神様の使い | 水と土

水と土

水のそばにいたいです

我が家に突然 白猫がやってきました

3日ほど前から寄りついたようなのですが 首輪の跡があるのです

しかも人間をまったく怖がりません

昨日の朝 初対面の私に近寄るとすぐヒザの上に乗りました

まるで前から知ってるみたいに

やわらかくて温かい なんかゴロゴロいってる生き物は

あっという間に家族を虜にしてしまいました


母は猫に名前をつける名人です

「紋次郎」と名づけました 男の子なんです

人恋しいようで 縁側に誰かの気配を感じるとすぐ駆け寄ってきます

そして体を擦り付け だっこしてくれと甘えるのです

その可愛らしい声といったら・・・


私はかつて 恋人と呼べる猫と暮らしていました

相思相愛でした

病気で死んでしまったけれど 言葉を話せない彼は

私に何を告げたかったのだろうと思います

一緒にいてあげられなかった私に


紋次郎を抱いていたら 彼のことを思い出してしまいました

だから私は紋次郎に言いました

「ずっと ここにいてね」

紋次郎はゴロゴロいいながら目を閉じました

きっと言葉が通じたのだと思います


紋次郎は神様の使いです

乗田家に幸せを運んできてくれた そんな気がするんです