《右脳読書》映画篇! | 帰ってきた『がん男(マン)』・ジウージョの右脳読書!

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2012年11月、《悪性リンパ腫》が発覚、約8か月の治療を終える。
最後の治療から丸3年の経過観察を終えた頃、再びあの病魔が…。
2016年8月、帰ってきた『がん男(マン)』の治療日記!

いろんな映画のエピソードが出てくる短編集。
名作「ショーシャンクの空に」に隠された秘密も多数出てきます!

映画篇
映画篇 / 金城一紀
(本年16冊目 / 通算702冊)
ぱぴるす蔵書あり
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「君が人を好きになった時に取るべき最善の方法は、
その人のことをきちんと知ろうと目を凝らし、耳を澄ますことだ。

そうすると、君はその人が自分の思っていたよりも単純ではないことに気づく。

極端なことを言えば、君はその人のことを実は何も知っていなかったのを思い知る。

そこに至って、普段は軽く受け流していた言動でも、きちんと意味を考えざるを得なくなる。

この人の本当に言いたいことは何だろう?この人は何でこんな考え方をするんだろう?ってね。

難しくても決して投げ出さずにそれらの答えを出し続ける限り、

君は次々に新しい問いを発するその人から目が離せなくなっていって、
前よりもどんどん好きになっていく。

と同時に、君は多くのものを与えられている。

たとえ、必死で出したすべての答えが間違っていたとしてもね」























「まぁ、人であれ映画であれなんであれ、

知った気になって接した瞬間に相手は新しい顔を見せてくれなくなるし、

君の停滞も始まるもんだよ」






















































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