こんばんは♪
二十四節気でいえば、大寒の今日この頃。
1年でもっとも寒さが厳しくなる時期ですね。
風邪をひかないように気を付けないとね♪
さてさて・・・
「間抜けの構造」/ビートたけし(著)を
読み終えました。
「間」というコトバに惹かれて、手に取った本だったんですけど、
想像以上にオモシロく読みやすかった。
言われてみると・・・
日本には、たくさんの「間」がありますよね。
「芸」の間であったり、
「漫才」の間であったり、
「歌舞伎」の間であったり、
「落語」の間であったり、
「映画」の間であったり。・・・とね。
また・・・
「床の間」や「茶の間」といった空間もあるぐらいで
ボクら日本人にとって、馴染み深いものですよね。
それと・・・
「間が悪い!」とか「間に合ってます!」とかね(笑)
その中でも興味深かったのは・・・
「間がイノベーションを妨げる。」という一節。
ここには、こう書いてあります。
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間とは、日本人の長所でもあるけど、短所でもある。
間を大切にするということは、
過剰に空気を読む文化でもあるわけ。
そうするとゼロから何かを生み出す能力が
どうしても弱くなる。
新しいものをつくるには
何かを壊さなきゃいけなんだけど、それが苦手。
結果、思い切ったイノベーションができない。
それは「ガラパゴス化」という言葉によく表れている。
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たしかに・・・
「間」を大切にし、過剰に空気を読む。
この状況は、色んな場面でありますよね。
もちろん、ビジネスシーンでもよく見られます。
それまでの仕組みを壊してまで
新しい仕組みをつくろうとは、なかなかしない。
前例がないことをなかなかやろうとしない。
「新しいことにトライしよう!」と掛け声を上げるけど、
結果、それまでの慣習や常識にとらわれる。
「間」とは長所だけど、短所でもある。
妙に納得しました♪
ちなみに・・・
映画を撮られていても・・・
カメラマンさん、照明さんが
なかなか言うことを聞いてくれないんですって。
そんな撮り方は・・・
「非常識だ」、「それじゃ映画にならない」ってね(笑)