Per aspera, ad astra! -2ページ目

スキルとフィットを一通り見てきたのでここでは索敵を取り上げたいと思う。


EVEの宇宙も広い。スキルを鍛えて、船も用意したなら次は相手探しが始まる。トルピードを撃ち込んで欲しい人が順番待ちしていない以上は自分で探すしかない。だが、過疎地域の多さと知らない者がローカルに現れた時の皆の警戒っぷりからターゲットを見つけるのは容易な事ではない。ターゲット見つけにくい場所から順にあげてみよう。


0.5‐1.0のセキュリティーを持つハイセク


FWやコープ間の戦争に参加していないのならこの地域でターゲットに恵まれる事はまずない。相手に出来るのは容疑者フラグの立っている者だけで、大抵の場合にそう言う奴は熟練のPvPパイロットで仕掛けてくる相手を返り討ちにするためにわざと撃たれようとしている。

周りにいる奴を撃ち始める「自殺アタック」もステボンのフィット価格に照らし合わせるとうま味がない。他に自由に撃てる物としてはモバイル・トラクター・ユニットなどがあって、それはうまくすれば美味しいけど、載せるのが大変な戦闘プローブランチャーで探したり、装備を替えに戻ったりと面倒が多い。

要約するとハイセクは早くに離れるべきだろう。


0.0-1.0のヌルセク


完全な無法地帯であるヌルセクでならターゲットも簡単に見つかると思いがちだ。確かにコンコードやセントリーガンに邪魔されることは無い。しかし、三つばかり問題がある。


1)人口:ヌルセクはWHを除くイブの宙域の中では最も人が少ない。ターゲットに出来そうな船に会うだけでも何時間もかかったりする。

2)警戒心:普段からヌルセクを飛び回ってるのは探検家と戦闘集団だけだ。おかげで星系に知らないやつが入ってきた瞬間に大半のパイロットはアラインやドッキング、遮蔽にログオフなどをして出会いを避ける。

3)アライアンス:ヌルセクの大半は他人を遠ざけておきたがるアライアンスに支配されている。一番美味しいところはバブルやゲートキャンプ、アライアンスの情報チャンネルに守られ、数ジャンプ先から監視される。


もし、ヌルセクで作戦を展開させるならゲート間をウロウロしても大した成果は上がらないだろう。代わりにそこそこ交通量のある星系でキャンプするのもありだ。人通りのあるゲートの横で遮蔽して待ってるか、ゲートの後ろに「引き寄せバブル」を設置して張り込むか。プローブの代わりにボムランチャーを搭載して一番いい距離で待ち構える事で不意をつけるし、相手を選べる。


0.1‐0.4のローセク


利点としてはヌルと違ってローセクの方が人も多く、ニューエデンの力ある組織による掌握もゆるい。おかげで交通量は多く、知らない者が入った瞬間に慌てるパイロットは少ない。ステーションも到る所にあるので必要な物を持ち歩く必要もない。割と自由に物の売買や保管が出来て便利だ。

だが代わりに罠を仕掛けるのが断然難しい。バブルは使えないし、ボムは撃てないし、ゲートやステーション前で誰かを撃とう物なら瞬時にセントリーに溶かされる。


恐らく一番良いのはプローブを持ち出してアステロイドベルトやアノマリーに居る採掘艦や探検家を狙うことだ。生後間もない者や経験の浅い者ならD-スキャンでプローブが気が付かれることも無いので完全に捉える事も可能だ。それか、交通量の多い星系で先にアノマリーをスキャンしておいて誰かがふらりと訪れるのを待ちかまえる。


さらに、ローセクと言うのはFW、フラクション・ウォー、勢力間戦争ってやつが行われている所だ。そこでは敵対している集団同士が至る所に散らばっているビーコンの周辺で戦いを広げている。メリットとしてはFWに参加していなくても誰でも自由にビーコンにワープして割って入ることが可能な事だ。デメリットとしてはとても多くのパイロットがFWにステボンと最高に相性の合わないフリゲート艦の集団で臨んでいる事だ。


WH宙域(w-空間、j-空間、-1.0)


EVE世界を突き抜けたどこかに広がる謎の空間。こここそがステボンにとって最も美味しい相手に出会える楽園、桃源郷だ。ここはヌルセクのボーナス(コンコード不在、バブル使用可、ボム使用可)を持ち合わせながら巨大なアライアンスの手の届かない所でもある。

さらに、ローカルチャンネルに滞在中のパイロットの表示が無い。それはつまり、遮蔽したままでいる限りにおいて誰一人その存在に気が付けないという事だ。

このj-空間の特徴はあらゆる隠密作戦を大いに助けている。情報を集めて、住民に張り付き、星系をすべて調べ上げる時間が無限にあるのだ。居るだけで警戒されることも無いし、誰かを打ち始めるまでに誰にも自分の履歴を調査されたり、キル簿を調べ上げられたりしないのだ。

勿論、同時に誰がその星系に居るのかが分からないのはお互い様。常にD-スキャンを気にして、アラインし続けて、罠の香りが少しでも漂ってきたらすぐに遮蔽するなり、ワープするなりしなくてはならない。


と、ここで読者に謝りたい。私的都合で今日はこれ以上書く暇がないのです。もし、楽しみにされていた方がいらしたら許して頂きたい。肝心のWHでの立ち回りなどはまた後日、お楽しみに。


本来はステボンの運用に付いて書く予定だったが...今回はやめておこう。少し疲れたのもあるし、何より、とんでもないキルボードを見てしまったから意識がそっちに行ってしまってる。

リンクは張りたくない...身内だから。

ヌーブな俺から見ても突っ込み所が多すぎて、どこから始めるべきか。

順を追っていこう。まず第一にキル簿の数字を気にする理由としてキル簿から何が分るのかと言うところから。あれで分かるのは
1)撃墜した数とされた数
2)場所
3)仲間の有無
4)落とされた奴のフィット
5)落とされた時間
6)トータルの撃墜数
7)トータルの与えた損害・受けた損害

などである。時間も表示されるので活発に動いてる時間も分るという代物だ。

さて、まっ先に目につくのは色。緑が勝利の色、赤が敗北の色だ。赤ければ赤いほどそいつは「弱い」と言う事になる。与えた損害が低く、受けた損害が多きい者に至っては「カモ」と見られる。

強いだの弱いだの、カモだのネギだのと何をそんなに気にしているのかって?どっちでも良くない?別に自分が相手をする気がないならどう思われても良くない?

違うんだな...他の世界ではどうか知らないが、EVEにおいては人の船を落とす事が世界の基盤になっているとも言える。採掘も、PIも、探検も、研究も生産も何もかもが「船とその装備を提供する」ための活動である。船が落ちなければ経済は回らない。だからかどうかは分らないが、EVEでは船を落とせるものはヒーローだ。人の船を大量に、頻繁に、何処でも何でも落とせるパイロットは羨望の眼差しを向けられる。それが現実だ。

「大きな船、高価な船がどこそこで落ちた」

こんな見出しの記事が数日に一回はEvenews24に載る。皆もそう言う記事を求めてる。誰しもがヒーローになりたいからだ。そしてEVEのヒーローは何万隻も落とし、何trillionISKの損害を相手に与えるもの。

ヒーローになりたい者は獲物を探し始める。所謂ローミング、wardec、GC、海賊等々だ。いつかタイタンを落とす日を夢見て、「食える」相手を探す。

当然、誰もが同じように操船が得意だったり装備が充実していたりする訳ではない。だから確実に勝てる方法を皆は模索し始める。単純な事だ。

1v1で勝てない?
仲間を集めよう

複数名集めても勝てる自信がない?
油断した所を襲う

それでも負けそう?
勝てそうな奴を見つけよう

これだ。↑のこれだよ。キル簿が赤いと困るのは正にそこだ。

これなら余裕で勝てる、余裕じゃなくても確実に勝てる、自分の船が落ちても相手の高価な船を沈めてしまえばトータルで勝ちだ。こいつはカモだ。
そう思わせるキルボードが確かに存在する。いや、はっきり言おう。Imperium Edenのキル簿が正にそれだ。

そしてそれに拍車をかけるキルメールを見ると...目を覆いたくなる。

カモだと(正しく)認識されて困るのは何も常に襲われ続ける事だけじゃない。見方によっては探す手間が省ける、迎え撃つ態勢を整えれば逆に美味しい。まあ、その迎え撃つ態勢とやらが一向に整う気配を見せないからカモのレッテルを貼られるのだが...そんな事よりも困るのは相手にされなくなって行く事だ。

真っ赤に血塗られたキル簿の持ち主が他の勢力と対等に会話など出来る筈もない。常に下に見られ、都合良く使われ、捨てられていく。下手したら友好を結んだ相手に撃ち落とされかねない。

撃墜された数が多くてもISKで上回っていればまだ救いようもある。元が探検を推奨するコープが母体になっているアライアンスだ。探検家は落ちてなんぼの商売。一隻当たり数mの船を100-200失っても一度のローミングで余裕で取り返せる。この間の一晩で1Bを超えるキルは出来が良すぎたがそんなに驚くほどの事でもない。私自身、落ちた回数の方が多いが、ISKでは上回っている。PvPの腕が良いとは言えない私でさえね。

つまり、普段は安い探検船やギャグフィットの戦うベンチャーを落とされ続けても、ガチの戦闘に手堅いフィットの戦闘艦を参加させ、相手を倒して自分は生き残る事が出来ていれば何とでも話は出来る。

勿論、数でもISKでも効率ポイントでも緑色に輝くキル簿を目指してはいる。現状でアライアンスの撃墜数の開きが約2000。金額の開きは約50B。取締コープで数が2500、金額が30B開いている。
見て分かる通り、撃墜数の開きを埋めるのはとても大変だが、金額の開きは数に対して微々たるもの。戦艦一隻が800M位はする。60隻も落とせば追いつける計算だ。戦艦は中々居ないとしても、最近流行りの船、ギラ等も300Mを超える高額船。T3CLも、DDも安くはない。一隻落とすのに30-40Mの船を4-5隻持っていかれてもおつりがくる。

アライアンスの上層部はこう見えても色々考えているし、解決策を探しているし、上手く行った試みもある。

だからこそ、用途不明で必要性が見えない、ハイリスク・ローリターン、馬鹿げた金額のモデュールばかり搭載し、無防備に敵の前に姿を現した結果落とされてる高額のキルメールを見ると無性に壁に頭突きをかましたくなる。
たった一隻で一週間分の外交と戦闘結果をチャラにしてしまってる。

正式にEdenの一員ではない者のキルメールだからアライアンスのキル簿には反映されていないが、問題はそこじゃない。
問題は誰も初心者にキルボードやEVEの特性、ハイセク戦争に付いて教えないままに一人で高価なだけで何の役にも立たない船に乗る事を許容している事だ。

艦隊行動の練習やステボンに必要なスキル、フィットを語る前に基本的な作業が必要だった。数日かけて用意した戦闘機会に人を集め、船を用意し、指揮し、(我がアライアンス基準で)多大な戦果をあげても数日の後に1-2の訳の分からないロスで振り出しに戻る。そんな事を繰り返していればいつまで経っても初心者の最初の受け皿コープとして押しつけられた役割に沿って許される範囲内で遊び、必要がなくなって第二のONIが現われた時に第二のNEKOとして滅ぶだけだ。

他の人がどうかは分からないが俺は初心者を抱きかかえて滅ぼされるのは願い下げだ。そうならないために外交をし、外交をするためにPvPをし、PvPをするためにあの手この手を尽くしている。外にばかり目が行っていたが内部の問題は思っていた以上に深刻なようだ。ステボンの運用の記事は持ち越しだ。

そもそも何のために艦隊行動やステボンやフィット論が必要なのかを教えなくてはいけないようだからね。その第一歩(?)として今回の記事を書いた。

雑な文で読みにくく誤解を与える内容なのかも知れないが、少しでも言いたいことが伝わるのを願う。
まとめよう。

1)EVEは弱肉強食
2)獲物と認識されたらひっくり返すのは容易ではない
3)獲物は皆から狙われて好きに遊べない
4)自分たちは獲物じゃない事を知らしめるためにアライアンスの幹部は努力している
5)数人の努力も一人のミスで帳消しに出来る
6)ミスをなくす取組が早急に必要だ

以上、今回の言いたかった事だ。
さて、そこそこのスキルを身に付けたなら実際に飛ばして見たくなるのが人の性。ここではステボンの基本的なフィットを見ていこう。

ステボンが担う役割はどれもフリゲート艦の装備許容範囲に多大な負担をかける。故にSPのトータルが少なく、フィッティングスキルも育ってない者にとってフィッティングの問題も切実で、他の“必須”スキルに交えてどのタイミングで伸ばして行くのかに大いに悩むところ。
モデュールの仕様変更なども相まって全てを網羅する一つのフィットを用意する事が出来ない状態だ。人によっては「スタンダード」なフィットが完全にCPUをオーバーしてくる事もあるだろうし、スキル不足を容易に補えるオフィサーモデュールや数Bするインプラントを付ける事に抵抗がない人もいるだろう。では、「良い」フィットとは果たして何なのか?

基本的に目標を高く設定してそれに向かって皆には頑張って行って欲しいので、スキルと同じように細かい判断や微調整は個々でお願いしたい。ただし、細かい違いがあってもどの船にも必ず必要な物があるので優先順位の高いものから並べてみた。

・Covert Opsの遮蔽装置、トルピードランチャー*3、ワープディスラプター
・プローブかボムランチャー(常時オンラインでなくても良い)
・トルピードのダメージやROFに影響するスロットを2-3
・爆発半径か相手のシグネチャー半径に影響するスロットを2-4
・船の速度か回頭性能に影響するスロットを1-2
・船のCPU/PGを増加させるスロットを0-1

上記以外は何を付けても蛇足に過ぎない。船が絶対に出来ないといけないのは遮蔽とトルピードの発射。さらに宇宙のシグネチャーを探し出すか爆撃をする能力が必要でターゲットのワープを妨害する能力も兼ね備えていなくてはならない。
ここら先はグレーゾーンになって行く。ダメージは必要だがどこで誰を相手にするかで変わってくるし、同じように爆発半径の減少や相手のシグネチャー増加も多少は必要だが程度が大きく変わる。そして可能な限り補助モデュールに頼る事無くすべてのモデュールを装備できる必要がある。インプラントとトレーニングで何とかしたいところだ。

では、実際のステボンを見ていこう。まずは何でもいいから一隻選ぼう。理論上はハウンドが一番足が速く、ネメシスが一番固く、マンティコアがフィットするに容易く、ピュリファイヤがバランス型であるが、実際にはどれも性能がそっくりなので微々たる違いの影響はまずない。
それよりも大事なのはスロットのレイアウトの方だ。5/4/2であるネメシスとマンティコアが電子戦とダメージを与える事に優れ、5/3/3のハウンドとピュリファイヤは速度、敏速、あるいは防御に使えるスロットが一つ多い。
スキルの部分でも触れたように最初は両方のタイプをお勧めする。好みを見極める事にもつながり、今現在の目標達成に最も適した物を選べるからだ。

下記に両方のレイアウトの汎用型フィットを用意した。装備のメタレベルは記載していないのでそこは上げ下げが可能だ。

ダメージフィット - ネメシス/マンティコア
ハイスロット
1x Covert Ops Cloaking Device, 3x Torpedo Launcher, 1x Core Probe Launcher
ミッドスロット
1x 5MN Microwarp Drive, 1x Warp Disruptor, 1x Target Painter, 1x 【自由】
ロウスロット
2x Ballistic Control System
リグ
1x Warhead Rigor Catalyst, 1x 【自由】

ダメージフィット - ピュリファイヤ/ハウンド
ハイスロット
1x Covert Ops Cloaking Device, 3x Torpedo Launcher, 1x Core Probe Launcher
ミッドスロット
1x 5MN Microwarp Drive, 1x Warp Disruptor, 1x Target Painter
ロウスロット
2x Ballistic Control System, 1x 【自由】
リグ
1x Warhead Rigor Catalyst, 1x 【自由】

上記のフィットはぺインターとリグでトルピードの爆発半径を抑え、ダメージの最適化を図っている。どちらのテンプレートにも自由に使えるスロットを空けておいた。そこにはフィッティングスキル、船の速度、dpsの値やダメージの通り方次第で何でも入れられるようになっている。

5/4/2のステボンは余ったミッドスロットに追加で電子戦モデュールを乗せるのに適している。もう一つのペインターを乗せたり、追加でワープディスラプターを乗せるのも良いだろう。

5/3/3のステボンはぺインターを二つ積めない分リグに頼る事になるが、ロウスロットに補助モデュールを積む余裕があるぶんフィットしやすいと言えなくもない。

MSEフィット - ネメシス/マンティコア
ハイスロット
1x Covert Ops Cloaking Device, 3x Torpedo Launcher, 1x Core Probe Launcher
ミッドスロット
1x 1MN Afterburner, 1x Warp Disruptor, 1x Target Painter, 1x Medium Shield Extender
ロウスロット
1x Ballistic Control System, 1x Micro Auxiliary Power Core
リグ
2x 【自由】

MSEフィット - ピュリファイヤ/ハウンド
ハイスロット
1x Covert Ops Cloaking Device, 3x Torpedo Launcher, 1x Core Probe Launcher
ミッドスロット
1x 1MN Afterburner, 1x Warp Disruptor, 1x Medium Shield Extender
ロウスロット
1x Ballistic Control System, 1x Micro Auxiliary Power Core, 1x 【自由】
リグ
1x Warhead Rigor Catalyst, 1x 【自由】

MSEを装着する事によってドローンを相手にした時などの生存率は飛躍的に高まるがその分のパワーコアを求められるのでよりタイトなフィットになっていく。これによって5/4/2のステボンは著しく火力を削られ、より良いランチャーやリグなどで調節をする必要が出てくる。

それに対して5/3/3のステボンは2個の弾道制御装置を乗せる余裕がある代わりにCPU系のリグが必要になってくる可能性もある。

爆撃フィット - ネメシス/マンティコア
ハイスロット
1x Covert Ops Cloaking Device, 3x Torpedo Launcher, 1x Bomb Launcher
ミッドスロット
1x 1MN Afterburner, 1x Warp Disruptor, 2x Target Painter
ロウスロット
1x Ballistic Control System, 1x 【自由】
リグ
1x Small Processor Overclocking Unit, 1x 【自由】

爆撃フィット - ピュリファイヤ/ハウンド
ハイスロット
1x Covert Ops Cloaking Device, 3x Torpedo Launcher, 1x Bomb Launcher
ミッドスロット
1x 1MN Afterburner, 1x Warp Disruptor, 1x Target Painter
ロウスロット
2x Ballistic Control System, 1x Co-Processor
リグ
2x 【自由】

前回に引き続き論じているステボンの役割から爆撃にはあまり焦点を当てていない。覚えておいて欲しいのは無誘導弾を使う時にCPUがさらに圧迫されるという事。それを何とかするためにリグかロウスロットを一つ使う事になり、その分トルピードのダメージ効率が落ちる。

具体的に上のスロットから見ていこう。

トルピードランチャーそのものについても幾つか大事な点がある。多くのパイロットが急いでトルピードをレベルVにしてT2ランチャーや付随する弾薬に手を出そうとする。ここで気を付けないといけないのはT2モデュールのフィットのし辛さ。値段と効率とを考慮する必要がある。

仕様としてT2ランチャーがT1より優れるのはそれを乗せるために重要なモデュールが何も犠牲にならない時だけである。5-10%のためにペインターを失うのは勿体無く、MWDを乗せるためだけに500m程する高価なオフィサーモデュールを用意するのもバカバカしい。

T1及びファクション品トルピードランチャー
・必要なCPUが少ない
・悪くないROF(特化ボーナスなし)
・少なめの弾薬装填数
・T1/ファクション品の弾薬
・必要なスキルレベルが低め
・値段が低い

T1/ファクション品の弾薬に限定されるが9割方の場合においてT1/ファクション品のトルピードが一番の選択肢である。他と比べると良く分かるので表にした。
                                                                                                                                                                                                                                                                          
  

種類

  
  

基本ダメージ

  
  

爆発半径

  
  

爆発速度

  
  

基本射程

  

Torpedo

450HP     450m     71m/s     9km    

Guristas   

495HP     450m     71m/s     9km    
Caldari Navy    517HP     450m     71m/s     9km    
Dread Guristas      540HP     450m     71m/s     9km    
Rage   608HP     774m     61m/s     7.5km    
Javelin   405HP     450m     71m/s     15km    

上記から分かる通りT1の違いはダメージだけなので一番いいのを準備しておきたい。大抵のパイロットにとってコストパフォーマンスの点から一番いいのはカルダリ海軍仕様だろう。
比べてT2には大きな利点と欠点がある。レイジ弾はダメージが2割増しだが大きくて鈍足な相手にしか通らない。ジャベリン弾は射程が67%増しだがダメージは2割減。

T2弾より安くて小さなターゲットにもダメージが通りやすいT1弾の方が大体のケースにおいて優れてくるのも納得。さらに大きなCPUの負担からも多くのパイロットがT1ランチャーを使っている。勿論、金が十分にあるならもっと性能の良いオフィサーやファクション品にするのもありだ。
注意点としてトルピードスキルをVにするまで上記以外のランチャーは使えない。

T2ランチャー
・大きなCPUへの負担
・よりすぐれたROF(特化ボーナス付き)
・より多い弾薬の装填数
・どの種類の弾薬にも対応
・必要なスキルレベルが高め
・そこそこのお値段

新規のパイロットが見落とす可能性がある事の一つとして、Torpedo SpecializationスキルがT2ランチャーにしか影響を及ぼさない事だ。しかし、T2ランチャーはスキルを上げないとT1ランチャーとそんなに変わらない。

Polarized トルピードランチャー
・そこそこのCPU消費
・とても良いROF(特化ボーナス付き)
・莫大な装填数
・どの種類の弾薬にも対応
・必要なスキルレベルが高め
・全ての耐性をゼロにする
・馬鹿げたお値段

新たに導入された上記のランチャーがさらにガラスの砲台としてのステボンを際立たせる。それらはフィットしやすく、高いdpsを誇り、大量の装填数を得る代わりにEHPを半分にし財布に多大なダメージを与える。
経験とISKを十分に得るまでこのランチャーを使わない事を強く勧める。だが、腐るほどのISKと、絶対に撃たれない自信があるならこのランチャーがベストだ。

ミッドスロットに付いてはどうか?

ネメシスやマンティコアのパイロットならミッドスロットの多さが柔軟性につながる。相手を無力化できるスロットが四つもあるのだから。
ハウンドやピュリファイヤーにとってオプションはあまり多くない。ディスラプターと推進モデュールを乗せたら残りは1スロットになる。だがそれがより弱い事を意味するr訳じゃない。大抵の場合に生存率が高いのはこちらの方だ。
下記は少し特殊なミッドスロットのレイアウトを用意したものだ。これらは目的に応じて変わるものの覚えておくとよい。勿論これらのモデュールを持ち歩いてその都度モバイルデポか何かで素早い換装もありだ。

ミッドスロットの例

複数のスタビライザーを持つターゲットへのタック
4/4/2
1x AB/MWD, 1x Warp Disruptor, 1x Warp Scrambler, 1x Target Painter
4/3/3
1x AB/MWD, 2x Warp Scrambler

カプセルをロック、タックル

 4/4/2
1x AB/MWD, 1x Warp Disruptor, 1x Sensor Booster w/Scan Resolution script, 1x Target Painter
4/3/3
1x AB/MWD, 1x Warp Disruptor, 1x Sensor Booster w/Scan Resolution script

同時に複数のターゲットにタックル

4/4/2
1x AB/MWD, 2x Warp Disruptor, 1x Capacitor Booster
4/3/3
2x Warp Disruptor, 1x Capacitor Booster

電子戦 
 4/4/2
1x AB/MWD, 1x Warp Disruptor, 2x Sensor Dampener w/Targeting Range script
4/3/3
1x AB/MWD, 1x Warp Disruptor, 1x Tracking Disruptor w/Tracking Speed script

カーゴについても触れておきたい。多くのパイロットがカーゴをフィットの一部だと思っていない事だろう。しかし、モバイルデポの導入でどのパイロットもドックせずに60秒程度で換装が可能となっている。プロなら念のために持っておいた方が良い物をリストアップしてみた。これは以前に書いたお泊まりセットと大いに内容がかぶる。

カーゴの出発前チェック
・予備のプローブ8個セット
・戦闘プローブ8個セット付き拡張ランチャー
・360-540の予備弾薬
・120のレイジ/ジャベリン弾(T2ランチャーの場合)
・150-300リペアペースト
・モバイルデポ(換装用、倉庫として)
・ボム付ボムランチャー
・小バブル発生装置
・カーゴスキャナー(ストラクチャーの中身を調べる用)
・換装用のモデュール:ディスラプター、スクラム、センサーブースター等
・CPU/PG用の補助モデュール(これも換装用)
・アーマー/ストラクチャー修理用のモデュール
・ブースター/Quafe® Zero。

恐らく上記の全てを持ち歩くことは無いでしょうし、そんなに持ち歩きたくないのかも知れません。しかし、多くのパイロットがどれかが手元に無かったために悔しい思いをしてきているのも事実。カーゴスキャナーを持っていない時に保護されたコンテナを見つけたり、モデュールが燃えカスに近い時にペーストを忘れたり、SSに放置されたオルカをWHで見つけたのに戦闘プローブがジタの倉庫の中だったり。備えあれば、憂いなし。

最後に役立つインプラントを見てみよう。

ダメージやその伝達、フィッティング等を容易にしてくれるインプラントが多数ある。確かに高い割にポッドと一緒に破壊されてしまうこれらのインプラントは避けやすいが、用心深いステボンのパイロットならヌルセク以外でポッドまで失う事はまずない。それを踏まえた上で役に立つものをリストアップしてみた。

エンジニアリング系
SLOT 6 Zainou ‘Gypsy’ CPU Management :トータルのCPUを増やす
SLOT 8 Inherent‘Squire’ Capacitor Management :キャパ容量を増やす

ミサイル系
SLOT 6 Zainou ‘Snapshot’ Torpedoes :トルピードのダメージ増加
SLOT 8 Zainou ‘Deadeye’ Guided Missile Precision :爆発半径の縮小
SLOT 9 Zainou ‘Deadeye’ Target Navigation Prediction Increases :爆発速度の増大
SLOT 10 Zainou ‘Deadeye’ Rapid Launch :ROFの増大

ナビゲーション系
SLOT 6 Eifyr and Co. ‘Rogue’ Navigation :最大船速の増大
SLOT 6 Eifyr and Co. ‘Rogue’ Warp Drive Speed:ワープ速度の増大
SLOT 7 Eifyr and Co. ‘Rogue’ Evasive Maneuvering :敏速の増大

スキャナー系
SLOT 6 Poteque ‘Prospector’ Astrometric Pinpointing :精度の増大
SLOT 7 Poteque ‘Prospector’ AstrometricAcquisition :スキャン速度の増大
SLOT8 Poteque ‘Prospector’ Astrometric Rangefinding :スキャン強度の増大

またしても長くなったが以上で大体のフィット談義は終わりとする。

次はステボンの運用に付いて見てみよう。