本巣市 金原 金原谷  金原乙姫滝  落差8m

 

男滝・女滝から先は、そのまま金原谷を遡行します。

 

左岸には、立派な石碑が建っていました。(1995.05.04撮影)

石碑にもありますように旧本巣町の天然記念物となっていました。

 

「戦国時代、落武者の一族がこの地を通りがかり、滝の近くの洞窟に住みついた。

やがて、一族に一人の女の子が生まれ、美しい娘に育った。ところが、娘は時折り

滝のほとりに立ち、じっと滝を眺めるようになり、ある日、行方不明となってしまった。

両親が手を尽くして探してもみつからず、朝夕滝に合掌しては発見されるのを祈った

ところ、滝に白鰻があらわした。

 人々は、きっと娘の生まれ代わりだ、水神様のお使いだといって、大切にした。

ある日照りの年、村人たちは、滝にお供えをして雨乞いをしたところ、滝つぼから

白い鰻が舞い上がって登ったかと思うと、さっと落ち滝の中に姿を消した。

まもなく雨が降り出したので、以後、乙姫滝と呼ぶようになった。」

という伝説があります。

 

右側の覆い被さる岩が特徴的な滝です。(1994.11.26撮影)

 

水量が多かった。(1995.05.04撮影)

 

更に梅雨時の訪問です。(1995.06.11撮影)

 

12年振りの訪問(2007.04.29撮影)

 

 

上部が石積みになっているのが残念ですが、幽閉的な雰囲気が

フォトジェニックで良い滝です。