「間」とは、日本人の長所だけど、短所でもある。 | No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

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企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

こんばんは♪


二十四節気でいえば、大寒の今日この頃。
1年でもっとも寒さが厳しくなる時期ですね。

風邪をひかないように気を付けないとね♪



さてさて・・・
「間抜けの構造」/ビートたけし(著)を
読み終えました。




コンサルタント佐藤琢也のオフィシャルブログ
 「(間)について、たけしさんが語ったものです」



「間」というコトバに惹かれて、手に取った本だったんですけど、
想像以上にオモシロく読みやすかった。



言われてみると・・・
日本には、たくさんの「間」がありますよね。



「芸」の間であったり、
「漫才」の間であったり、


「歌舞伎」の間であったり、
「落語」の間であったり、


「映画」の間であったり。・・・とね。



また・・・
「床の間」や「茶の間」といった空間もあるぐらいで
ボクら日本人にとって、馴染み深いものですよね。



それと・・・
「間が悪い!」とか「間に合ってます!」とかね(笑)



その中でも興味深かったのは・・・

「間がイノベーションを妨げる。」という一節。



コンサルタント佐藤琢也のオフィシャルブログ


ここには、こう書いてあります。


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間とは、日本人の長所でもあるけど、短所でもある。


間を大切にするということは、
過剰に空気を読む文化でもあるわけ。


そうするとゼロから何かを生み出す能力が
どうしても弱くなる。


新しいものをつくるには
何かを壊さなきゃいけなんだけど、それが苦手。


結果、思い切ったイノベーションができない。

それは「ガラパゴス化」という言葉によく表れている。


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たしかに・・・
「間」を大切にし、過剰に空気を読む。

この状況は、色んな場面でありますよね。



もちろん、ビジネスシーンでもよく見られます。


それまでの仕組みを壊してまで
新しい仕組みをつくろうとは、なかなかしない。


前例がないことをなかなかやろうとしない。


「新しいことにトライしよう!」と掛け声を上げるけど、
結果、それまでの慣習や常識にとらわれる。



「間」とは長所だけど、短所でもある。

妙に納得しました♪



ちなみに・・・

映画を撮られていても・・・


カメラマンさん、照明さんが
なかなか言うことを聞いてくれないんですって。


そんな撮り方は・・・
「非常識だ」、「それじゃ映画にならない」ってね(笑)