第467回「成人と大人」 | 社長備忘録

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かくすればかくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂

10月24日(月)今朝のスピーチは浅井君で、内容は「二十歳を迎えて」でした。

 

先週、二十歳の誕生日を迎えました。まずは「成人おめでとうございます!」

 

ところで、今年度から民法が改正になり、成年年齢が20歳から18歳に変わり、19歳も新成人となって、今年度成人を迎えるのは、18歳、19歳、20歳の三つの年代になります。

 

さて、成人になると何が変わるのでしょうか。

 

民法が定めている成年年齢には、「一人で契約をすることができる年齢」という意味と、「父母の親権に服さなくなる年齢」という意味があります。

 

つまり、成年になると親の同意を得ずに、例えば、携帯電話を購入する、アパートを借りる、クレジットカードを作くる、ローンを組んで自動車を購入することなどができるようになります。

 

ただし、酒やたばこ、公営ギャンブル(競馬、競輪、競艇、オートレース)の年齢制限は、20歳のままです。

 

スピーチでも、「二十歳になったので、お酒を飲んだ」ことや、「これから競馬もやってみたい」と言っていました。

 

このように、成人すると自分で物事を自由に決められますが、その分、結果は自己責任になります。

 

社会では、学校と違って答えのない問題に直面することが少なくありません。そこで選択に迷い判断を見誤ると、思いもよらない方向に行くことになります。

 

そこで、正しい選択ができる教養を身につけることや、人を助けたり助けられたりする人との関わりの大切がわかるようになると思います。

 

最後に、来年の1月には、法改正により様々な「成人式」が各地で行われると思います。この成人式を何歳で迎えても、大人への一歩を踏み出す自覚と社会的責任を負う覚悟を持ってほしいと思います。

 

以上、ありがとうございました。