六道輪廻は世界にあり、国にあり、家にあり、生活にあり、状況にあり、心にある
選択が全てであり、生老病死の中で、縁起によって現実がある
これ以上に何かあるでしょうか
私達、個は、思い通りになるかならないかで迷います
ならば、その思いは何でしょう
現在・過去・未来の明暗は、想像と選択です
自我は偏見のある独断をします
これが、理想であり、不平不満を生みます
全てのことは、誰もが目に見えて分かっていることですが、それを捻じ曲げようとしている時に、苦が生じます
分かりにくいかもしれませんが、無数の先祖は、人類の起源までさかのぼり、今私たちで言うと、日本人として日本に生まれ、各家庭に生まれ、各人生を生き、今があります
この意味がどういうことかと言いますと、世界の国々、時代、これらを見ると、大局的には、苦の根源は、災害、戦争、国家間不和、貧困格差、に絞れますし、それを縮小していくと、国、地域、家、個人となり、それぞれ繁栄と衰退を繰り返します
100年前の日本はどうだったか、世界はどうだったか、また、今と20年前を比べてもいいです
不景気でありながら、スマホを持っている時代で、情報に溢れ、美味しいものが手軽に食べれる、その中における苦しみとは、全く想像もつかないところから来ています
これを追求していくと、大いなる間違いから来ていることになります
はっきり言うと、根本からやり直さないといけないのではないか、というくらいのものです
しかし、それが、本来の迷える凡夫であり、形は違っていても性質には変わりません
時代の流れと、文明社会の発展、知識、情報、そして、人間の知性、アンバランスにできていますね
生きている実感をどこから持ってくるか、これがものすごく大事なテーマであります
いつもお読みいただき、ありがとうございます