第528回「勉強と練習」 | 社長備忘録

社長備忘録

かくすればかくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂

2月26日(月) 今朝のスピーチの内容は、「勉強と練習」についてでした。

 

広辞苑には、「勉強」とは、精を出してつとめること、学問や技術を学ぶこと、さまざまな経験を積んで学ぶこととあります。

「練習」については、学問や技芸などを繰り返し学習すること、また、一定の作業を反復して、その技術を身につけることとあります。

 

この「勉強」と「練習」は、互いにリンクして相乗効果を発揮します。

 

しかし、「練習熱心」なのですが「勉強不足」の人がいます。長い時間同じことを繰り返すことで満足してしまい、そこに学びが無いので伸び悩んで行き詰まってしまうことがあります。

 

その逆に、「勉強熱心」だけど「練習不足」の人がいます。自分は勉強して知っているということに満足して、その知識を実際に活かせません。「練習でできないことは試合でできない」という言葉もあるように、多くの場合、知識を活用するためには練習が必要になります。

 

これら「勉強」や「練習」は、学生時代ではやらされ感が大きかったかもそれませんが、社会に出たらそうは行きません。

自ら勉強して知識を広げて、それを練習して身につける人とそうでない人では、明確な差として現れることになります。

 

すでに、我々の業界も働き方や道具が変わって来ています。さらにDXが進むと業務体系も変わって来るかもしれません。

このような過渡期にこそ、積極的に「勉強」と「練習」を繰り返して、スキルアップに努めてほしいと思います。

 

最後に、「メジャーの扉を叩いた男」と賛辞される、MLB日本人選手のパイオニア、野茂英雄氏の言葉を記します。

「挑戦すれば、成功もあれば失敗もあります。でも挑戦せずして成功はありません。何度も言いますが挑戦しないことには始まらないのです。」

 

以上、ありがとうございました。