12月14日にて配信されました Wシナリオにて
お話としては一応の区切りとなり
発売から早一年経過しレポート更新したものの
まだ語り足りない
解明されてない謎だらけのバイオ7ことレジデントイービル7についてアレコレ探求し解き明かす事を目的に ビンカード(bean curd) という架空のレポーターが「7」のベイカー事件について独自の調査で真相を探る設定のレポート企画です。
先にネタバレしとくとbean curdとは 豆腐
豆腐なのはバイオ2からの小ネタなのと
書いてあるレポートがネタバレがまず前提なのと
私個人の視点から見た解釈や推測で書いてるので
今後の展開次第によって説が当たることもなく
潰れることが予想しているので 豆腐みたいに潰れやすい当たるもはっけ当たらぬもはっけ
をテーマに更新していきますm(__)m
一回目レポートのテーマは
オマージュ トリビア
今作のバイオ7は歴代シリーズに様々なホラーを連想させる映画等の他作品へのオマージュネタが詰め込まれているホラーの幕の内弁当と見てますがその前に前回のレポートに書き忘れてどうしても触れたい
今作はあの幻のバイオの精神的続編?説
本作をプレイして全体に感じたことなのですが
幻のバイオ※と呼ばれたバイオハザード4のプロトタイプ版を意識したのかと思いました
※バイオハザード3.5その昔ゲームキューブ版発表時でpvまで作られる程予定されていた幻のバイオ4
幻覚ネタに不気味な人形等すごく連想し
全体の雰囲気がP.Tにも似てることを含め
本作はひょっとするとバイオ3.5とライバル作品でもあったサイレントヒル最新作「p.t」と幻で葬られた両作品が融合した精神的続編な気もします。
さてここから本題のオマージュネタについて
全体死霊のはらわたテイスト
本作で一番影響が強いと思われるのは
「死霊のはらわた」※を全体下敷きにしており
※サムライミ監督が素人の頃に撮った自主製作ホラーでありデビュー作。スプラッタの語源とも呼ばれるも実はコメディホラー。因みにリメイク版はスプラッタ性を強調させたグログロver
最初に訪れるほったて小屋の前、ベイカー家中庭の二ヶ所にブランコがあり
死霊のはらわたの舞台のほったて小屋前にも同様のブランコが壁沿いに配置されてる辺りや
豹変するミアの肥大した顔の皮膚は
死霊のはらわたで死霊に取りつかれ暴言吐きながら凶暴化する描写(違いは目は死霊のはらわたでは白目でしたがコチラは黒)で刃物や木材の破片で手をグサグサ突き刺す痛い描写やチェーンソウで腕切っちゃう等
死霊のはらわたをあからさまに彷彿させる
具体例としてヒロインの名前が「ミア」
死霊のはらわたリメイク版ヒロインの名前も
「ミア」と同名で序盤の心身不安定な様子や後で凶暴化して襲いかかるくだりに極めつけがチェーンソウを持つ姿もリメイク版で同様のシーンがクライマックスに出てくるので作り手はオリジナル版やリメイク版を参考に観賞したかのかも知れません
他にもゾイが拠点に使ってたトレーラーハウスは死霊のはらわたの続編TVシリーズ
「死霊のはらわたリターンズ」
(原題 ashVS evilldead)にも主人公が拠点としてトレーラーハウスが出てきたり
クランシーが手に刺さった釘を抜く場面もリメイク版でも刺さった釘を引き抜く同様の場面があり
これは不可避なネタバレですがラスボスが変異して人の顔が付いた植物の怪物になりますがデザインやシチュエーション等から死霊のはらわた2ラスボスです(主人公を捕まえ足から食べようとしてる辺りが特に)
過去作やホラーファンならニヤリとするネタ集
一作目オマージュの原点回帰ながらも全体死霊のはらわた等他作品を連想させる細かなホラーネタが散りばめられ多分数え切れないぐらいてんこ盛りで私が連想したネタを述べていきます
クライモリ
顔が一切不明な主人公イーサン、しかし着てる服装や終盤僅かながら確認出来る髪型等
クライモリの主人公とルックスが似ております(服の色こそ違いますが大体似た種類と強引に)
車で来るお約束のシチュエーションが特に(^-^;
ブレアウィッチプロジェクト
体験版や本編序盤のビデオテープで登場した
「スーワゲイターズ」の廃屋取材のシーン
シチュエーションからブレアウィッチプロジェクトで仲間とはぐれそのはぐれた仲間が地下で後ろ姿で突っ立てる姿とこのあと姿がよくわからない何かに襲われ録画が途切れるくだりが特に
悪魔のいけにえ
PV当時からよく言われていたベイカー家の食卓
テーブルの人肉料理に食べなと進めるマーガレットに薄ら笑いを浮かべるルーカスと美味しそうに酒を呑むジャック そして主人公イーサンは拘束されこのあと狂気の一家に追いかけられ回されるシチュエーションは言うまでもなく悪魔のいけにえの食人一家
クローバーフィールド
本編の随所に回想であり攻略する際のヒントして登場したビデオテープ。そのビデオを挿入する際の砂嵐の読み込み画面はクローバーフィールドの導入部。
Rec
マーガレットに見つかったミアがカメラを残して録画画面の奥の暗闇に連れ去られるくだりも
RecというカメラマンのFPS視点映画を見たら
「あっどこから見てもRecだぁ」
Saw
後半から長男のルーカスが仕掛けた
ワイヤー爆弾、偽のパスコードで発動するトラップ、脱出させる気のないクランシーを陥れたバースデイ、あと日本版ではカットされ海外版で首なし死体の断面図に手を突っ込んで中に仕込んだ鍵を抜く悪趣味な場面にsawの犯人ジグソウを彷彿させ発禁フッテージ「21」でずた袋を被せられてる男の名前がホフマンなのもジグソウの後継者として暗躍したホフマンと同名(バイオと本家ではまるっきり立場が逆です(^-^;)
13日の金曜日or冷たい熱帯魚、シャイニング
主人公を執拗に追い回すジャックベイカー
背後からじわじわと凶器を振り回し襲い掛かり
例え倒されても復活、瞬間移動をしたとしか思えない不自然な移動による壁破壊シーンは
13日の金曜日の不死身の怪物ジェイソン的でまたハイテンションに喋る姿はユーモラスだが残虐さが強調してる辺りは悪魔のいけにえの保安官パパというよりはそれをモデルにした和製版である
冷たい熱帯魚のでんでんさんを連想しますが
ファミパンおじさんの元ネタとなったとされる
スティーブン・キング原作サイコスリラーの
「シャイニング」にてジャック・ニコルソンが怪演した同名の人物がユニークに喋りつつも狂気な行動に背筋を凍らせる点なども彷彿。
因みに13日ネタといえばもうひとつ
バッドエンドルートでのミア戦でイーサンに囁くエブリンの台詞も13日のキキキママの音に共通。
ミザリー&スペル
ベイカー家の狂気の母 マーガレット
シチュエーション的に近いのがフッテージ収録
「ベッドルーム」の元ネタと思われるのがコチラのミザリーというホラー映画。
ベッドに縛り付けられた主人公が魔女の部屋からの脱出を試みるシチュエーションに魔女の気に少しでもさわれば手痛い制裁など
因みに口からムカデや虻の様な昆虫をクランシーにぶっかけてくるなどはスペルを連想
I AM A HERO
クリスを主役とした「not a hero」(英雄でない)
そういえばどこかで聞いたなあと思ってたら
「I AM A HERO」でした。
ショットガンを持つ大泉洋と
トールハンマーと強化版を手にするクリス
私は英雄 と一般人から英雄に
英雄でありながらもそうではない歴戦のプロ
両作品の共通のテーマとして英雄というよりは「死神」という言葉が当てはまるから似て非なるってことかな
そう思うとある種一般人のイーサンと
歴戦のプロであるクリスとの対比になってる気も
ディセント
キャビン
生物災害事件の裏には人為的な組織が絡むのは
シリーズのお約束ですが映画で連想したのは
キャビンというホラーの背景には監視や実験し
それらの怪物を操る組織の手による物だったメタホラーを思い出します。
キャビンを振り替えっての余談ですが
本作はある人物による意図的な思惑が裏に絡んでいたとみれば7の見方が変わります。
ルーカスのパスワード
ベイカー家長男、ルーカスが用意したバースデールームに入る為のパスワードは変更する事があり「1408」「1146」「7500」の三種が確認されているが実はこの数字を調べると同名のホラーないしミステリー映画の題名であった事が解った。
呪われた部屋に入ると出ることが出来なかったり炎上するシーン等1408号室に近い気も。
フッテージ
本編事件後、ベイカー家から押収された
発禁テープこと番外編のビデオテープ集
こちらも同名の映画があり何者かが撮影した惨劇が納められたフィルムを辿っていくという話も共通しております。
エスター
アナベル
バイオハザード7で事件の発端となって登場する
タンカー、絵画によると船の名前が
「アナベル」号
アナベルといえば死霊館に登場する同名の人形を彷彿させリベレーションズ2とコラボ?でバイオファンの鈴木史朗さんの宣伝pvがあり本作7ではオマージュということで実質コラボ?ということになりますのかね(^-^;?
そういえば死霊のはらわたに続きコチラにも
同名のヒロイン「ミア」が登場し7では映画とは見た目こそ異なるもののエヴリンとミアを模した人形が体験版の頃から意味深に登場したのは何か関係があるのでしょうか?
スプラッターハウス
化け物だらけの狂気の館、愛する人を探しに戦うといえば名作「スプラッターハウス」
その昔アーケードでちょっとさわった程度なのですが(^-^;
個人的に本作7に一番近い気がしますし
後に怪力パンチなジョーの登場により確信。
実はカメヲ出演していた あるゲスト
本作はキャラは実在の人物の顔を取り込んだ
すっかりお馴染みのフエイスキャプチャーによるCG出演と声はモデルとなった人とは別のキャスティングされておりますが
ここで気になる名前が一人おり
劇中で回想の為だけに存在してるような役で
あっけなく退場になる 「アラン」の英語ボイスアクターに「キップパルデュー」の名前が

何故か日本語のページでは見つからなかったのですが英語サイトとようつべにあった写真によるとどうやらご本人らしく
キップパルデューさんとはかつてブラピこと
ブラッド・ピットに継ぐとも呼ばれたイケメン俳優で数年前当ファンクラブもあった程みたいですが今やすっかり「あの人は今」のマイナーな役者となりました(今でもネット配信のTVシリーズでちょいちょいと出演されてるみたい)
最後に映画出演したのは ホステル という
面白半分に人を拷問して快楽を得る殺人組織に捕まって案の定拷問されるという人間の暴力性を描いたイーライ・ロス監督による どSホラーでそのパート3の主演にして実は一番の悪役を演じた人でもあります。
↑こちらがそのキップパルデューさん
評価は別としていいゲスっぷりを演じられました
マイナーとはいえ かつてブラピと並ぶ程の役者でボイスではなく顔出しにしてもいいぐらいの人材ですよ(^o^;)
そういえばルーカスの設定や観光客が次々に神隠し式に行方不明になるとかホステルも反映さらてそうな
まさかこういう小ネタ式に仕込まれているとは
上記で挙げた以外にも様々なオマージュが隠されているやも知れない本作7について
次回は別のオマージュについてレポートしていきます。