これまでのあらすじ下矢印






わくさんが私の両親と会いたいと言うので会うことに。

ただ私の父無茶苦茶沸点が低いんですよアセアセ

気が合わなかったら修羅場と思い、わくさんにまずは母親からと伝え日程を決めました。

わくさんはうちは両親揃っていたのにと不満そうでした。




わくさんとはホテルのレストランの前で待ち合わせしました。

わくさんの服装はシワシワのシャツとズボン、サンダル。

靴擦れしたらしく絆創膏を手に持って現れて会うなりトイレに絆創膏を貼りに行かれました。


 

 


普通(自称)婚約者の親に会うのにサンダルで来ます?

普通スーツでしょうが!



わくさんは急に太ってスーツが合わなくなったからこの格好で来たと母にわざわざ言い訳していましたが、スーツならそこら辺で数日で手に入りますよね?

何日も前から日にちを決めていたのに何言ってるんだ?って思いました。

翌日配送ならすぐに着れますよ下矢印


 

 


わくさんと行ったのはホテルの和食レストラン。

こういう感じでちょっと豪華な和食弁当みたいなものを食べましたスプーンフォーク

(写真は機内食で当日の物とは違います)





第一印象でわくさんのイメージが悪かった母。

執拗にわくさんをいたぶります。

母「医者ってすごいのね。1回で受かったの?」

わくさん「…5回目です」

ちなみに私わくさんが国家試験を4浪していること母に伝えていましたのでただの意地悪ですね。



この後も

「開業なさるそうですけど誰が連帯保証人になるんですか?まさかのんじゃないですよね?」

と失礼な質問をする母。


 

 


私もそれは気になっていた!

無言になるわくさん。

恐らくですが何も考えていなかったか、私が当たり前のように連帯保証人になってくれると思っていたのでしょう。

消え入りそうな声で

「父に頼もうと思っています」

とわくさんは言いました。



その後も母は

「何でわくさんの実家の近くに住むの?」

と攻め続けます。

住居は男性に合わせるものと男尊女卑思考のあるわくさんは理由を言えませんでした。

特に理由もないでしょうしね。



大人しくしていたわくさんもムカついたのか反撃に出ます。

「ドーベルマンを飼ってるそうですね?危険じゃないですか?」


 


当時実家はドーベルマン(雑種)を飼っていたんですよ。

わくさんは小さい頃犬に追いかけられて噛まれた思い出を語り始めました。

何が言いたいのか分からず困惑して聞き続ける私と母。



わくさんの話を要約すると反町&松嶋菜々子夫妻の飼っていたドーベルマンが人に怪我をさせた事件がある。

そんな危険な犬を私の近くには置いておけない…

だから自分の実家の近くに住みたいという話でした。



頑張って理由を絞り出したのね!



私、数日前に実家の犬に噛まれて怪我をしていたので母も反論できませんでした。

でも愛犬の悪口を言われた母はぶちギレ、険悪な雰囲気に。

そんな時デザートが!

助かった泣き笑い



 


この2人は混ぜるな危険だ!と思った私はデザートを食べ終わるなり解散を促しました。



帰り支度をしたのですがわくさん私をじっと見つめて伝票を持とうとしないの。

伝票の一番近くにいるのはわくさんなのにわくさんは私を見つめたまま動かない。



これは私に払えってことか!



そう思った私は3人分の会計をして母を連れ帰りました。

実は私わくさんと食事をしてお財布を出したことがなかったんですよ札束

なのでビックリしました。

ムカついたからってここで払わないってあり得ますか?



母も

「ここで女に金を出させるなんてケチな人ね」

と文句を言っていました。

初めて母に同意したわ。



こんな感じで最悪な状態で終わったランチ会。

後日談に進みます。