賛否両論あるムズカシイ改革論! | No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

こんばんは♪


ミーティングが終わり
神戸のホテルの部屋で赤ワインを飲んでます♪




コンサルタント佐藤琢也のオフィシャルブログ
      「リラックスする、ひとときです♪」




ご存知のとおり・・・

ひとりの尊い命が失われてしまった。
という、悲しい出来事があった大阪市立桜宮高校。


体育科としての入試中止には、

受験生や在校生を思う気持ちから、
賛否両論の声が上がっていますね。



ミーティングの合間にも
話題になったんですけどね・・・

みなさん、それぞれの考えがあり、賛否両論でした。



ただ・・・

どんな決定をしたとしても、反論の余地が大きくある。
そういうムズカシイ話でしょうね。



ボクも一連の報道を
興味を持ってみてたんですけど・・・


限られた時間の中で・・・
これだけの意見がある中で・・・


二度と悲劇を繰り返さないための
「学校の再生と改革」を・・・


「橋下市長は、どうやってするのだろう?」
「利害が絡み合う組織を、どうやって動かすのだろう?」


そういう側面も見ていました。



一部では・・・


予算という権限を持ち出すなんて「強引だ!」
という声が上がっていましたが・・・


「再生・改革」をスピード感を持って実行するため、


そして・・・
悲しい出来事を風化させないため・・・


「まずできる方法」だったのでは。
と、ボクは感じます。



たとえば・・・

「みんなの意見を聞いて回って、調整しながら」

という方法をとっていたら・・・


「まぁ今回は、いままで通りで。
 それから時間を掛けながら、おいおいやっていきましょう。」


と、なっていたんじゃないかな。
・・・と。



あるいは・・・


「もっと時間をかけて議論していこう」


としても・・・
結局は「意見の調整」で終わってしまう気がします。



そんな感じで・・・
意見を調整するための時間ばかりがたち

本来の目的である「再生と改革」は、なかなかできないんじゃないか。
・・・とね。



そして・・・
一番コワく感じるのは・・・


時間が経ちすぎてしまい、
この出来事が、人の心の中から風化されてしまうじゃないか?


ということです。



コンサルタント佐藤琢也のオフィシャルブログ
        「風化させてはいけません。」




今回の目的は・・・
二度と悲劇を繰り返さないための「学校の再生と改革。」



ただ・・・
ひとくちに改革といっても・・・


「風習や文化」とは・・・
根っこから、ガラっと変えていかないと・・・
なかなか本質は変わらないもの。



学校を取り巻く背景には・・・


市教育委員が握る、教職員の人事権であったり
校長先生の権限が、すべてに及ばない現実があったり、


さまざまな立場、思惑や都合、しがらみなどが
絡み合う現実がある。



そういう背景も含めながら・・・
そして、いままで何も変えられなかった体制や組織を見ながら・・・


「真の改革を進めていくためには、これがベストだ!」


と、思う方法を・・・
橋下市長は選ばれたのだと想像します。




「組織を動かす」ということは・・・


今回のように・・・
批判を浴びたり、悪者にされてしまうことがある。


もし違う選択をしていたとしても・・・
同じように、なにかしら言われると思う。


どんな話であっても、
全員一致とは、なかなかナイからね。



だけど・・・
それを恐れてたら、なにも変えられない。
ずっと続く、いままでの延長線上のまま。



今回の「再生と改革プログラム」がスピード感を持って行われ、
桜宮高校に通われる生徒さんたちにとって
より良い教育の場となっていくよう期待しています。