38枚目
試験が火曜から始まるというのに
全く集中できないほど
君が心配で心配でたまらなかった
けど
時間は止めることもできず
気付けばもう試験だった
もちろん全くできず
試験初日を終えた
この日は
火曜日で塾のある日だった
勉強なんてせずに
俺は塾の親友に相談した
俺「なぁー
ほんまにやばい状態(焦)
俺には何ができるんやろ?」
親友「そーやなぁ(悩)」
...
親友「あっ
今日会いに行ったれよ
お前彼女守るためやったら
今何も恐くないやろ?」
俺「うん
あいつだけは守る
そーやな塾終わってから
覚悟して家行ってくるわ」
親友「うんそれが1番や
うまい方向行くん願ってる」
俺「さんきゅ」
こうして
友達が背中を押してくれて
君に会いに行こう
という決心がついた
そして塾が10時に終わって
自転車で君の家に向かった
ピンポーン
パパ「はい?」
俺「僕ですけど...」
パパ「こんな時間になんや?
来る用なんてないやろ」
俺「お願いです
あいつに会わしてください
ちょっとでいいんで
ほんまにお願いします」
パパ「何回いうたらわかんねん
口で言われてわからんのか?
それやったら待っとけ
わかるまで教えたるわ(怒)」
そして
ドアが開きパパさんが
庭に出て来た
パパ「なぁ?わからんのか?(怒)」
俺「お願いします
会わせてください
ほんまにお願いします」
パパ「わからんねやったら
体でわからせたるわ(怒)」
土下座してた俺の髪を引っ張り
俺を殴りつけた
パパ「これでわかったか?
ノコノコこんな所来てるけど
よう俺に顔見せれるな
自分の立場わかってんか?
お前を誰も必要としてない
むしろ害なんじゃ
お前はゴミなんじゃ」
パパさんは俺に怒鳴りながらも
ずっと俺を殴ったり蹴ったりした
俺「..ぉ...おね..がいしま..す」
パパ「まだわからんのか
ほんましつこいゴミやのー」
ボコッ.ドス.バン
俺は殴られ続いた
中学時代は
よく喧嘩していたけど
こんなに殴られるのは初だった
このままだと
死んでしまうと思った
でも
君を助かるためなら
全然耐えることができた
ついに
俺は動けなくなった
意識はあったけど
もう何もできない状態になった
パパさんは
それを見て家に入った
数十分後ようやく少し動けるようになり
今日はもう帰ろうと思った
この時何かを感じた
そして辺りを見渡した
2階の部屋の窓から
君が俺を見ているのがわかった
たぶんずっと心配して
見てくれてたんだろう
俺はそんな君に
唇とかが切れた顔で笑って
ピースサインをした
「俺はこんなに殴られてでも
お前を守りたいって思うねん
だから1人ぢゃない」
そんなことを
このピースサインで伝えたかった
そんな君は手を合わせて
ごめんねサインをしたよな
でも
君の顔が笑顔だったから
俺はめっちゃ嬉しかった
ちょっとは
俺の気持ち伝えれたかな
ってそう思ったし
君の笑顔が見れたから
来てよかったなと思った
それから
俺は体を引きずりながら
君の家の門を出て
君と2人笑顔で
手を振りあってバイバイした
喋ることはできなかったけど
窓越しだったけど
会えてほんまによかったと思い
自転車を押しながら家に帰った
安心した俺は
体が痛いながらも
試験勉強に集中できた
いつか君にカッコイイ姿見せたいから
勉強も頑張ろうと思えて
気付いたら朝になっていた
AM4:50
ヴィーンヴィーンヴィーン
君のパパさんからの電話だった
また怒鳴られるのかと思っていた
俺「もしもし」
パパ「...起きてたか
あのな...」
...
...
俺「どうしたんですか?」
パパ「...娘がさっき亡くなった」
つづく
37枚目
ヴィーンヴィーンヴィーン
学校から家に帰ってちょっとして
友達から電話が会った
俺「あっ.もしもし」
親友「会って来たで」
俺「パパさん会わしてくれたんや
で.どうやった?」
親友「正直言うと
あんまりいい状態ちゃう思う
ご飯あんまり食べてないから
前よりかなり痩せたみたいで
あといつもみたいな
あいつの元気な声
ぢゃなかったわ」
俺「そっか(ショック)」
親友「でもあいつの部屋に
お前と撮ったプリいっぱい
貼ったり飾ったりしてた
お前に逢いたい言って
あいつずっと泣いてた」
俺「こんな時こそ
俺が側にいなあかんのにな」
親友「お前が好きって思う気持ち
絶対伝わってるって
また何かあったら
いつでも俺使ってくれよ」
俺「ほんまにさんきゅーな」
親友「そんなんえぇって
ぢゃ.またな」
俺「おっ.おう」
君がこんな状態だと聞いて
ますます心配になった
何日か経っての日曜日
この日は
試験前最後の日曜日だったから
ずっと家で勉強してた
昼飯を食い終わり
勉強し始めた頃に
予想もしてないことが起きた
ピンポーン
俺「はい?」
「あっくん?」
俺「えっ...なんで?」
「あっく~ん(涙)」
声を聞いてすぐに君だとわかった
でも急すぎて唖然とした
俺「今ドア開けに行くから
ちょっと待っててや」
君「うん」
ガチャ
ドアを開けた途端
君は俺に抱き着いて来て
ポロポロ涙流してたよな
俺「どうしたん?
急にびっくりするやん」
君「あっくんに会いに来たねん
うち.このままやったら
自殺しちゃいそうやよ~(涙)」
俺「大丈夫か?
会えんくても俺は
ずっとお前のこと考えてるから
だからお前は1人ちゃう
俺らの子供も空から
俺らを見守ってくれてる
今日は泣きたいだけ泣きや
落ち着くまで一緒におろ?」
何があったのかと思い
両親が玄関に来た
君がいるのを見て両親は
君のパパさんママさんに電話した
数十分後
君のパパさんママさんが
車て家に来た
パパ「なんで会ってるんや?
もう会わんって決まりやろ」
俺「けど今こいつ精神状態
ほんまにやばいんです
俺が側にいなダメなんです」
パパ「お前は黙れ
お前あれらしいな?
最近知ったんやけど
地元で女癖悪いって
有名みたいやな
初めて会った時に知ってたら
絶対付き合わさせへんし
こんなことならんかった
お前みたいなたらしの側に
俺の娘置いとかれへん
俺が娘をちゃんと見守ってる」
俺「確かに女癖が悪かった
ことは認めます
でもこいつと付き合ってから
俺は変われました
だから今もこいつだけが
俺の大切な奴なんです
だから落ち着くまでは
側にいさせてください
お願いします」
パパ「無理じゃ
お前なんか信用できるか
おい.家帰るぞ」
君「あっくんは女癖悪くない
あっくんの悪口言わんといて」
パパ「うるさい
このアホに騙されんな
もう帰るぞ」
君はパパさんに引っ張られて
車にの中に入れられた
そして
その車は俺の元から離れていった
後部席の窓から
君が泣いてるのが見えた
俺もめっちゃ辛かった
君が辛い状態だとわかってるのに
何もしてあげれないことに
ほんまに自分に腹が立った
自分の勉強部屋に戻っても
君のことで頭がいっぱいだった...
つづく