![ジウージョのブログ-数学的思考の技術](https://stat.ameba.jp/user_images/20111104/05/vagabond6343/1d/73/j/t02200349_0630100011589500804.jpg?caw=800)
数学的思考の技術 / 小島寛之 (本年144冊目 / 通算651冊目)
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以下の2点をピックアップします!
(1)これからの行動に取り入れるべきこと
(2)新しい気づき
多くの場面において、世の中はゲーム的である!
互いに相手の手の内を読み、また読まれていることを前提として戦略を選ぶ。
その際、プレーヤーにとっていかに理想的に見える手続きでも、それが思いどおり実現できないという歯がゆいことが起こる。
「多重債務に陥る人」は時間整合性に一貫性がない行動をする可能性が高い
夏休みの宿題などの嫌なことは、後回しにして、目先の快楽に飛びつくという性向がある。
多重債務者には、「根拠のない自信家」が多い。
甲斐谷忍『ライアーゲーム』は、『ゲーム理論』(フォン・ノイマン〈数学者〉、オスカー・モルゲンシュテルン〈経済学者〉)の中の『協力ゲーム』と似通った構造をしている
社会はかなりの程度、全体の協力関係の組み上げによって成立しているし、社会で協力が達成されるためにとても大切なのが「みんなが納得する利益配分の方法」に他ならない。
環境問題は結局、経済問題である
世界を構成する「どうどう巡り」の道具
・哲学における「ことば」
・数学における「数字」
・経済学における「貨幣」
・科学における「時間」
村上春樹の作品には、数学的要素が隠されている
「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」1885年
「ノルウェイの森」1987年
この二つの作品は、内容や時代背景などに共通点はないが、同じ世界観で時空が再構成された作品である。
その世界観とは、「死は生の対極としてではなく、その一部として存在している」というものである。