こんにちは。コンセプト・コンサルタントの杉山です。
今回は「ライバル企業の捉え方」についてお話ししたいと思います。
みなさんは、自分の会社のライバル会社をどのように考えていますか?
自分たちの事業目線で考えると、おそらく自分の会社と同じ業種で同じ位の規模
の会社をまずはイメージするのが一般的だと思うのですが、いかがでしょうか?
しかし、そのような捉え方だけでは、自分たちの会社が圧倒的に抜きんでることが
難しくなると思います。
スターバックス。
彼らは、自宅、仕事場に続く、都市生活者にとってなくてはならない場所(彼らはこれ
をサードプレイスと位置付けています。)を創造し、そこでの至福な時を過ごすための
商品・サービスを提供することを自社の事業価値と位置付けています。
つまり、彼らのライバルは、もはやコーヒーショップという狭い世界に留まらず、都市
生活者が快適な時間を過ごそうとして立寄る自宅・仕事場以外の全ての場所という
ことになります。
そして、コーヒーは、あくまでも都市で暮らすお客様の生活時間を豊かなものにする
手段のひとつに過ぎず、食べ物、店舗空間、接客・サービス全てがお客様の豊かな
生活時間をサポートすることを目標としています。
もし、彼らがライバルをコーヒーショップと捉え、最も美味しいコーヒーを提供すること
のみを追求していたならば、多くのコーヒー専門店同様豆や焙煎方法等機能で差別
化を図るしかなく、現在のような地位は築けなかったのではないでしょうか。
みなさんも、自分たちの本当のライバルは何かを今一度考えてみてくださいね。