ほんのちょっとの違いが大きな違い
連絡は密に
最近はSNSの発達で連絡の方法や内容が変わってきています。
個人間では当人同士の決め事で問題はありませんが、これが仕事上の連絡になるとそうはいきません。
SNS特有の問題として【既読】になれば相手が読んだと“思い込む”こと。
実際は内容までしっかり読んだかどうか分かりません。
仕事なら読んだ後に【かしこまりました】や【はい】などを返信して、確実に読んで理解したことを示す必要があります。
個人間のやり取りの感覚やルールを仕事上の連絡に持ち込むと、必ず問題が起こります。
たった一言を返すだけで連絡のキャッチボールが成立するわけですから、仕事の連絡には必ず返信を行いましょう!
無責任さ
【コスト意識】と聞くと皆さんはどういうイメージを持ちますか?
社会人では当たり前に持ち合わせていなければいけない【コスト意識】
出来る限り高効率に事業を行い、利益を出し、再配分する。
その為にコストコントロールは“全従業員”が行わなければいけない事柄です。
例えばAという事業所は従業員一丸となってコスト対策に取り組んで高い利益を上げています。
しかし、Bという事業所はコストコントロールが出来ず同じ売上、同じ従業員数で赤字を出しているとします。
この2つの事業所で給与は同じという事がありえるでしょうか?
Aという事業所の従業員は当然高い利益を上げているので賃上げを要求します。
会社はAの上げている利益をBという事業所が吐き出しているのでとても賃上げは出来ません。
この場合、会社は4つの選択肢があります。
1つ目は赤字のBの事業所の従業員の給与を下げて、その分Aの事業所の従業員の給与を上げる事
2つ目は黒字のAの事業所の従業員の給与を上げない事ずに、Bの事業所の従業員給与を下げる事
3つ目はAの責任者をBに移動させ、Bの責任者を降格させてBの事業所の業績を改善させ、Aの事業所の給与を上げる事
4つ目はBの事業所自体を閉鎖する事
普通に考えれば3つ目の選択肢を選びます。
しかし、実際はBの事業所はAから移動した責任者が相当優秀でない限り変わりません。
それはBの事業所のぬるま湯体質の方が楽なので、あの手この手で改善を妨害するからです。
皆さんならこのB事業所をどう改善しますか?
Bの事業所で働くすべての人が悪いわけではありません。
基本的に組織は責任者で左右されます。
皆さんのお店はAの事業所ですか?
それともBの事業所ですか?
皆さんの立場はAの事業所ですか?
Bの事業所ですか?
気持ちを変える
働くという事との権利と義務
自己保身
【お客様は神様です】の間違い
お店や会社は毎日モンスタークレーマーに対して対策に苦労をしています。
一番は日本人が根本的に間違っている【お客様は神様です】という言葉です。
この言葉誰が言った言葉かご存知ですか?
この言葉は演歌歌手の三波春夫氏の言葉です。
モンスタークレーマーが良く使う「お客様は神様なんだから何でも言う通りにしなさい」という表現について、この言葉を使われた三波春夫氏自身が本来の意味として使われていないという事で非常に気にされていたようです。
その為、現在でも三波春夫氏のオフィシャルサイトには、この【お客様は神様です】の“説明”のページが存在します。
ここで一部を引用させていただきます
(ここから)
三波本人が生前にインタビューなどでこのフレーズの意味を尋ねられたとき、こう答えておりました。
『歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払ってまっさらな、澄み切った心にならなければ完璧な藝をお見せすることはできないと思っております。ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。ですからお客様は絶対者、神様なのです』
(ここまで)
どうでしょう。
モンスタークレーマーが言う“神様”とはまったく意味が違うという事が分かります。
三波春夫氏は歌を歌うときに聴衆・オーディエンスに対して真摯に対峙するための心構えとして、“神様”を前に歌っていると思おうとされたのであって、聴衆・オーディエンス側が思う事ではありません。
【お客様は神様です】はお店側が思う事。
お客様側が思う事ではないのです。
この事をしっかりサービスを提供する側が理解して仕事に取り組みましょう。
そして良く勘違いをされていますが、この言葉は松下電器(現パナソニック)の創業者:松下幸之助氏の言葉ではありません。
松下幸之助氏は【お客様大事の心から発展が生まれる。お客様を粗末にする会社は崩壊する。】という言葉を残されています。
この言葉がお客様への対応の本質かと思います
。
そして勘違いのもとになった言葉が「お客様は神様ではなく、お客様は王様」という言葉です
これは著書の中で説明されていますが「国を守る王様の言うことを、ごもっともごもっととばかり言って従っていると、間違ったこともそのとおり行うことになり、国にとって良くない。むしろ、たまには、王様に苦言を言い、気付いてもらうことで、良い国づくりができる」という事です。
つまりお客様は何でも言って良いわけでもなく、お店側は意見や考えをしっかりと持ってお客様に伝える必要があるという事になります。
お店の現場では毎日モンスタークレーマーに苦労をしていると思いますが、今一度【お客様は神様です】という言葉の意味を考えてみましょう。
