心事の棚卸 -149ページ目

だらだら

日曜日。


なんだかだらだらと過ごしてしまった。


新しい住居のせいか、ひまつぶしがうまくできていない。


いつも不思議に思うのだが、だらだらと過ごすとかえってだるくなる。


やはり、エネルギーとは使えば使うほど出てくるものなのだ。


まあ、たまにはだらだらもいいか。

「この世はでっかい宝島」

3月29日土曜日


友人の初個展を見に行く。


「たいしたことないだろー」って気持ちと、「いやいや、彼はけっこうすごいかも」という気持ちを混ぜこぜにして、見に行く。


たいしたこと、ありました。


何気ない風景が、彼が切り取るとひとつの詩になってしまう。

風景が何かを語りだす。


駅のホームや、乗り捨てられた自転車、青空を背景にした観覧車、などなどが、語りだす。

http://www.eonet.ne.jp/~linkle-g/


世界ってのは、見ようによっていくらでも宝物が掘り出せるんだってことがわかりました。

僕らの感度がにぶくなっているだけなんだ、きっと。


あともうひとつ。


その友人は僕と同い年です。


これに刺激を受けないでいられましょうか。

ねぇ?

アツイ

木曜日


一緒に仕事をしている広告代理店の友人と語り合う。

茜屋珈琲店でコーヒーを飲みつつ。


そのなかでチェ・ゲバラのことが話題になった。


ゲバラ。

キューバ革命の立役者。


なぜ彼はあんなにも「アツク」生きることができたのか?


結論としては、「超ナルシストだから」。


「革命」とか言っちゃっている自分が大好きで、

しかも、そんな自分に正直。


おそらくは彼は広告宣伝塔としての自分を意識してもいたはず。

受け付けないはずの葉巻を吸い始めたのも、たぶんそのため。

(葉巻はキューバの主要輸出物らしい。)


彼は外見上もとっても美形だし。


人に見られることによって、

どんどん「アツイ」生き方になっていったのかも。


さて。


何が言いたいかというと、

代理店の友人と話すことによって「アツク」なったということです。


「メディア王になりたい」

「夢の8掛けが実現できるはずなので、夢は20パーセント増しで」

「牛を1匹買って、焼肉屋で食う」


アツイ。


最後に。


僕か彼か、どちらかが成功したら。

「新地で豪遊する」ことを約束。


アツイ。

負けちゃいられない。