ローマの年明け | ローマの松の木の下で・・・

ローマの松の木の下で・・・

好きなこと、気になることを気ままに書いていきたいです!

明けましておめでとうございます。

 

昨年は私のブログを訪問してくださってありがとうございました。

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

31日の大晦日。

 

イタリアの若者にとって、

どこで年明けするか、

 

が最大の興味の対象。

 

数週間前からの20代の我が子たちの話題の中心は、

まさにそれだった!

 

 

イタリア人にとって、

年明けはクリスマスの次に大事なイベントである。

 

クリスマスは家族や親戚と過ごすが、

年明けは好きな人と過ごす。

 

若者たちは友人たちと、

 

子持ちは友人家族、

さもなければ家族だけか、親戚を交えてが普通のパターン。

 

お金のある人はレストランに行って祝う。

 

若者たちは大勢集まって、

音楽をガンガンかけてディスコパーティ。

 

でも場所探しが難しい。

 

どこか借りるにも場所代がめっちゃかかる。

 

最初娘のムームーの友人の間で

場所代が安い

雪に埋もれたひなびた山村の別荘を借りるという案も出たが、

 

暗くなってから行って、遅くに車でローマに帰ってこなければいけないので、

ほとんどの友人が尻込みしてボツ。

 

それで夫の親戚が持っている上の家が空いてるので打診してみたが、

親戚が早く寝たいので、(上で騒がれたらネレナイ)これもお流れ。

 

 

やっとムームーの高校の同級生の親戚のうちが広い場所を提供してくれ、

ムームーは40人以上の友人を招集した。

 

 

いざ彼女が出かける、

という時に服装点検してみたら、

超ミニスカート。

 

夜8時半ごろ一人で出かけて行って、

帰りは超遅い。

 

治安の悪いローマだから、

なおさら気をつけなくちゃいけないのに、

 

と行く前に、夫と一緒にそのことを咎めると、

 

やっとスカートの上からトレーニングパンツを履いて

それを会場に着いたら脱ぐ、

という段取りになった。

(でももう大きいんだから、自分でわかってやってほしかった)

 

 

むすこSは友人たちとチェントロでハンバーグを食べてから

花火を見に行くことになった。

 

私と夫だけ取り残されてつまらないので、

夕食後、チルコマッシモの花火を見に行くことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

地下鉄、チルコマッシモの駅がクローズだったので、

 

コロッセオで降りた。

 

 

 

 

 

 

 

コロッセオ横にある凱旋門を眺めチルコマッシモまで歩いて行くが、

 

人、人、人、人だらけである。

 

 

イタリア人と外国人観光客が半々の割合か。

 

 

チルコマッシモ(古代ローマの競技場)脇には

簡易トイレが数十個設置されていて、列が。

 

道には飲み終わったビール瓶やシャンパンの瓶が散乱していた。

 

 

夫はうちからスプマンテ(発泡ワイン)を持参して行ったが、

結局トイレに行きたくなると困るから飲まなかった。(簡易トイレ汚そう〜)

 

 

 

 

 

遠くに見えるパラティーノの丘の遺跡。

 

 

 

 

 

 

午後11時頃、チルコマッシモに設置されたクレーンで吊られた網で

アクロバットのデモンストレーションをする人たち。

 

 

 

 

 

 

 

カウントダウン前にお話をする、

女性ローマ市長 ラッジ。

 

 

 

 

 

 

 

2019年になって、花火の打ち上げがあった。

 

 

 

 

 

 

 

真実の口広場に設置された光るオブジェは色が変わる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルンゴテヴェレ沿い。

 

 

 

 

 

 

 

白く不気味に光る銅像。

 

 

 

 

 

 

 

 

オレンジの公園でもオブジェがあると聞いたので、

行ってみたが何もなく、

私と同じように期待して来ている人たちが公園前を

ウロついていた。

 

 

 

 

帰りは幸いにもチルコマッシモの駅がオープンし、

地下鉄B線に乗り込んだが、ものすごくギューギュー詰めだった。

 

 

 

そのあとA線に乗り込んだが、

電車の中で夫がその日の夕飯の量が多くて消化できないと、

文句を言い出した。

 

 

最初ハンバーグと野菜で軽く済ませるつもりだったが、

ラディッキオを見てるうちに、急にラディッキオ(赤いチコリ)のリゾットが食べたくなり

リゾットとハンバーグとポテトを作ったのだが、

ムームーが外食するのを忘れていて、

彼女の分の肉もあったので、

それを夫に出したらその時は文句を言わずに食べてた。

 

しかし後から文句を言う。

 

年明けで、他の人はたらふく食べるんだから、

なんでそんなことに文句を言うんだと非難したら

あとであやまっていたが、

 

夫は食事を多めにあげると不平を垂らすので始末が悪い。

 

この間はかぼちゃの煮付けを彼にだけあげるの忘れていて、

デザートのフルーツの後に食べるかと聞くと、

もう最後のフルーツを食べてるから困ると怒り出す。

 

若い頃はそんなことに文句を言わなかったが、

年取ると、愚痴っぽくなるから困る。

 

普通のイタリア人は反対で、

食べ物の量が少ないと文句を言うが、

 

夫は太りたくないからか、

その反対だ。