数年前、私が会社の上司に「麻木君、商品発表会の司会を頼むよ」と言われた時、私はこんなことが頭の中をよぎりました。
「1000人もの前で司会をするなんてとても無理だ。」
「考えただけで、足がブルブル震えてしまう。」
「失敗したらどうしよう。」
「恥をかきたくない。」
「失敗したら上司に迷惑をかけることになる。」
などなど・・・考えただけで背中に汗をかいたのを覚えています。
あなたも似たような経験があるのではないでしょうか?
でも、冷静に考えてみると・・・。
「上司に迷惑をかける」とか、「大勢の前で恥をかく」という心配は、すべて現実に起きたことではありません。
「思考」つまり、自分の勝手な考え、思い込みから来ているものなんです。
勝手に思い込んだ考えが、まだ起きてもいない未来を支配してしまっているんです。
このような状態で大勢の前で話をしようとしても、今度は、体に「あがり症」特有の症状が出てきます。
私の場合・・・
「足がガクガク震える」
「冷や汗が出る」
「トイレに行く回数が増える」
「熱が出てくる」
「息が苦しくなる」
「手が震えてうまく字が書けない」
など、私はこれらの症状を普段から経験していましたし、とても話ができる状態などにはなりませんでした。
あがり症の症状がもっと重症の人になると、その場で吐いてしまう人もいるそうです。
つまり、このような体に現れる症状も、元をたどればすべて「自分の勝手な思い込み」が原因。
ですから、自分の勝手な考え方さえ変えることができれば、オドオドせずに人前で話すことができるようになるわけです。
そして、体に現れたあがり症特有の症状を和らげる方法もあります。
たとえば、深く大きく深呼吸をする。
誰もが知っている簡単な方法ですが、実際に使うと意外と効果があるんです。
あがり症の症状を消し去るには、思い切って今までの考え方を変えてみることをオススメします。