飯岡刑部岬展望館 ~屏風ヶ浦の終点~
前日は屏風ヶ浦の始点近くの「地球の丸く見える丘展望館」で地球を眺望し、九十九里で一泊。翌朝は屏風ヶ浦終点の「飯岡刑部岬展望館」にやって参りました(*1)。
10Km続くという屏風ヶ浦は直線距離で8.7Kmくらい。
刑部岬(ぎょうぶみさき)の突端に上永井公園があり、展望館が建ってます。(入場無料)
岬は約65mの高さ。柵を越えると落ちること間違いなし。
展望館より低い位置にそびえ立つ飯岡灯台(11.3m)。太平洋側だけ照らせばいいので。
ホントかウソか、この岬で出会った二人が恋に落ち結ばれたとか、灯台に願い事を込めて祈ると恋愛が成就するということで、恋する灯台でもあります。
あしたのジョーこと矢吹丈と、あっちには力石徹。
だ~れだの矢吹丈。あしたのジョーがいれば力石徹もいるはず、、、とピンとくるほど賢くないので、力石の写真を撮り漏らしました。あとで聞いたらカミさんはしっかり見たそうで。
最上階から銚子岬に続く屏風ヶ浦の眺め。
反対側は飯岡漁港。九十九里浜(*2)が矢印のあたりまで続きます。
館内には東日本大震災の記録が展示されています。旭市では死者14名、行方不明者2名、住宅被害3,829件の被害がありました。
当時、防潮堤が計画の半分しか完成していなかったところに、9.7mの津波が押し寄せたといいます。展示写真から、漁船の被害状況が伺えます。
帰りがけに見た看板で、はじめて「ぎょうぶみさき」と知りました(*3)。
この後、刑部岬を出発したら、キジが飛び出してきたんです。
追記: 展望館屋上からの360°ショート動画を公開しました。
追記: 今回のドライブ旅行の総集編を公開しました。
☆
(*1) どっちが始点か終点かなんて大論争になりますが、勝手に決めただけです。
(*2) 九十九里浜といっても、実際は66Km≒17里。
(*3) 由来は平安時代末期に佐貫城の城主に仕えていた家老 鬼越刑部栄定の居宅が崖下にあったことから。