淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」 -3ページ目

淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

 

 昨日の夜は、仕事が終わって、東京の仕事仲間たちと夕食を摂りながら居酒屋で懇談会。

 その前日も青森市内の某料亭で定例の懇談会があったので、これで2夜連続の飲み会だ。

 ランニングが出来ないっ・・・。

 困った。練習不足が深刻だ。このままでフルマラソンが走れるんだろうか・・・。そんなことがふと頭を過ぎるので、心底飲み会自体を楽しめない。

 懇談会が終わってホテルへと戻った。

 7階の部屋に入って、ベッドに身体を放り投げてテレビを点けた。

 テレビ朝日「報道ステーション」。

 京都府南丹市園部町の山林で遺体が見つかった、安達結希君の事件の続報が知りたかったのだ。

 それにしても不可解な事件だ。

 早く真相が明かされることを期待したい。

 

 

 結局、次々とテレビの報道ニュースを観続け、眠ったのは真夜中だった。

 それでもいつものように朝の7時に起きて、8時にはホテルの朝食会場でひとり食事を摂った。

 今日は午前中、都内での打ち合わせが入っていて、それが終わったらそのまま午後イチの新幹線に乗って青森へと帰ることに。

 

 

 午前中の仕事が終わり、乗り換えの「渋谷駅」。

 休日でもないのに、渋谷周辺は大混雑していた。スクランブル交差点を横目で睨み、山手線に乗って「東京駅」へ。

 4月の東京は爽やかな風が吹いている。

 

 この街の優しい春の匂い・・・。

 

 

 高校生の頃、アルバイトをしながら必死で貯めたお金で、夏休みと冬休み、それから春休みになると、いつも東京へと遊びに出掛けていた。

 親戚が、埼玉の蕨と、神奈川の横浜にそれぞれ住んでいたので、その両方の家に転がり込み、毎日、新宿や銀座や横浜の街へと出掛けては、当然にしてお金なんてほとんどなかったので、繁華街をひたすら歩いたり、安い料金の映画館で3本立ての映画を観まくったり、たまにコンサートに行ったりして東京中を駆け回っていたのだ。

 今にして思うと、転がり込んだ先の親戚たちはいい迷惑だったと思う。

 とにかく、東京だった。高校生のころは。

 一刻も早く、高校を卒業したら東京に行く。必ず行く。そして夢を絶対に叶えてやる。

 そればかりひたすら考えていた。

 

 

 そんな、東京の街をあてもなくぶらついていた、あれは確か夏の頃だったのではないかと思う。7月だっただろうか。

 四谷の駅を降りてふと赤信号で止まっていると、歩道の先に「上智大学」が見えたのだ。

 ああ、上智かあ・・・この大学の外国語学部も行ってみたい大学の一つなんだよなあ・・・でも難易度滅茶苦茶高いしなあ・・・そんなことをぼんやりと考えながら、大学生でもないのに、大学の正門からぶらりとその中に入ってみたのである。恐る恐る・・・。

 

 

 大学自体、まだ補講とか授業とか前期の試験とかがあったのだろう、まだ夏休み前のキャンパスは多くの学生たちが行き交っていた。

 その華やかな風景といったら、もう!

 当時の上智って、一部だろうけど講義教室がキャンパスから丸見えになっていて(そう記憶している)、蔦が絡まる煉瓦造りのお洒落な建物の窓越しに、講義を受けている学生たちの姿が見えたのだ。

 まるでモデルのようにしか見えない美し過ぎる女子学生や、爽やかで清潔感溢れる男子学生たちが、熱心に先生の講義を聴いているではないか!

 なんか青春してる!

 これぞ、煌びやかなキャンパスライフ!

 これこそが東京生活なんだ!

 そう思ってしまった。っていうか、そう擦り込まされてしまったのだ。

 案外、今にして思うと、その過去の記憶を自分勝手に大きく広げてしまっているだけなのかもしれない。

 記憶は嘘をつくっていうし・・・。

 ただ、その光景を見てカルチャー・ショックを受けたことは紛れもない事実で、過去の薄れた記憶に自分の虚構を少しばかり塗り込んだ部分もあるかもしれないけれど、確かにそういう美しい大学の一風景を見たという記憶は事実だ。

 

 

 そして今、その美しい風景を見てから数十年経った今、4月の暖かな風に吹かれながら、こうしてまた四谷の駅前に立つ自分がいる。

 K省の外部団体との四谷での打ち合わせ時間までまだ少し時間があって、街の周辺をぶらぶらと歩きながら。

 お洒落な鞄を背負った大学生たちが、お喋りを交わし、太陽が降り注ぐ歩道を楽し気に渡っていた。

 こうなふうに、東京の街はいつものように忙しなく、そして圧倒的に明るく輝いている。

 

 そしてもう、あの頃には二度と戻れない自分がそこにまたあてもなく立っている・・・。

 
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 前作「リブート」も期待通りの面白さだった、TBS「日曜劇場」枠ドラマ。今週の日曜日からは、また新ドラマが始まった。

 「GIFT」だ。

 今回はスポーツもの。これだけで期待値は爆あがりする。とにかくスポコンものに目がないのだ。映画でもテレビでも、スポーツをテーマにした作品に、ほぼハズレはない。

 そしてなんと今回扱うスポーツは、車イスラグビー。いわゆる「マーダーボール(殺人球技)」とも呼ばれる超過激なスポーツだ。

 新ドラマ「GIFT」は原作のない完全オリジナル・ドラマということで、主演が堤真一。その脇を固めるのが、山田裕貴、有村架純、吉瀬美智子、安田顕・・・豪華な布陣となっている。

 その初回拡大版を観た。

 

 

 物語の主役は、ブラックホールの研究が専門の、天才大学准教授宇宙物理学者の伍鉄(堤真一)という変わり者。彼の登場シーンからスタートする。

 彼は純粋な心を持ちながらも、その天才過ぎる思考と周りの空気をまったく読まない性格ゆえに周囲の人を暗い闇に落としてしまうことで、みんなから煙たがれ敬遠されていた。

 一方、雑誌記者の霧山(有村架純)という女性は、編集部の上司から車いすラグビーの連載担当を命じられ、最強チーム「シャークヘッド」の取材へと出向き、その凄まじい迫力に圧倒されるも、それとは真逆な、やる気のない弱小チーム「ブレイズブルズ」の練習風景をも目にすることに・・・。

 こういうスポコンものって、ほぼラストはお決まりの展開になるのだけれど、その予定調和な結末を知ってはいても、やはり熱くなる。それこそがこのジャンルの圧倒的な強みなんだろう。

 TBS日曜劇場「GIFT」、まずは滑り出し〇ですね。

 

 

 そのTBS日曜劇場「GIFT」を観終え、すぐさま「テレ朝」へとチャンネルを替えた。

 これまた新しく始まったドラマ「エラー」を観るためだ。畑芽育と志田未来がW主演を務めるサスペンスだ。

 ドラマは、主人公のひとり、未央(志田未来)の母親(榊原郁恵)がビルの屋上から転落死するシーンから始まる。

 転落死自体は自殺と認定されるものの、路上にいて転落に巻き込まれた男性は意識不明の重体に陥り、母親の死亡によって取り残された娘の未央は、周りから非難され、住んでいたアパートから引っ越すことを余儀なくされる。

 その引っ越しの日、依頼していた引越し業者から、ユメ(畑芽育)という名の女性作業員が派遣されてくるのだが・・・。

 

 

 初回のラストは衝撃の展開。

 こうきたかぁ・・・思わず唸ってしまった。

 ネタバレになるので詳しくここでは書けないけれど、ここまで語られちゃうと、この先、どうやって物語を引っ張っていくのか、ちょっと心配になってしまうほど。

 初回を観た限り、ドラマ「エラー」、今後の展開が期待できそうだ。

 

 今日の日曜日もまた、朝から猛烈な風が街中を吹き荒れている。それなりに気温は高く天気もいいのだろうけれど、体感気温はかなり低そうに感じられた。

 朝は遅めの8時に起床。

 トーストした食パンにママレードとバターを塗って、あとはバナナにヨーグルト、それにヤクルト1000を1本。珈琲。

 今日は午前10時から「O市民センター」でヨガ教室を予約してあるので、車で出かける。45分間の「陽ヨガ」と15分間の休憩を挟んでの「リラックス・ヨガ」の2本立て。

 連日、走り込みしているので(いつものように大会ギリギリになってからの慌てた走り込みですが・・・)、こういう全身の筋肉をほぐすヨガは本当に痛気持ちいい。

 終わってちょうどお昼。

 家に戻ってすぐさまテレビを点けて「Disney+」。

 金曜日の夜から新たに配信された、「おつかれさま」IUと「ソンジェ背負って走れ」のビョン・ウソクが共演した、話題の韓国ドラマ「21世紀の大君夫人」を観るためだ。

 金曜日の夜遅く第1話が配信され、土曜日の夜が第2話の配信だった。土曜日の朝起きて直ぐに初回を観たので、続く第2話を早速観ることにしたのだ。

 

 

 物語は、もしも 21 世紀の韓国に王室が存続していたらという架空の設定で、その王家の次男ビョン・ウソクと財閥令嬢IUの出会いから始まってゆく。

 韓国財閥の令嬢ソン・ヒジュは少し傲慢で気の強い女性経営者。しかも、腹違いの兄がいて自分は婚外子というコンプレックスを抱えながら生きている。

 一方、イケメンでクールな佇まいのイ・アン大君は、韓国国民から愛される王族のひとりとして圧倒的な⽀持を受けているにもかかわらず、王家の次男という立場から、皇室内でも危うい位置に甘んじていた。

 そんなある⽇、ふとしたことからふたりは出会い、互いの異なる目的のため、「契約結婚」を交わすことになるのだが・・・。

 

 

 まだ1話と2話までしか配信されていないので、ドラマの評価なんか出来るわけはないけれど、とりあえず2話までを観たなかでの感想を述べると・・・。

 うーん・・・かなり期待して楽しみに観たのだけれど、ちょっと単調な展開に終始していて、いつもの韓国ドラマ・映画にあるような、スピーディでハラハラドキドキ感(この感覚って別にアクションやサスペンスのジャンルじゃない、恋愛ものだっておんなじだろう)がない。

 つまり、「ああ。早く次の展開が観てみたい!」という、あの高揚感とやみつき感がないのだ。

 たぶん、ここから段々と盛り上がってゆくのかもしれないが・・・。

 よしっ。次回からの展開に期待しよう。

 

 昨日の夜から激しい風が街中を吹き荒れている。

 朝起きたら、憂鬱な空から雨が落ちていた。雨かあ。折角、今日は長距離を走ろうと思っていたのに・・・。

 仕方がないので、目覚めたものの、そのまま目を瞑ってぼんやり色々と考え事をする。

 でも、何らかの結論なんてそんな直ぐには出るはずもなく、深い溜息をつきながら蒲団から抜け出し、玄関に新聞を取りに降りた。

 朝刊一面に、【トランプ岩盤 戦争初めても崩れず】の大きな文字が踊っていた。

 それにしても、何なんだ一体?

 アメリカ国内では、やりたい放題のトランプ大統領に対して、いまだに岩盤支持層が熱狂的に支持しているとは・・・。

 ああ、苛々するっ!

 

 

 世界を圧倒的な閉塞感が包んでいる。誰もが終末を心の奥底で感じ始めている。

 その中で生き続けてゆくことって、どれほどの疲労感を背負うものなんだろう?

 最近は、報道ニュースも見たくない。気が滅入る出来事で溢れて返っているからだ。ウンザリする。

 でも、そうは言ってもこうして無様な姿を晒しながら生きてゆくしか、術などほかにない。

 ああ。もういいや。何も考えない。

 身体を苛めよう。振り切ろう。

 走ろう。雨が降っていても。とにかく走ろう。汗を流そう。

 

 

 いつもよりウェアを厚着にして、スマホを左腕に装着し、Bluetooth専用のウォークマンを耳に当て、外に出た。

 雨が止んでいた。冷たい風が吹いている。

 少しずつ走るパワーがついてきたように思う。走っていても疲れなくなった。10キロくらいなら短く感じる。足も上がって来た。

 「青森県庁」通りの桜並木がピンクに色づいていた。その下を軽快に走り抜ける。

 Bluetooth専用のウォークマンから流れているのは、「BTS」、「矢沢永吉」、「サザンオールスターズ」、「竹内まりや」、「久保田利伸」、「パリスマッチ」、「古内東子」、「クレイジーケンバンド」・・・。

 それらをランダムに聴きながら、ひっそり静まり返っている「青森港」に出た。

 いつもの「合浦公園」に到着。でもまだ桜は蕾状態。全然、咲いてない。

 公園の東口でUターンしたら、突然、雨が降り出して来た。

 冷たい4月の雨だ。だんだん雨足が強くなってくる。

 でもこのまま走って帰るしかない。

 雨を浴びて全身がびしょ濡れだ。でも走っていることが楽しくて、それすら苦になんかならない。

 やっと家まで辿り着く。身体が冷えている。少し寒い。

 濡れたスポーツウェアを洗濯機に放り込み、そのままお湯を湯船に溜めてひと風呂浴びた。

 

 ああ。俺は生きている。

 

 「都市」だとか「都会」だとか「街」だとか、そんなWordにいつも惹かれる自分がいる。

 本州は最北端の「街」に住んでいるからこそ思うのかもしれない。「都会」への憧憬と強い思い入れ、そんなものが常にある。だから、地元の高校に通っていた頃も、とにかく卒業したら一刻も早くこの「街」から脱出して「東京」に行きたい、そればかり考えていた。

 そんな自分だったけれど、憧れ続けた「東京」という華やかな街に住んだら住んだで、日々の生活に追われ、理想と現実とのギャップを痛感した。

 東京という大都会の「街」もまた、その煌びやかさと美しさを思い切り享受するためには、それなりの覚悟と行動が必要だったことを痛いほど思い知らされた。

 結局、夢は打ち砕かれ、徹底的な挫折を味わい、すたこらさっさと生まれた「街」へと逃げ帰ることになり、今もこうして、この北国の小さな「街」で生きている・・・。

 

 

 「KIRINJI」の通算17枚目となるアルバム「TOWN BEAT」を聴いた。

 まずアルバム・ジャケットがいい。「都会」のビル群をイラストにした、センスのいい素敵なジャケットだ。

 「KIRINJI」の音楽の熱狂的なファンというわけじゃないけれど、このポップなメロディと変わらぬ都会的センスが好きで、たまに思い出しては聴いている。

 「TOWN BEAT」という今回のアルバムタイトルにも強く惹かれてしまった。

 幾つになっても、「都会」、「大都市」への憧れは変らない。そしてその匂いを常に音楽に追い求める自分がいるのだ・・・。

 

 

 「KIRINJI」の通算17枚目となるアルバム「TOWN BEAT」と同じくらい、最近気に入っているのが「羊文学」の「Dogs」だ。

 この曲、Netflixのオリジナルドラマ「九条の大罪」の主題歌で、エンドロールに流れていて、直ぐに好きになった。

 実は女性2人組「羊文学」の曲ってそれまで聴いたことがなくて、「九条の大罪」で初めて触れたのだが、これがまた実にいい。

 ハードなオルタナティブ・ロック・チューンで、リズムの刻み方がカッコよくて自然と体も揺れてゆく。「Dogs」があまりにいいので、最新アルバム「D o n’ t L a u g h I t O f f」も最近聴き始めている。

 まあ、こちらは「都会」的でソフィスティケートされた音楽とは真逆な音作りだけど、これもまた〇。

 因みに 「D o n’ t L a u g h I t O f f」って、笑い飛ばさないでという意味らしい。

 

 

 そしてまた、最近この人のアルバムも聴いている。

 坂本慎太郎の「ヤッホー!」だ。

 ただこのアーティスト、一筋縄じゃいかない。

 ジャンルも、オルタナティブなロックっていうか、60年代によく聴いたフォーク・ミュージックっていうか、ダウナーで内省的な音楽である。だからこれもまた、「KIRINJI」の「TOWN BEAT」などのように、太陽のもと、ランニング時に聴くような爽快感を伴った音楽じゃない。

 そういう意味じゃあ、己の音楽志向回路っていったいどうなってんだろ?

 いっつも、心はあっちこっちに揺れ動いてるんだろな・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 別に「ネットフリックス」に対して特別な思い入れがあるとか何らかのPR代を貰っているとかじゃあ勿論ないけれど、「ネットフリックス」が独自に制作している日本製オリジナル映画・ドラマって、ほとんどの作品に駄作がない。

 これは本当に凄いと思う。

 まあ、日本の地上波ドラマと比較して、膨大な予算と時間を費やしていることがその大きな要因だとは思うけれど、地上波のドラマのような規制がないこともそこに挙げられるだろう。

 例えば、これまで配信された過去の「ネットフリックス」で制作されたオリジナル映画・ドラマをみてみても、「全裸監督」、「今際の国のアリス」、「First Love 初恋」、「忍びの家 House of Ninjas」、「シティーハンター」、「地面師たち」、「グラスハート」、「サンクチュアリ-聖域-」などなど、みんな面白かった。

 そんななか、この4月期にも新たなオリジナル・ドラマが配信され、当然、即、観ることにした。

 柳楽優弥が主演する新ドラマ、「九条の大罪」シーズン1である。

 

 

 ドラマ「九条の大罪」は、柳楽優弥が演じる弁護士・九条が、同じく若手弁護士・烏丸役の松村北斗とバディを組み、反社の人間らが起こした事件の弁護を引き受けてゆくというストーリーで、原作が、漫画「闇金ウシジマくん」の真鍋昌平氏による同名コミックだ(実はまったくそのコミックの存在さえ知らなかった)。

 クレジットを見るとTBSとの合作らしく、監督も、さすが「ネットフリックス」、あの「花束みたいな恋をした」や「罪の声」を監督した土井裕泰が務めているじゃあないか!

 ドラマ「九条の大罪」がほかの弁護士ドラマと一風変わっているのは、主人公が半ぐれや反社による凶悪な事件の弁護を積極的に行っているということで、警察や弁護士会、マスコミなどからも「反社を守る悪徳弁護士」とのレッテルをはられる、そんなダーク・ヒーローを題材にしている点だろうか。

 ところがこの主人公の立ち位置がまた、本ドラマを面白くさせる要因の一つになっているのだ。

 彼が弁護を引き受ける人間、それは、飲酒運転で人身事故を起こした若者や出演女優に訴えられた AV メーカーの社長や半グレのリーダー、そういう輩たちだ。

 それらの犯罪が、全10話の物語の中で濃厚に語られてゆく。

 その意味でも、「九条の大罪」、実に面白いっ!

 

 

 柳楽優弥主演のネットフリックス・オリジナル新ドラマ「九条の大罪」を観終わって、そのあと直ぐに観たのが、テレビ朝日系新ドラマ「ボーダレス〜広域移動捜査隊〜」(水曜21時 ~21時54分)だった。

 脚本が、なんと「踊る大走査線」シリーズの脚本家である君塚良一ということだったので、大いに楽しみにしていた新刑事ドラマだったんだけど、うーん、初回は少しガッカリしてしまった。

 土屋太鳳と佐藤勝利(timelesz)によるW主演なのだが、これまでよく観て来たテレ朝系刑事ドラマ独特の匂いがするだけで、それ以上でもそれ以下でもない、そういう感じなのだ。

 まだ初回なので、今後の君塚良一の力量に期待するしかないけれど・・・。

 

 4月8日水曜日。快晴。気温10度。風が強い。

 一日一食にして、今日で二日目だ。

 なんとしてもあと3キロぐらいは体重を減らさないと、フルマラソンは完走できそうもない。3キロの米を背負って42.195キロ走るようなもんだ。せめて3キロ、出来ればもっと体重を減らしたい。

 っていうか、あと10日後にまでマラソン大会が迫っているというのに、今さら?

 そうは言ったって、やれることは何でもしなきゃ・・・。

 

 今日は雲一つない快晴。でも風が冷たく、体感は肌寒い。

 朝、いつものように7時にアレクサに起こされ、顔を洗って歯を磨き、すぐさま車庫から車を出す。

 ここまで、たったの10分間!

 約20分で仕事場へと到着する。7時半ちょうどだった。

 いつものように6階の部屋の鍵を開け、即、パソコンを開いてメールのチェック。それから決裁。朝のルーティン電話。

 打ち合わせの電話と対面での対応をしていたら、もうお昼だった。

 16時間断食をしているので、普段ならここで16時間ぶりのお昼を摂ることになるんだけど、マラソン大会まで一日夕食一食と決めたので、ショコラベリーの「完全置換プロティン・スムージー」一袋を牛乳で溶かし、それを飲む。

 お昼休みは50分間。

 6階の窓から晴れ渡った空を眺め見る。

 気持ちのいい快晴だ。4月の青い空。でも外に出て見たら肌寒い風が吹いていた。

 スマホで音楽を流してみる。

 サンダーキャットの新作「Distracted」だ。

 

 

 サンダーキャットは、そのライブ・ステージを「SUMMER SONIC」で実際観ている。

 かなり期待をして観たのだけれど、ステージ上での喋りが結構長くて、その点だけちよっと苛立ったことを覚えてる。

 そんなサンダーキャット、ちょうど6年振り、通算5作目となるスタジオ・アルバムがリリースされた。

 「Distracted」だ。

 今回のアルバム・プロデューサーは、ポール・マッカートニーやビヨンセなどを手掛けたグレッグ・カースティン。

 今作も、いつものグルーヴと世界観は変ってない。メロウでメロディアス、その風貌とは裏腹に、洗練された音の波が全体を貫いている。

 アルバムタイトルは「気が散る」、「注意散漫」という意味だけれど、ファルセット・ヴォイスで歌い込まれた楽曲は、どれもこれも一貫したトーンで纏められている。

 

 

 サンダーキャットの音楽って、ソウル・ミュージックやR&Bというより、よくAORとかヨット・ロックとかのジャンルとして語られることもあるけど、とても耳障りがいい都会的でソフィスティケートされたサウンドスケープを醸し出しているように思う。

 そう。

 こんな青空のもとで聴くには最も適している音の渦なのだ。