進撃の巨人3の三話目です。同じ三が並ぶとややこしい感じもありますが感想。
「昔話」とタイトルなのと前回の予告から
てっきり一話まるまるクリスタ改めヒストリア中心回になるかと思いきや開始早々Aパート15分に満たない時間で語り終えられました。
今回明かされたヒストリア幼少時代エピソードにて生い立ちが説明され、見た視聴者も彼女の過去に「かわいそう」と多く同情の声が挙がった回でもあり
要するに、Aパートでは親がくそ野郎だった
それだけでもかなりエグいギスギスとした後味の悪いサスペンス並みの泥沼の親子関係で
そういう母親といえば龍が如く3にも登場してましたね(正直ああいうタイプにこそヒートアクションかませるイベント追加してもらいたいところ)
そう思ったら回想にも出てきたケニーおじ様には
声援を送りたくなったところ
とはいえ目の前であんな光景を目にすれば
一生物のトラウマとなるダイジェストながら想像してたのより苦労したのが解ります。
そんなファンの同情をよそに鼻血繋がりで
コラネタにするゲス野郎でスマヌ(^-^;
そんな三話における彼女の過去はあくまで
親子関係にシフトした回で、エンディングの歌詞での「石を投げる者には~投げられる者には」の部分やOPやエンドに出てきた実の親より親らしき人物に触れてない断片的な印象でしたがそうしたもっとエグい面は後々説明されると思われる。
(ところで大きな目は父親似だったのね(^-^;)
Bパートで団長であるエルヴィンの過去も明かされこれも後々本期の後半での伏線となりますが
今回A.Bパート共に共通しているのは両方とも親子関係に決して埋めることが出来ない溝がありどちらも突然の死別と残された子供に大きな遺恨を残しその遺恨が互いに越えて交わることの出来ない壁を決定付けてしまう現実の残酷さを描いてる。
その内容からも本作における壁に囲まれた世界に居る人々と壁の外側の世界で抗う人々など本作のテーマであり今後の展開の軸を表しており
現実における日本を含めた世界🌏共通の問題でもあるので他人事ではない一言でまとめられる興味深い回でした。
今回のお気にシーン
前回に引き続き、ハンジのどSっぷりが見所でもあった回。コミカル担当な印象もありますがps4版「2」プレイ後だとこの行動の背景には感慨深いものがあるね(2の主人公とはある種の姉弟というか今回のメインテーマにおける前述した親子関係に近い気も(^-^;)