那須乃木神社~乃木別邸(厄玊投げの巻) | 本を持って南の島へ

那須乃木神社~乃木別邸(厄玊投げの巻)

昨日は散歩してたら雷があちこちに落ち始めまして、一番近かったのは2~3ブロック先。閃光とほぼ同時にピキッと高電圧のスパーク音が鳴り、1秒もしないうちに上方からバリバリと音が轟き首をすくめました。スパーク音は初めて聞きました。柱上トランスかテレビアンテナにでも落ちたんでしょうか。ま、厄落としをしといたので無事でしたが。

 

 

やって参りました。栃木県那須塩原市の那須乃木神社です(*1)。

乃木神社 乃木別邸

 

 

鬱蒼とした森を背景に明るい神社です。

乃木神社 乃木別邸

 

 

手水ではカラフルなビー玉が光ります。

乃木神社 乃木別邸

 

 

本日は参拝日和也。

乃木神社 乃木別邸

 

 

鳥居をくぐるとすぐ石橋をわたります。

乃木神社 乃木別邸

 

 

透明感抜群の御手洗川(みたらし)です(*2)。

乃木神社 乃木別邸

 

 

境内に立つ石像は明治の陸軍大将 乃木希典(まれすけ)。日露戦争で活躍し、10代の学習院院長も務めました。

乃木神社 乃木別邸

 

 

そう、ここは乃木希典を祀る神社なんです。明治天皇御大葬の1912年9月13日、乃木夫妻は後を追って自決。葬儀後、神社創立の声がおこり1916年4月13日に神社が建立されました。

乃木神社 乃木別邸

 


拝殿で無事到着のお礼をします(*3)。

乃木神社 乃木別邸

 

 

良縁、安産、入試合格、国家資格取得、健康などの願いが記された絵馬。中には合格のお礼も。感心。

乃木神社 乃木別邸

 

 

目が吸い寄せられたのが厄割玉(厄割の玊)。初めて見ました(*4)。

乃木神社 乃木別邸

 

 

土の玉に移した厄難をマトの厄割石に投げつけて砕きます。これといった厄はないんですが、気づいてないだけかも知れません。これをやらずにおけるでしょうか。

 

 

作法は、①割玉に息を吹き込み自分の災厄を移す、②一礼後に厄割石めがけて玊を投げ込み災厄を打ち砕く、③最後に一礼という流れです。

乃木神社 乃木別邸

 

 

お作法どおり息を吹きかけ(*5)「厄」と彫られた石に「えいっ」と投げたら見事に当たり砕け散りました(*6)。

 

 

これで厄がはらえました。なんかいい気分です。堂々と生きていけます(*7)。

 

 

カミさんにも勧めたんですが、当たらないからやらないと断られてしまいました。そこまで考えなかったけど、外れたらもう一個買って挑戦すればいいじゃあありませんか。

 

 

これから神社の裏手にある乃木邸に向かいます。途中の林で出たんです、マムシが

 

 

(*1) 東北自動車道の西那須野塩原ICで降りて20分くらい。

 

(*2) 水源の蛇尾川上流蟇沼から引かれた用水。改修時、乃木希典が地区割当の半額を負担。

 

(*3) 御神徳 文武両道 夫婦和合 土徳勧農、御祭神 乃木希典命(ノギマレスケノミコト)、配祀 乃木静子命(ノギシズコノミコト)

 

(*4) Perplexityによると、厄割玉のある神社は全国に4~5箇所あるようです。ただ、那須乃木神社は漏れてたので、他にもありそう。

 

(*5) 厄が厄割玉に移るよう、念の為3回ほど息を吹き込みました。

 

(*6) 「厄」の字を狙ったつもりが、右下に当たり砕けました。合格です。

 

(*7) 写真をよく見たら、下に傾いた小さい「災」の文字。凝ってますね。