バイオハザード7 無印にして元祖主人公であるクリスレッドフィールドについて考察。
↑別人説を一部巻き起こしたというイケメン顔。
いつからかゴリラ🦍などとネットの玩具にされてる感のある可愛そうなお人(^-^;
今尚、戦う歴戦の戦士の歩み
時代は1998年の時期に遡る
当時、警察の特殊部隊STARS隊員だったクリスはラクーン周辺で起こる猟期事件調査の為
アークレイ山脈にて感染した犬の生物兵器の襲撃に遭い仲間達と逃げ込んだ洋館にて恐怖の一夜を過ごす事となる
ゾンビや生物兵器と化した怪物達を退けながら、調査の果て、事件の裏に製薬会社アンブレラによる非道な人体実験、隊長であったアルバート・ウェスカーが内通者という真実を知る
それが、アンブレラ、ウェスカーとの長きに渡る因縁が生まれる事となる。
僅かに生き残った仲間達と共に、生還を果たすも生物兵器の証拠の宝庫であった洋館が爆散、事件の黒幕アンブレラ社と内通してた署長ブライアン・ライアンズの口利きも合間って、事件の告発を誰も耳を貸さず、監視処分にされる等立場は危うくなる(相棒ジルの日記曰く、同僚に八つ当たりしたとか)。
真相を掴む為、長期休暇の名目の元
単独でヨーロッパへ出向き調査する事となる。
(RE2版では、耳を貸さなかった署長や上司への皮肉と悪意を込めた暗号メッセージを送っていた)
内心は妹クレアを巻き込まない故の処置だが、結果としてアンブレラ事件へと導く事になる。
ラクーン崩壊後、ロックフォート島の事件を知り合ったレオンからの連絡で知り、クレア救出の為単身島へ向かい、そこで死んだ筈のかつての部隊長アルバートウェスカーに遭遇し、ウィルスの力で超人と化した彼に殺されかけるも、再会を果たした妹と共に生還。
洋館事件より5年、合流したジルとアンブレラ最後の砦に眠る生物兵器討伐の為、後にBSAAと呼ばれる特殊部隊を率いてロシアにある研究所へと向かい最後の切り札、テイロスを葬りアンブレラとの因縁に決着を着ける事となる
もう一人、決着を着かねばならぬ宿敵を控えて…
アンブレラ崩壊より消息を絶った創設者
オズウェルeスペンサー確保の為、始まりの舞台を彷彿させる洋館へジル共に向かうが宿敵アルバートと対峙。
前述の常人を凌駕するアルバートに太刀打ち出来ず間一髪の瞬間、捨て身の行動によりウェスカー共にジルは奈落へと消える
心に大きな傷を残し更に1年後、生物兵器で商売をしている闇商人が潜伏しているロシアにて新たな相棒と共に、調査へ向かうがそこで待ち受けていたのは新たな生物災害、生きていた宿敵、それに操りの身となったかつての相棒ジルとの再会と対峙があったが、ジルを取り戻し彼女の助言も合間って、宿敵アルバートとの因縁に決着を果たした
しかし生物災害により決定付けられた彼の戦いは終わりを迎える事はなかった
呪われし因果
アンブレラ、アルバートとの決着を付けたと同時、自信の戦いに一区切りを打った物と考え後継者となる隊員達の育成に励む事を決意したが、彼が思い描いていた設計図通りに運ばなかった。
2012年、かつてアンブレラの負の遺産の影響で、バイオテロが混沌とした時代、ある紛争地域で新型のB.O.W調査に隊員共に踏み切るも
敵の罠に掛かり、目の前で仲間達が次々とB.O.Wへ転化、ショックで記憶喪失となり以降、酒に溺れるまでに落ちぶれてしまうが、生き残りのバディ含めた隊員達共に立ち上がる事となる
新たなバイオテロの舞台で、自身を嵌めた仇を目にした事で記憶が戻るも、報復心に取りつかれ結果として仲間を見殺しにする
しかし、仲間の言葉で己を取り戻しかつての宿敵の名を騙るネオアンブレラ本部を生物兵器共に壊滅させるが、代償で自身の後継人に決めていたピアーズを失う。
生還後は引退を撤回、再び隊長として仲間共に
バイオテロへと立ち向かう決意を新たにする。
顔について
最後のさいごファンサービス的に登場した
クリスではあるがREエンジン仕様でリファインされた顔を見て「誰これ?」とクリス本人と気付かない反応が多く、それどころかあれはクリスを騙った別人と訳のわからない考察が多く出た。
流石にこれは作り手も予想外説(笑)
まぁ、それは無理もなく初期のイケメンから
10年経過後のクリスは対生物兵器用に肉体改造したムキムキマッチョになっていた(代償に陰でゴリラ呼ばわりされる羽目に)
更に実写版による逆オマージュもあってか
6の頃は、短髪に仕上がり🦍度が上がったとかでよりネタにされてた
そんな7の頃となると、REエンジンによる演者の影響もあるが、別人の様に細くなり顔もシュッとまるで一作目リメイク版の様にイケメンおじさんになっていた(それと同時に🦍度減)
敢えて擁護すると、6で殉職した後輩にして自身の後継者となり得たピアーズ含め仲間達の意思を継いだ証ともとれる。
また案外、着痩せする体質説もあり戦闘服で隠れてるので、チャームポイントの筋肉は目立たなかったのやも
それでもモールデッドの頭を生身で粉砕させる等、筋肉パワーは健在。
日本語音声担当が同クリス役の東地宏樹なので
吹き替えにしないと普通気づかないやも
年を経て若返る例でいえば某裁判の弁護士にも
居た↓
アンブレラと宿敵を冠した銃
クリスは新生されたアンブレラからの依頼で今回における作戦に参加した事が劇中のファイルで明かされており、所属であるBSAAは健在である。
だがクリス自身、己の人生を歪めたかつての敵を冠る組織に協力する事は内心納得していない様子、その事はオペレーターとの通信で明らか
そして何よりクリスの皮肉を決定付けるは、宿敵の名を持つサムライエッジ。
ロード画面で手に取るクリスの複雑な心境。
いずれにせよクリスはかつての因縁である
アンブレラとの契約、アルバートの名を冠した武器を手に戦わねばならない姿は皮肉としか言い様がない
クリスがモニターを破壊した意図?
クリスはE型菌のデータが他の組織に渡らぬ様
モニターごと破壊。
その結果、ルーカスが何処に送ろうとしていたかデータの中身が何だったのか解らず仕舞いとなった。
特異菌が他の組織に渡る事になれば
それこそ世界が破滅しかねない大惨事になるのは目に見えてるのでやむを得ない判断なのは解るがモニター画像を見る限りデータ送信完了までは、まだ半時間の猶予があり
そのままシャットダウンかすれば止められただろうしデータを解析出来る余裕があった筈だ
そうしなかったのかは、口にしていた
新生アンブレラへの不信感であろう、クリスは青アンブレラの事は一切信用しておらず例え贖罪だのいっても信頼に値するか今までの流れから怪しいのは明らか
データを解析するのがBSAAのだけならまだしも
依頼人であるアンブレラが関わるなら当然彼らの元へ送られるデータがどんな使い方するか大方察する
マシンを破壊したのは、BSAAとしての使命感か
クリス個人の意思なのか…
いずれにせよ新生アンブレラの目的は、ルーカスの確保(含めた研究データ奪取)なので、クリスの判断は組織にプラスともマイナスとも言えない(大方マイナス説)結果に
その責任としてベイカー邸しゅうへんに残留してるカビの調査とモールデッド等の殲滅だろう
not a hero
題名「not a hero」(英雄ではない)通り、
クリス自身「英雄なんて幻想」とヴェンデッタにて否定している。
元より殉職率の高い本業もあるが、生物災害に関わってからクリスは仲間達の死を目の当たりに、その度生還を果たすも肉親をも巻き込む程にバイオテロとの戦いに投じ、宿敵アルバート亡き後も因果は続いてる。
バイオテロを解決してるのだから、世間的目線では彼は英雄である…同時に対峙するb.o.wは元は人間だった物が殆どでヴェンデッタの顛末上、元に戻せる可能性があった者達を葬ってしまっている
アルバートの息子ジェイクと対峙した際、復讐に囚われた自身の様に憎悪の感情も向けられこの事からバイオテロを解決した英雄の一方、父親の仇というカルマも背負い
更にルーカス確保の際、潜入したアジトにて
彼の策に掛かり隊員が全滅する等、生還はクリス一人だけとなった
それでも使命の為、戦い続ける彼自身が外伝にて自覚してる事を示す、「7」時の服装がハンクと似てる説がある様に、not a hero のビジュアル絵が過去のハンク主人公のthe 4th Survivorと奇しくも酷似した物。
仲間達が次々と殉職していく中、唯一彼のみ任務を果たし生還する姿は皮肉にも「死神」と呼ばれたハンクと一致しており
not a heroの元ネタ「l am a hero」と共通し
英雄であると同時に死神であると自覚している。
しかし、生物兵器の悲運を断ち切る死神であろうとも、かつて道を託す筈だった部下や仲間達の意思を継ぐクリスは一筋の希望として、その生涯をバイオテロ根絶の為に捧げるのだろう
光が差す方角へ向けて歩くショットも
6のクリス編ラストを意識させている事から物語る
クリスに何かが起こる?
ベイカー事件より数年、救出して知り合った筈のイーサンを襲撃、更に彼の目の前で妻ミアを殺害、娘を奪うといった従来のクリスからは想像が付かない凶行。
ヴィレッジの象徴的にクリスの顔半分が獣と化す衝撃的ビジュアル
これが、クリス自身の意思によるものかBSAAに依頼した新生アンブレラの関与か、現時点では不明
ただ、イーサンを襲撃したコート姿がかつてのアルバートを彷彿とさせる物から、複雑な立場に立たされてるのは間違いない
ビジュアルをそのまま組み取るならば
クリスB.O.W化
狼を思わせる姿は、クリス自身が何らかの形で
変異する可能性があり、うつむいてるクリスの目元をよく見ると、ヴィレッジの感染者と共通する痣の様な物が見える
この事からB.O.Wへ変異する可能性が高いが、無論かつてのプレイヤーの分身である思い入れ上、否定する声もあり、それは解る一方「アレは、クリスの偽物だ!」と陰謀論も(^-^;好きっスねソレ
まぁ…第一もし本気でB.O.Wと化するなら
キングなコング🦍になるだろうし
もう一つの説
獣と化したクリス自身の内面
BSAAの英雄としても、常人では考えられない程にバイオテロや生物兵器との戦いの歴史を歩んでいる
見方を変えれば、クリス自身B.O.W以上に常軌を逸した怪物であり、事情はどうあれ無抵抗の一般人を襲撃、死傷者まで出す一閃を越えた以上
恐らく以前のクリスに戻れない域に来てる。
「俺にはまだやらなければならないことが残っている」
「5」PV時、元をただせば人間の強欲で起こった壮大な人類同士のマッチポンプの中
クリスは自らの戦いの意義に自問自答していた。自らの果たす役割についても
ある男の物語が完結する
当初イーサンの事を示してるともとれたが、実の所クリス自身を示してるともみれる
というのも、時系列的に48歳の50手前の高齢化してきてるので、キャラとしても役割に限界が来る筈なので、シナリオ次第では花道を飾る可能性も
いずれにせよ、重要な役割を背負って関わるのは間違いなくクリス、BSAA、新生アンブレラそれぞれの立場の現状
イーサンに、メタ的な相棒であるプレイヤーに、どう向き合うのか、真実を知る為にバイオ買うだ?