俺と天国の君とのStory -34ページ目

16枚目




なんか胸にモヤモヤしながら
自転車をこいでいた


母に対する罪悪感から
来たのかもしれない


けど後戻りできなかった



そして
君の家に着いた


ピンポーン


パパ「はい?」

俺「娘さんの彼氏の...」

パパ「あ~.あっくんか
  門開けるから待ってて」

俺「はい」


パパさんが出てきた


パパ「こんな荷物持って
  どーしたんや?」

俺「ちょっと親と喧嘩して
 家出てきたんです」

パパ「お前やんちゃやなー(笑)
  まっ家上がり」


パパさんは俺を責めることなく
笑顔で俺を家に入れてくれた


君「どーしたーん?」

俺「あっ.親と喧嘩して...」

君「家出したんやろ?
 お母さんあんまり
 悲しませたらアカンで」

俺「わかってるけど...」

パパ「まぁ.色々あるねんな?」

俺「...はい」

パパ「よっしゃ
  ちょっとの間面倒見たるわ」

俺「そんなん悪いっす」

パパ「どこも行くとこないから
  ここに来たんやろ?」

俺「はい」

パパ「えぇからここで暮らし」

君「うちと一緒に住めるやーん
 だからパパの言うこと聞き」

俺「そうやな
 パパさん
 迷惑かけてすいません」

パパ「そんなんえぇから」


この時
ほんまに嬉しくて涙ぐんだ


君「うちの部屋に鞄置いてきー」

俺「うん」

君「同棲生活やな(笑)」

俺「ほんまやなー(笑)」



そして
俺は君の家で
お世話になることになった...




つづく

15枚目




次の日は土曜日だった



ゴソっゴソゴソ
俺は起きた


君は俺の横でまだ寝ていた

君の寝顔ほんまに可愛かった

ちょっとぼーっとしてると
はっ と俺は思い出した


俺「今日学校終業式やーん(焦)」

と一人で叫んだ


その声を聞いて君は起きた

君「うるさいなー
 なんかあったん?」

俺「やばいやばい
 今日終業式やねん」

君「やばいやんもう8時やで」

俺「またおばばに怒られるー」


君は笑っていた


俺「笑ってる場合ちゃうわ」

君「ほんま天然というか」



裸で寝ていた俺は
着てきた制服を着た


俺「てかなんで俺裸なん?」

君「パパがベッドまで運んで
 うちが服脱がしたった」

俺「パパさん俺のチンコ見た?」

君「見てない見てない(笑)
 パパがなーまだこいつには
 うちはあげられへん
 って笑いながら言ってた(笑)」

俺「やってもーたわ(ショック)」

君「こんなん話してる
 場合ちゃうやん
 早く学校行かなー
 うちは公立やから昨日で
 学校終わりやけど」

俺「ぢゃ行ってきますのチュー」

君「嫌ー(笑)」

俺「ぢゃ俺行かんー」

君「しょうがないなー(呆れ)」


チューをして
学校に急いで行った




学校は午前中までで
すぐに終わって
家に帰った


そこには
土曜は仕事が休みの母が
俺を待ち構えていた


母「そこ座りなさい」

俺「なんでー?」

母「何回言うたらわかるの
 学校ほんまに行ってるん?」

俺「行ってるわー」

母「毎日毎日どこ行ってるの?」

俺「もー別にえぇやん」

母「よくないわ」

俺「俺な女できてん
 そこで俺同棲してる」


母は呆れた顔というか
俺がこんな息子で悲しそうだった


同棲なんて嘘や
勢いで言ってしまった
けどもう後に戻れなかった

俺「もう今日から夏休みやし
 その間は帰らんから」

母「...」


母は無言だった
もしかしたら泣いていたのかな



こんなことを俺は気にもかけず
大きな荷物を持って家を出た



そして
君の家に向かった...




つづく