二つの塔 ~袖ヶ浦海浜公園~ | 本を持って南の島へ

二つの塔 ~袖ヶ浦海浜公園~

ど~こだ

袖ケ浦海浜公園

 

 

チーバくんの胸のあたり、袖ケ浦です。

 

 

袖ヶ浦海浜公園のウリは高さ25メートルの展望塔。

 

 

螺旋階段を登ればいつだって東京湾の景観を楽しむことができます。

袖ケ浦海浜公園

 

 

最上部には三角板で支えられた謎の球体。

袖ケ浦海浜公園

 

 

落ちるんじゃないかと心配な方もいるでしょうが、昨日まで落ちなかったなら今日も大丈夫です。

袖ケ浦海浜公園袖ケ浦海浜公園

 

 

彼方には海ほたるやアクアライン。海ほたるから右側がシン・ゴジラが踏み抜いてくれた海底トンネル。

 

 

手すりの外はテトラポット。釣りができそうですが禁止。

袖ケ浦海浜公園

 

 

周辺を歩いてみます。南国風の植物が季節を忘れさせます。1月じゃ寒いけど。

袖ケ浦海浜公園

 

 

そこへ現れたのが二つ目の塔。これはもしや風力発電? ブレードが見えないのは超高速回転してるため?

袖ケ浦海浜公園

 

 

銘版には袖ヶ浦海浜公園発電所とあります。

袖ケ浦海浜公園

 

 

現在の発電出力はゼロというか無表示。

袖ケ浦海浜公園

 

 

千葉県が7千万円かけ、2004年4月に稼働開始。その後故障に次ぐ故障で年間維持費は2~300万円。ついにはブレードを外されてしまいました。

袖ケ浦海浜公園

 

 

ブレードが無いなんてことはありません。心の目をこらせば、ほら見えてくるではありませんか。

袖ケ浦海浜公園

 

 

きちんと事業計画を立てれば採算が取れないことはわかっていた可能性があります。

 

かつて他社の事業計画の技術系の計算を手伝ったことがあります。結局、採算は取れないとの結論に至りましたが、ここからが依頼元会社のマーケティング部門の出番です。

 

表計算ソフトをいじりまくって、採算が取れるまで根拠となる数値を変えてしまいます。例えば加入者数倍増とか、運用部門のコスト半減とか。

 

で、めでたくGoサインが出るわけです。・・・という夢を見ました、夢ですよ、あくまでも夢。

 

 

以上、登って楽しい展望塔と、いまや日時計となった風力発電塔、二つの塔でした。

 

公園で時間調整したら、近くの三井アウトレットパーク 木更津に移動します。