旧太子駅は廃墟マニア御用達(その3/4)
旧太子駅(おおしえき)(*1)は無蓋車展示数で日本一だけでなく、廃墟が人を誘う魅惑のスポットです。
廃墟ホッパー前に居並ぶ貨車(その1、その2)に続くのは、、、
静岡電気鉄道からやってきたト20。トはTruckのトで無蓋車(屋根なし車両)。
Weblioによると1919年に大阪の伊藤鉄工所で製造された7t積み貨車。両脇の丸いクッションのような装置は見たことあっても何だか知らなかったんですが、、、
調べたら緩衝器で、ネジ式連結器とセットで使用。おーじーうえもんさんのサイトに連結方法がわかり易く解説されています。
次に、ホームを挟んでト20の反対側に鎮座するのは、、、
架空の番号が付けられたト27409。
北線の風のサイトによると、元は大井川鐵道のト111で、有志がト20000形に復元したもの。
その先に並ぶのが東武鉄道時代に鉱石輸送を担っていたトラ15。1966年に東武杉戸工場で製造。
東武鉄道での名称はトラ105、その後の茨城交通ではトラ15。
次回はサビサビ車両(右)のラスボス。左はここの看板娘、その2で紹介したモーターカー。
(*1) 旧太子駅の場所は群馬県吾妻郡中之条町大字太子、赤ルートで草津温泉に行く途中。