(続き)

朝起きてスマホを覗く。
夢じゃないんだなと思ってしまう。
あの夜は眠れなかった。


突然の嵐活動休止報道。
しかもあのNHKでニュース速報。
何がなんだかわからなかった。
急いでスマホを見た。
ネットニュースにもたくさん出ている。
意味がわからない。

17:30頃ファンクラブ会員限定情報メールがきた。
「ファンの皆さまへお知らせ」
嘘じゃないんだ。
そう思った。


メールにあったURLはすぐ見なかった。
夕飯の準備をした。
めったにないことなのに指を切った。
動揺していた。

私が嵐ファンだと知っている友達からLINEがきた。
心配してくれていた。

20時から会見があるらしい。

夕飯の準備が終わって、ファンクラブ会員限定情報メールにあるURLをクリックした。
いつものファンクラブ会員ページに繋がった。
「ファンの皆さまへのご報告」動画を見た。
涙が止まらなかった。

ちなみに私は未だにその動画が見られない。
見たのは一回だけ。
夢から覚めて現実に戻ってしまうから。


(続き)

夢にまで見たコンサートで初めて見る大野くんは、なかなか近くに来てくれなかったけど、唯一近くに来てくれた時、あの綺麗に盛られた後頭部が頭に焼き付いて今も離れない。


それから「あゆはぴ」と先日の「5x20」のコンサートにも行かせてもらった。
噂には聞いていたけれど、「Bad boy」の衝撃。
天井をフワフワ彩ったあゆはぴバルーン達が忘れられない。
「5x20」では、ありがたいことに大野くんの誕生日後初のコンサートだったので、みんなで一緒にお祝いをした。
ケーキが出てきて、みんなでハッピーバースデーを歌って。
大野くんは何回も何回も「ありがとう」とか「幸せ」と言ってくれた。
本当に嬉しそうで、そしてその誕生日を一緒にお祝いできたことがすごく嬉しかった。
幸せすぎて奇跡だなと思った。


24時間テレビで草間彌生さんとチャリTをコラボした時はお盆休みを利用してスケジュールキツキツな中東京に行き、日テレ+フジテレビで嵐を堪能した。

FS2の個展を開いた時は頑張ってチケットを取って大阪に行った。

「セカムズ」や「忍びの国」があっていた時は雑誌祭りに嬉しい悲鳴を上げていた。
おかげさまで絶対地元の本屋さんからは嵐オタとして顔を覚えられてしまったと思う。

「忍びの国」は4回位観に行った。
私は基本的に一回観たら満足する人なので、自分でもびっくりしていた。
無門が足りなくなったら観に行っていた。
こんなに映画にハマるなんて。
3回以上観に行けたから、最後お国が無門に「かわいそうに」と言った本当の意味がわかった気がした。
「Untitled」のコンサートは外れたけど、その日福岡で応援上映があったので、初めて応援上映にも行った。


嵐のおかげでいろんなところに行けた。
ブログきっかけで宮城のグッズを代行してもらえたりした。
他の嵐ファンの人と繋がったり、ブログやTwitterから情報をもらったりした。
仕事が辛くても嵐の番組を見て頑張れた。
こんな風に嵐は私の生活の一部だった。



2019年1月27日、17時過ぎ。
突然テレビのニュース速報が流れた。
私はまた事件か何かかと思った。
それは事件ではなかったけど、私にとっては重大な事件に匹敵することだった。


嵐が2020年末をもって活動休止するとのことだった。


(続き)

2014年。嵐15周年の年。
私はようやくファンクラブに入った。
それまで仕事の関係でタイミングなどうまくはまらず、かつ今までアイドルのファンクラブなど入ったことがなかったから抵抗もあったのだが、蓄積されていく嵐愛には変えられなかった。

私は前年発売のアルバム「LOVE」での大野ソロ「hit the floor」が大好きで、今でも大野ソロだとこの「hit the floor」が一番好きなのだが、大野くんが生で踊ったり歌ったりする姿を見たいという気持ちが強くなった。

せっかく同じ時を生きてるのに、あの空間を共有しないなんてもったいない!

おかげさまで、2014年はピカンチの映画にも行けたし、念願のコンサート(デジタリアン)にも行けた。
初めて生で聴く大野くんの歌声はCDとは違って鼻にかかった甘い声だったこと、今でも鮮明に覚えている。


(続き)

「僕の見ている風景」の次は「5x10」、その後は1stアルバムから順に聴いていった。
「ナイスな心意気」を聴いて「大野くんって歌が上手いね」と話していた高校の同級生から、それまで出ていた嵐のコンサートDVDやシングルを借りた。

時間はたくさんある。
あの頃リアルタイムで見ることができなかった「魔王」のDVDから始まり、「怪物くん」、「ピカンチ」シリーズや「黄色い涙」など大野くんや嵐の出ている作品を見ていった。

「歌のおにいさん」がTSUTAYAに置いてなくて、別のレンタルショップでようやく見つけた時は本当に嬉しかった。

動画サイトで過去の番組など探して見た。

今までの空白の時間を埋めるように。
知らなかった新たな一面を自分の中に吸収していくように。

確実に青い沼にハマっていった。
(続き)

独りの夜を抜け出して。
仕事を辞めて心の自由を取り戻す日々を過ごした。

私にとってより身近になっていた嵐。
少し落ち着いて、博多にいた頃借りてたアルバム曲を聴いた。
「僕の見ている風景」。
リード曲でもある一曲目の「movin' on」は大野くんの伸びのあるフェイクから始まる。
私が大好きな曲の一つだ。その中でも特別な曲。
ずっと忘れない。暗い夜を乗り越えた曲。

「LOVE」、「Japonism」、「Untitled」…好きなアルバムはたくさんあるけれど、
この曲は、このアルバムは私にとって始まりの象徴なのだ。