本来はステボンの運用に付いて書く予定だったが...今回はやめておこう。少し疲れたのもあるし、何より、とんでもないキルボードを見てしまったから意識がそっちに行ってしまってる。
リンクは張りたくない...身内だから。
ヌーブな俺から見ても突っ込み所が多すぎて、どこから始めるべきか。
順を追っていこう。まず第一にキル簿の数字を気にする理由としてキル簿から何が分るのかと言うところから。あれで分かるのは
1)撃墜した数とされた数
2)場所
3)仲間の有無
4)落とされた奴のフィット
5)落とされた時間
6)トータルの撃墜数
7)トータルの与えた損害・受けた損害
などである。時間も表示されるので活発に動いてる時間も分るという代物だ。
さて、まっ先に目につくのは色。緑が勝利の色、赤が敗北の色だ。赤ければ赤いほどそいつは「弱い」と言う事になる。与えた損害が低く、受けた損害が多きい者に至っては「カモ」と見られる。
強いだの弱いだの、カモだのネギだのと何をそんなに気にしているのかって?どっちでも良くない?別に自分が相手をする気がないならどう思われても良くない?
違うんだな...他の世界ではどうか知らないが、EVEにおいては人の船を落とす事が世界の基盤になっているとも言える。採掘も、PIも、探検も、研究も生産も何もかもが「船とその装備を提供する」ための活動である。船が落ちなければ経済は回らない。だからかどうかは分らないが、EVEでは船を落とせるものはヒーローだ。人の船を大量に、頻繁に、何処でも何でも落とせるパイロットは羨望の眼差しを向けられる。それが現実だ。
「大きな船、高価な船がどこそこで落ちた」
こんな見出しの記事が数日に一回はEvenews24に載る。皆もそう言う記事を求めてる。誰しもがヒーローになりたいからだ。そしてEVEのヒーローは何万隻も落とし、何trillionISKの損害を相手に与えるもの。
ヒーローになりたい者は獲物を探し始める。所謂ローミング、wardec、GC、海賊等々だ。いつかタイタンを落とす日を夢見て、「食える」相手を探す。
当然、誰もが同じように操船が得意だったり装備が充実していたりする訳ではない。だから確実に勝てる方法を皆は模索し始める。単純な事だ。
1v1で勝てない?
仲間を集めよう
複数名集めても勝てる自信がない?
油断した所を襲う
それでも負けそう?
勝てそうな奴を見つけよう
これだ。↑のこれだよ。キル簿が赤いと困るのは正にそこだ。
これなら余裕で勝てる、余裕じゃなくても確実に勝てる、自分の船が落ちても相手の高価な船を沈めてしまえばトータルで勝ちだ。こいつはカモだ。
そう思わせるキルボードが確かに存在する。いや、はっきり言おう。Imperium Edenのキル簿が正にそれだ。
そしてそれに拍車をかけるキルメールを見ると...目を覆いたくなる。
カモだと(正しく)認識されて困るのは何も常に襲われ続ける事だけじゃない。見方によっては探す手間が省ける、迎え撃つ態勢を整えれば逆に美味しい。まあ、その迎え撃つ態勢とやらが一向に整う気配を見せないからカモのレッテルを貼られるのだが...そんな事よりも困るのは相手にされなくなって行く事だ。
真っ赤に血塗られたキル簿の持ち主が他の勢力と対等に会話など出来る筈もない。常に下に見られ、都合良く使われ、捨てられていく。下手したら友好を結んだ相手に撃ち落とされかねない。
撃墜された数が多くてもISKで上回っていればまだ救いようもある。元が探検を推奨するコープが母体になっているアライアンスだ。探検家は落ちてなんぼの商売。一隻当たり数mの船を100-200失っても一度のローミングで余裕で取り返せる。この間の一晩で1Bを超えるキルは出来が良すぎたがそんなに驚くほどの事でもない。私自身、落ちた回数の方が多いが、ISKでは上回っている。PvPの腕が良いとは言えない私でさえね。
つまり、普段は安い探検船やギャグフィットの戦うベンチャーを落とされ続けても、ガチの戦闘に手堅いフィットの戦闘艦を参加させ、相手を倒して自分は生き残る事が出来ていれば何とでも話は出来る。
勿論、数でもISKでも効率ポイントでも緑色に輝くキル簿を目指してはいる。現状でアライアンスの撃墜数の開きが約2000。金額の開きは約50B。取締コープで数が2500、金額が30B開いている。
見て分かる通り、撃墜数の開きを埋めるのはとても大変だが、金額の開きは数に対して微々たるもの。戦艦一隻が800M位はする。60隻も落とせば追いつける計算だ。戦艦は中々居ないとしても、最近流行りの船、ギラ等も300Mを超える高額船。T3CLも、DDも安くはない。一隻落とすのに30-40Mの船を4-5隻持っていかれてもおつりがくる。
アライアンスの上層部はこう見えても色々考えているし、解決策を探しているし、上手く行った試みもある。
だからこそ、用途不明で必要性が見えない、ハイリスク・ローリターン、馬鹿げた金額のモデュールばかり搭載し、無防備に敵の前に姿を現した結果落とされてる高額のキルメールを見ると無性に壁に頭突きをかましたくなる。
たった一隻で一週間分の外交と戦闘結果をチャラにしてしまってる。
正式にEdenの一員ではない者のキルメールだからアライアンスのキル簿には反映されていないが、問題はそこじゃない。
問題は誰も初心者にキルボードやEVEの特性、ハイセク戦争に付いて教えないままに一人で高価なだけで何の役にも立たない船に乗る事を許容している事だ。
艦隊行動の練習やステボンに必要なスキル、フィットを語る前に基本的な作業が必要だった。数日かけて用意した戦闘機会に人を集め、船を用意し、指揮し、(我がアライアンス基準で)多大な戦果をあげても数日の後に1-2の訳の分からないロスで振り出しに戻る。そんな事を繰り返していればいつまで経っても初心者の最初の受け皿コープとして押しつけられた役割に沿って許される範囲内で遊び、必要がなくなって第二のONIが現われた時に第二のNEKOとして滅ぶだけだ。
他の人がどうかは分からないが俺は初心者を抱きかかえて滅ぼされるのは願い下げだ。そうならないために外交をし、外交をするためにPvPをし、PvPをするためにあの手この手を尽くしている。外にばかり目が行っていたが内部の問題は思っていた以上に深刻なようだ。ステボンの運用の記事は持ち越しだ。
そもそも何のために艦隊行動やステボンやフィット論が必要なのかを教えなくてはいけないようだからね。その第一歩(?)として今回の記事を書いた。
雑な文で読みにくく誤解を与える内容なのかも知れないが、少しでも言いたいことが伝わるのを願う。
まとめよう。
1)EVEは弱肉強食
2)獲物と認識されたらひっくり返すのは容易ではない
3)獲物は皆から狙われて好きに遊べない
4)自分たちは獲物じゃない事を知らしめるためにアライアンスの幹部は努力している
5)数人の努力も一人のミスで帳消しに出来る
6)ミスをなくす取組が早急に必要だ
以上、今回の言いたかった事だ。