相手に9割しゃべらせる質問術 / おちまさと (本年143冊目 / 通算650冊目)
以下の2点をピックアップします!
(1)これからの行動に取り入れるべきこと
(2)心に残った名言
「一石多鳥」の質問をめざせ!
一石多鳥の質問とは、一つの質問に答えるうちにインスピレーションを得て、頭の中でどんどん話が膨らんでいくような質問
【「ハーバード白熱教室」マイケル・サンデル教授の質問に学ぶ】
(例)
「イチローの年収は高いと思うか?」
「あなたの弟が殺人犯だったら、警察に通報しますか?」
「日本のこの震災から、世界は何を学ぶべきか?」
「日本を助けるために、われわれに何ができるのか?」
バカだと思われるくらいの質問でいい!
どう思われるかなど気にせず、相手に興味を寄せて「これを聞きたい」と思ったことを素直に質問してみよう。
つまらない人がいるのではない!
他人のいい所を発見できないのは、あなたの熱意が足りないからだ。
質問のルールを宣言して、主導権を握れ!
(例)
「タイムマシンに乗って一年後の“今日”に行って対談します」(場面設定をこちらが行うことで主導権を握る)
「社長の人脈のつくり方について是非学びたいと思い、お時間をつくっていただきました」(話題を『人脈のつくり方』に誘導することで主導権を握る)
「先輩、今日はぼくにいろいろ聞かせてくださいよ。人生勉強したいんです」(今日は先輩の話を聞きます、と宣言することで最初から聞く側に回ることができる)
心も体もやわらかくリラックス状態。
とにかく相手を気持ちよくさせる。
人が本音を漏らすときは、そういうときだ。
多くの人が語りたがる話題で攻める
「自分のこと好きですか?」
「四つの恋バナ(初恋、初キス、初デート、失恋)」
「好きなもの、嫌いなものは、何ですか?」
仕事のエピソード
「今の仕事をやってよかったと思う瞬間、やらなきゃよかったと思った瞬間を教えてください」
間接的にホメた方が、本当っぽく聞こえる!
「○○さんが、おまえのこと頑張ってるって言っていたぞ」
「中学生のとき、学年に1人はいたんですよ。あなたみたいな人。きれいな上に、めちゃくちゃ勉強もできて・・・」
(応用テクニック)
相手に聞こえるか聞こえないかの声で①ホメ言葉をつぶやく、さらに②ため息をつきながらつぶやきホメをする
相手のホメて欲しいツボを外すな!
本心から賞賛の気持ちを伝えるなら、何が面白かったのか、どこが楽しかったのかなど、何か一言具体的な言葉をプラスしよう。
ポイントは、相手が「ここに注目してほしい」、「分かってほしい」と思っているツボを見つけること。