美白:黄ばんだ譜面をなんとか(自分用メモ)
黄ばんでしまった古い楽譜を、画像編集ソフトのGIMPで昔の姿に戻します。ここでは「色レベルの調整」を使います。他にも方法はありますが、いまのところ「色レベルの調整」がお気に入りです。楽譜に限らず、黄ばんだ原稿などにも応用できます。
昔から楽器の演奏は好きなんですが譜面を追うのが苦手でデタラメ三昧でした。しかし、最近は心を入れ替えました。まじめに譜面を追う方が、沢山の良い曲を楽しめるからです。
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楽器の練習には「プリント楽譜」の譜面や、若いころに買った楽譜を使ってます。でも、音楽雑誌やその付録だと紙質が悪くだいぶ黄ばんでしまってます。今日はこれをなんとか白くし、コントラストを上げて読みやすくしてみます。先ずは、楽譜をスキャナーでパソコンに取り込みます。
無料の画像編集ソフトGIMP(窓の杜)を立ち上げ、スキャンした楽譜を開きます。ツールボックスから「色レベルの調整」を選び、画像のどこかをクリックすると右下の「色レベルの調整」画面がポップアップします。
右下ピンク丸の黒スポイトをクリックし、音符など黒い場所(左のピンク丸)をクリックするとメリハリのない音符が黒くはっきりします。ワンクリックで画像全体に効果があります。効果が薄ければ他の黒い部分を指定します。万一ぐちゃぐちゃになったら「リセット(R)」ボタンでチャラにします。
次は右下緑丸の白スポイトをクリックし、黄ばんだ箇所(左の緑丸)をクリックすると下地が白くなります。ここは白っていうんだよと教えてあげるわけです。
これでどうでしょう。良ければ保存します。物足らないときは以下のように同じ作業を繰り返してもっと追い込むこともできます。
下の例のように黒スポイトで音符の中の紫の部分をクリックしてみるとか、白地のなかのシミを白スポイトでクリックしてみます。音符はより黒く、白地はより白くなります。変な色になる場合もあるので、試行錯誤して納得いくまで追い込みます。
あとは保存したファイルを好きなサイズにプリントするだけです。老眼にキビシイ小さな譜面は大きく印刷してやりましょう。
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それでもうまく演奏できないのはもちろん譜面のせいです。曲が悪いんです。フラットやシャープが何個もついているなんて反則です。途中で変調するなんて作曲者の破綻した人格、荒れた生活が伺われます。
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楽器を練習したくなる方法はこちら。
GIMPで譜面を見やすく加工する方法はこちら。