ではなく「だれかのために」
という覚悟がなければ・・・。
豊澤さんが言われる
「お客さまも笑顔、自分も笑顔」というコトバ。
お前は「覚悟」を持って仕事をしているか?
それはどれほどのものか?
そう問われている気がすると共に
あらためて「仕事」について考えさせられたコトバでした。