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オークランド空港ふたたび - ニュージーランド

オークランド空港の検疫閻魔さまに無事入国を認められ、いつもなら市内に出て「大黒」でラーメン食べてパブでビールを飲むのですが、夜行便で疲れてたのでホテルでごろごろ。

で、翌日は朝3時起きで空港へ。朝3時って日本の午前0時、ようやく深い眠りについたところで容赦ないモーニングコール。ふらふらになりながら空港へ。

オークランド空港は小さいけど設備が整っていていい空港です。サモアに住んでいたときは日本に帰るときにもオーストラリアに遊びに行くときにも必ずここを経由したのですが、当時幼子3人を抱えたわたしたちに空港スタッフもショップの人もとても親切で、楽しい思い出がたくさんあります。


サモア戦隊バイリなんとか

さて、いよいよサモア行きの飛行機に乗ります。


オークランド検疫のエンマ様は微笑むか?

さてさて、運命のオークランドです。

入国審査を通ってスーツケースを二つピックアップ。さあ運命のBiosecurity。ここはデスクにいる係官に申告書を見せると、右の通路(荷物全部開けて隅々まで検査、怪しい食品は没収+罰金200ドル)と左の通路(X線だけの簡易検査)、どちらに進むかが指示されます。これまでオークランドには何度も来ていますが、6割以上の確率で地獄コースでした。人相が悪いせいでしょうか。


いよいよわたしの番、ごっついオヤジ係官の前に引き出されます。このオヤジが天国と地獄の仕訳けをする閻魔様に見えてきました。

とりあえず、機内でアテンダントにアドバイスされたとおり、やましいところなど何一つない正直者を装って、閻魔係官の目を見ながら食品を持っていることを正直に申告し(ここで閻魔の目がキッと引き締まる)、内容はBuckwheat Noodle(蕎麦)、モナカ(小麦粉を焼いたシューの中に豆を砂糖で煮たものが入ってる、と説明)、日本茶、菓子類であること、自分は明朝、サモアに行くのでこれらはNZ国内では消費も開封もしないことを申し述べたところ、閻魔係官はにっこり天使の笑顔(わたしにはそう見えた)で天国(X線)への通路を指差してくれました。ラッキー♪


さあこれで、無事日本食をサモアに届けられます。もうこれで仕事半分ぐらい終わった気分です。






でもごめんなさい閻魔様、さっきわたし、スーツケースから未申告のチキンヌードル取り出して食べました。


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明朝4時に空港に行かねばならないので、空港に近いことと安いこと(15500円くらい)だけで写真も見ずに空港から予約したモーテル。なんか見覚えあると思ったら10年前にも泊まってた。しかもオーナーがサモア系の人。



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夕食はまったくやる気のないぶよぶよシーフードショートバスタサラダつきとスタインラガー。とりあえず量だけはげっぷが出るほど多く腹がふくれました。








里帰り - ニュージーランド経由サモア行き

せっかく引越ししたのにぜんぜん更新しないまま放置してました。

ただいま里帰りの旅(といっても出張)に出てます。成田からニュージーランドのクライストチャーチ経由でオークランド。12時間の夜行便でヘロヘロですが、ここで1泊して早朝の飛行機に乗り継ぎ、南太平洋のサモアへ。「バイリマン」発祥の地へ、5年ぶりの里帰りです。


でもさっそく成田でトラブル。サモアまでスルーにしようと思った荷物はオークランドでいったん取り出さなければならないことに。同日乗り継ぎならスルーにできるが、24時間以内の乗り継ぎでも日付が変わると空港の保税施設の関係でスルーは不可能、ということでギブアップ。


二つのスーツケースいっぱいにお土産の日本食と焼酎が入っていますが、ニュージーランドの検疫はBiosecurityという物々しい名前で世界一厳しく、肉米卵魚果実茸、どれもナマはおろか乾燥でも加工品でも持ち込み禁止。

インスタントラーメンは卵(麺)と肉のエキス(粉末スープ)が原料に含まれるからだめ、レトルトカレーは肉が入ってるからだめ、梅干も干しいたけも、もうほとんどの食品は持ち込めません。さてさて、経由地であえなくお土産(というより荷物のほとんど全部)没収か?


もやもや気分でクライストチャーチに到着。ここでは入国せず、トランジットだけ。


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ここは南半球最強のラグビーチーム・クールセダーズのホームタウン。壁に選手の生サインいりジャージーがかけてありました。マニア垂涎の品、付近に人の気配はなく、日本食没収の腹いせにこれを土産に。。。という黒い気持ちがブスブスと湧き上がりましたがこらえました。


さあ、運命のオークランドまではここから1時間のフライトです。