古代ローマの道と娘ムームーのクルージング | ローマの松の木の下で・・・

ローマの松の木の下で・・・

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久しぶりに家の近くにある(車で10分)

アッピア旧街道を2回に分けてお散歩した。

 

 

アッピア旧街道には古代ローマの城壁のセバスティアーノ門から出発して、

道なりにドミネ・クオヴァディス教会やサンカリストやドミティッラ、

サン・セバスティアーノのカタコンベがある。

 

(本当の出発点はチルコ・マッシモ近くのカペーナ門)

 

 

全ての道はローマに通じる。

 

 

ということわざがあるように。

ローマから始まり、

最終地点はイタリアの長靴のかかとの部分にあるブリンディシで終わってるので、

相当長い距離だ。

 

 

でも私がお散歩したのは

昔の面影が一番残っているエリア。

 

 

チェチリア・メテッラの墓あたりまで車の往来が激しいので、

 

1回目のお散歩はそこから始めた。

 

 

 

 

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この円錐形のお墓は四角い基盤の上に建てられている。
 
 
チェチリア・メテッラは王に代わって執政するコンスルの娘だった。
 
 
 
このお墓の前にはサン・ニコラ教会という
中世ゴチック様式の屋根がない建物がある。
 
 
 

 

 

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アッピア旧街道に残っている古代ローマの石畳。

 

 

 

糸杉や松などの木が生い茂り、

 

道なりの所々に古代ローマ時代のお墓が建っている。

 

 

 

 

 

 

 

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ティベリオ・クラウディオ・セコンディーノのお墓。(西暦100年くらい)

 

彼の妻と息子もここに埋葬された。

 

 

 

 

 

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イラリオ・フスコのお墓。
 
西暦80年頃死亡。
 
 
壁には5人の死者の彫像が彫られている。
 
 
 
 
 

 

 

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丸い古墳式のお墓は後ろに回ると中が空洞になっているのが見える。
 
 
 
 

 

 

3キロくらい南に行って、そこから車を止めた場所まで引き返さなければいけないので
1回目は6キロくらい歩いた。
 
 
 
2回目は前回止まったところからその先南、
車が往来する交差点まで3キロほど歩いて行った。
 
 
 

 

 

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道なりに立っている頭がない彫像。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ピラミッド型のお墓は以前、
大理石で覆われていたらしい。
 
 
 
 
 

 

 

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お散歩最終地点に立っていたお墓。

 

 

 

 

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アッピア旧街道沿いにはお金持ちの邸宅が数々あり、
ベルルスコーニ所有の邸宅には生前ゼッフィレッリ監督が住んでいた。
 
 
中には結婚式等のイベント用にレンタルしている邸宅もある。
 
 
 
 
 
 
 
 
ところで娘のムームーが一昨日、シチリア諸島のクルージングから帰ってきた。
 
 
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カターニャまで飛行機、
カターニャからミラッツォまで電車。
 
ミラッツォから2台の船でクルージングした。
 
1台の船には10人のお客を乗せて、
エオリア諸島(リパリ、ヴルカーノ、ストロンボリ、サリーナ、パナレーア、アリクーディ、フィリクーディ)
をほぼ全部、1週間かけて回った。
 
 
お客さんの平均年齢は30歳、
航海士と知り合いだったので、ベルギーで知り合った友達と参加。
 
お客のほとんどはヨーロッパ各国から来てるので、
会話は英語だったらしい。
 
 
大きなクルーズ船と違って小さな船なので、
寝室は狭いし、キッチンも狭いのでほとんど外食。
すぐ水不足になって、1回しかシャワーを浴びれなかったらしい。
 
 
でも夜空の無数のお星様が見れて、
なんと天の川まで見れたし、
結構楽しかったらしい。