乃木神社~乃木別邸(マムシ登場の巻)
乃木神社で厄をバラバラに破壊したら、乃木別邸を目指し裏手の林(*1)を進みます。途中で現れたのがマムシ注意の看板。落石注意、動物飛び出し注意みたいなもんで、そうそう出るもんじゃないでしょう。
もともとは乃木家の田んぼだった静沼を過ぎると、、、
乃木希典 那須野別邸が見えてきました。
土間から内部を伺うことができます。一部屋で都内のアパート1戸分くらいの広さ。
北側の納屋の前には乃木将軍の像。境内の石像より小さめ。
乃木将軍はここで休職中に晴耕雨読の生活を送っていました(*2)。
納屋には開墾に使った鋤など数々の農具。
では静沼を一周して乃木神社に戻りましょう。その途中、出ました。
マムシです。足音に気づいて逃げていきます。すごいスピードです。こっちに向かってきたら悲鳴をあげて逃げたことでしょう(*3)。あー驚いた。
マムシに襲われることもなく、無事神社に戻ってきました。
境内には大きな絵馬。乃木希典は「農は国の大本なり」と唱え、自ら勧農の範を示しました。
神馬舎には愛馬の殿号(しんがりごう)。明治天皇の皇太子(後の大正天皇)から授かり、日露戦役を共にしたそうです。
では、そろそろ御暇しましょう。振り返れば、神社の裏手を守るマムシの姿が目に浮かびます。
これから車を烏ヶ森公園に向けます。
起伏のある公園で丘の上には烏森神社が建ってました。
☆
(*1) 乃木静子夫人が杉苗を買っては植林し続けたという静子林。
(*2) 生涯に四度の休職をした乃木将軍は、休職中の多くをここで生活。
(*3) 落ち葉の中に紛れたとたん、保護色でどこにいるのかわからず。