凍りついた感情① | 24時間テレビでドラマ化された心理カウンセラー長谷川泰三

24時間テレビでドラマ化された心理カウンセラー長谷川泰三

24時間テレビでドラマ化された心理カウンセラー長谷川泰三の公式ブログ

私は共感能力(エンパシィー)を使って心理状態を分析し


カウンセリングを進めていきます。




簡単に言うと、感情は共鳴する!


ということを言っているわけですが、




この感情の共鳴というものを簡単に説明すると、




誰かからプレゼントをもらったり、


優しい言葉をかけられたりして嬉しい気持ちになったとき


相手に対しても同じように嬉しい気持ちになって欲しいと思い


そのような言動や、行動をします。




逆に文句を言われたり、傷つくようなことをされると


相手に対しても同じように気分が悪くなるようなことをしてしまいます。




意識的にも無意識的にも相手に自分と同じ感情を感じさせようとする


システムが私たちの中にあるようです。




実はこの事を本当に理解するまでにはかなりの年月がかかりました。




何故ならば、私自身の感情がまるで凍りついたように「無感覚」になっていたからです。


心の中に仕舞い込んだ、感じたくない感情がたくさんあるために


まるで、心の痛み止めをたくさん飲むがごとく何も感じないようにしていたのです。




カウンセラーになる前の私は泣くこともなく、笑うこともなく、


心の心電図があるとしたら「無反応」といった感じで、


まるで死んだように生きていました。






周りの人が何を感じているのかも全くわからない・・・


自分の感情さえ分からない・・・




そんな私が人間関係において、うまくいくハズがありません。






問題をたくさん抱え、カウンセリングを受けたときのこと




カウンセラー


「私はあなたをどうにも出来ません」




わたし


「どうしてですか?」




カウンセラー


「感情がないからです」




わたし


「へっ?ほんならどうしたらエエっちゅーねん!


 感情やったらあるで!俺、今ムッチャ怒ってるし!」




カウンセラー


「それは本当の感情じゃありません。まあ、言うならば感情のフタみたいなものです」




わたし


「・・・????」


(その時、完全にコイツ絶対イってしもてると思いました)




カウンセラー


「ええっと、宿題出してもイイですか?それで一週間したらまた来てください」




わたし


「宿題って何をしたらいいんですか?」




カウンセラー


「つりバカ日誌っていう映画あるでしょ。全巻借りてビデオ見てきてください♪」




真面目な私はビデオを借りずに、買ってまで、そのビデオをズット観続けました。


(きっと、何かがあるハズだ。どこにヒントがあるのだろう???)




朝から朝まで観て、




観て




観て




とうとう一週間がやってきました。




一日平均睡眠時間二時間




ズットつりバカ日誌を観ていました。




多分、あの時の私はランナーズ・ハイ状態になっていたと思います。




ぎゃーはっはっはーー!




笑ったのです。


あんなに笑ったことって何年もなかったように思います。




眉間にシワよせて深刻に生きていた私が


アホみたいに大声を出して笑ったのです!




すると、いろんな感覚が出てきました。




はまちゃん幸せそうやん!


好きなことやって、奥さんも笑ってるし、


周りの人たちも笑ってるし、




何で? 何で?




なんじゃこりゃー!




凍りついた感情が笑いとともに溶けていくようでした。




まあ、それからが大変だったのです。


決して感じないように、深海5000mまで沈めていた感情が上がってきたわけですから・・・




つづく