前回のブログで言及した
娘のムームーの年末パーティだが、
最初、彼女の高校時代の友人の親戚が、
場所を提供したと思っていたのだが、
行ってみたらどうも違っていた。
友人のまた友人の家だった。
それもどうも、
その日両親が留守であることをいいことに、
勝手に人を呼んでパーティしたらしかった。
はじめ音楽をガンガンかけて
ディスコパーティにするつもりだったが、
音楽のボリュームが大したことなかったため、
みんな踊らずに静かにお話ししていたらしい。
何も問題がないように見えたのだが、
新年が明けて、
夜中の2時過ぎに、
家の持ち主の男の子が突然、
パーティは終わった
みんな、家を汚くしてくれてありがとう！
と言って、そこにいた人たちを追い返したらしい。
なぜかと言うと、
一人の男の子が酔いつぶれて
洗面所で戻してしまって、
どうも排水溝が詰まってしまったらしかった。
不思議なことにその家、ベランダに普通のベッドが置かれていたが、
それもお客の誰かが壊してしまったらしい。
持ち主の男の子も、
元旦に、
両親が帰って来る前に、
バレないように慌てて
なんとか汚物を清掃しなければいけない。
踏んだりけったりのお正月になってしまった・・・・
大抵こんな風な顛末になるから、
ほとんどの家庭が場所を提供したくないわけだ。
汚い話しの後になんだけど、
今度は食べ物のお話し。
今日、チプロにあるスシスシストアに、日本食を買いに行った。
このお店ができたおかげで、
今までローマで買えなかった
特殊な日本食が色々買えるようになった。
例えば油揚げと日本製の餃子の皮。
今まで、もうすでに煮付けられたレトルトの油揚げは売ってたけど、
私の好みより全然甘めなので、１回買ってもうやめてしまった。
餃子の皮も他で売ってるのは中国製しかなく、味がまずい。
あとローマで買えるのりはほとんど中国製か韓国製だったが、
ここで今日、はじめて日本製のノリを買うことができた。
そして同じく初めて見かけたスシ酢も即購入した。
（今まで売ってたのは超高い、粉末すしのこだけ）
今度作ろうと思っている、
和風デザートにかけようと思っている
抹茶もゲットした。
冷凍桜餅もゲット！
普通に解凍したらイマイチだったけど、
電子レンジで20秒温めたら美味しくなった。
冷凍シューマイがセールになっていたので買ってみた。
お店に着いたのが2時頃だったろうか、
とても感じのいいイタリア人の店員さんがいるのだが、彼女に
うちに帰ったらこのシューマイでお昼にするつもりだけど、
あなたはお店のお寿司（お寿司も売っている）を食べたの？
と聞くと、そうだと言う。
でも彼女はお寿司よりお好み焼きが好きだと言う。
そういえばこの間お好み焼きを食べに行ったとき、
偶然彼女に会ったっけ。
でもローマのお好み焼きはイマイチだ。
日本に来て本場のお好み焼きを食べるべきだと勧めた。
それからお正月のおせち料理に話が発展して、
私はローマでレンコン売ってないので、
作らないと言うと、
でもお店でも売ってると言って、
レンコンを見せてくれたのだが、
レンコンの水煮で、
見るからに不味そうな色をしていた。
彼女はそれとこんにゃく、他のところで手に入れた里芋で、
煮物を作ったそうだが、
フニャフニャなので、
レンコンがすぐ煮崩れたと言う。
私は本物のレンコンはシャキシャキしてるんだと説明。
お豆腐もあまり好きではないと言うのだが、
彼女が食べたことあるのは、
長期保存用のだけ。
私は日本で売ってるできたての豆腐を食べたら、
美味しくてほっぺが落ちるよ、と説明。
このように
材料が乏しい海外で美味しい日本食を食べるのは
なかなか難しいことだ。