第296回「変化への適応能力とゆでガエル理論」 | 社長備忘録

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5月7日(火) 今朝のスピーチは諏訪執行役員で、変化への適応能力についてでした。

 

史上初のゴールデンウィーク10連休が終わりました。この間、新天皇即位に伴い、元号も「平成」から「令和」に変わり、実質的 に今日が令和元年の仕事始めと言う人も多いと思います。

 

諏訪執行役員は、この連休中に、この3分間スピーチで話題になっている「チーズはどこへ消えた?」とその続編「迷路の外には何がある?」を読み、新元号「令和」が始まることによる様々な変化への対応を考えていました。特に仕事面では、働き方改革と情報通信革命(AI、IoT、5Gなど)により、生き残るための成長には、変化への適応能力が必須であり、自らが積極的に研鑽して行かないと「ゆでガエル」になってしまうと警鐘を鳴らしていました。

 

ここで、「ゆでガエル」という言葉が出てきました。

「ゆでガエル」理論とは、組織を語る際によく使われる例え話です。

「カエルをいきなり熱湯に入れると慌てて飛び出して逃げるが、水から入れてじわじわと温度を上げていくと、カエルは温度変化に気づかず、生命の危機を感じないまま茹で上がり死んでしまう」

つまり、居心地の良いぬるま湯のような状態に慣れきってしまうと、変化に気づけずに致命傷を負ってしまうというビジネス上の教訓とされています。

 

間違いなく外部環境は変わってきているのですから、昨日も今日も同じことをやり、さらに来年も同じことをやっているのだろうと想像できたら、“ぬるま湯に浸かった”状態と疑った方がいいかも知れません。

 

最後に、5月は当社にとってもスタートの月です。間も無くISOによる各課の新たな品質目標が掲げられます。今年も「ゆでガエル」にならないように仕組み作りをしていかなければならないと思った次第です。

 

以上、ありがとうございました。