芝の状態が良くないですね。
もっこりしている箇所もあったり、キックするとボールと一緒に土も蹴り上げてしまうほどだった。
関西学生サッカーリーグは本日が最終節。
前日の結果で、最後のインカレ出場枠は桃山学院大に決まりました。
阪南大は今日の試合が4回生最後の試合となります。
関西学院大学
GK 46 馬場 裕斗 3年 187/86 加古川北
DF 2 太田 晃輔 3年 183/76 長崎南山
15 小林 洵 2年 188/74 C大阪U-18
18 本山 遥 2年 171/72 神戸U-18
35 山内 舟征 1年 182/67 近江
MF 25 渡邉 英祐 2年 171/66 金光大阪
29 山本 悠樹©️ 4年 173/63 草津東
11 中村 匡克 3年 181/70 洛北
16 安羅 修雅 2年 172/64 履正社
17 山見 大登 2年 165/57 大阪学院
FW 34 山田 剛綺 1年 170/65 京都橘
関西学院大学体育会サッカー部@KGUsoccerclub[リーグ]Avs阪南大学 ー アメブロを更新しましたhttps://t.co/lGevLmdtYa https://t.co/Vm8dYZ9Sc1
2019年11月24日 16:03
阪南大学
GK 1 名良橋 拓真©️ 4年 178/71 川崎F U-18
DF 20 本石 捺 3年 180/69 佐野日大
30 津野 ジュウリオ 心
2年 174/62 豊川
2 真瀬 拓海 3年 174/67 市立船橋
52 白石 健 3年 170/66 神戸U-18
MF 5 長谷川 隼 4年 180/72 川崎F U-18
9 永野 雄大 4年 163/57 北九州U-18
7 林 雄飛 4年 171/57 野洲
47 谷口 憧斗 4年 166/60 JFAアカデミー福島
23 郡司 篤也 1年 166/68 市立船橋
FW 26 松原 大芽 1年 175/70 作陽
🔵3週連続で阪南大を拝見させていただいております。
「今日が一番阪南大らしいな」というサッカーを立ち上がりから披露してくれました。
すると前半4分、
[関西学院大学 0-1 阪南大学]
🔵阪南大は、中盤がローテーションするように循環し、面白いようにパスを回して、序盤から決定機を作りまくっていた。
前半6分、阪南大はGK名良橋拓真のビルドアップから長谷川隼、永野雄大、林雄飛とツータッチ以内で華麗につなぐと、
郡司篤也がハーフウェーラインからペナルティアークまで一気にドリブルで運び、右足を一閃。
グラウンダーの鋭いシュートがゴールへ襲いかかるも、惜しくも左ポストに嫌われてしまう。
👦🏻阪南大は永野雄大が、「偽ボランチ」と名付けたくなる、抜群の動きで目立っていた。
使うのも使われるのも上手いという、アーロン・ラムジーのような好選手で、
郡司篤也と入れ替わるように裏抜けを試みたかと思えば、2CB間に落ちてはミドルパスで決定機を演出したりする。
今日は彼のジオメトリーが戦術にガッチリとハマり、良さが存分に活きる試合展開となった。
すると前半32分、
[関西学院大学 0-2 阪南大学]
🕵🏻♂️関西学院大といえば、コレクティブなサッカーでお馴染みですが、
今日は守備において、最終ラインとボランチの間、バイタルエリアが空いてしまうという事象が発生。
空いたスペースを永野雄大や郡司篤也といったジオメトリーに優れる選手に使われてしまうシーンが散見してしまった。
常に間延びしているというような状態なので、中盤が流動的に動く阪南大とは完全にミスマッチを起こし、
前半は阪南大が一方的に押し込む展開となってしまった。
前半35分、阪南大は郡司篤也がセンターサークル中央から右サイドへ展開すると、
パスを受けた谷口憧斗がビシッとクロスを上げる。
このクロスにゴール前へ飛び込んできた松原大芽がヘディングで合わせるも、GK馬場裕斗のブロックに遭ってしまう。
阪南大が充実の前半を終えて、2点リードで後半へ折り返す。
しかし、後半は打って変わり、関西学院大が攻め立てることとなる。
すると開始早々の後半1分、関西学院大は本山遥が右サイドを抜け出すと、縦の突破で一枚を剥がし、敵陣深くから山なりのクロスを入れる。
このクロスをゴール前に飛び込んできた中村匡克がヘディングで合わせ、関西学院大が一点を返す。
山田剛綺と山見大登のニアへDFを吊る動きもお見事でした。
[関西学院大学 1-2 阪南大学]
🕵🏻♂️今日の関西学院大は、「森保一監督時代のサンフレッチェ広島に似ているな」という戦術を採用していた。
両サイドバックはとにかくサイドライン際に幅を取って張り続ける。
特に本山遥をアイソレーションし、オーバーロードさせて右サイドへ振るという形を頻繁に使っていた。
CBの太田晃輔から良いボールが入っていましたね。
後半9分、関西学院大は安羅修雅が左サイドの敵陣深くから一枚剥がすと、山なりのクロスをポーンと上げる。
このクロスが逆サイドまで通り、本山遥がワンタッチ目で切り返し、左足を振り抜くと、
鋭いシュートが枠内へ襲いかかるも、GK名良橋拓真の好ブロックに遭ってしまう。
🕵🏻♂️関西学院大は、2点ビハインドの状況で、後半は攻守のバランスを崩してでも良いから、点を取りにいくという姿勢だった。
そんな訳で、後半立ち上がり10分は、関西学院大が一方的に押し込む展開となった。
すると後半11分、関西学院大は安羅修雅の左サイドでのスローインから、中村匡克とのコンビネーションで阪南大3人の守備網をかいくぐると、
安羅修雅がエリア内左からビシッと低めのクロスを入れる。
このクロスがファーサイドまで通ると、阪南大DFの足に当たってオウンゴールを誘い、関西学院大が同点に追いつく。
[関西学院大学 2-2 阪南大学]
🕵🏻♂️阪南大も同点に追いつかれたことで、もう点を取りに行くしかないという状況になり、
両チーム共に攻撃に比重を置いた結果、常に間延びしているという状態となり、
試合はもうカウンター祭りとなる。
後半14分、阪南大は林雄飛が中盤でのドリブルから切り返しで一枚剥がし、エリア内左へパスを出すと、
このパスを受けた松原大芽が、デルピエロゾーンから狙い澄まして、右足で巻くシュートを放ち、ゴールへ襲いかかるも、
GK馬場裕斗の右手一本で止めるビッグセーブに遭ってしまう。
👦🏻阪南大は速攻の応酬の中で、CB津野ジュウリオ心が目立っていた。
とにかく対人プレーに強く、体幹・フィジカルの強さも際立ち、ショルダーチャージで相手に競り勝ってはボールを奪うというプレーを連発していた。
スピードもあり、速攻に遭っても相手に追いついてボールを奪い返していた。
守備のゾーンが広い、鹿島のようなチームで能力を発揮するタイプだろうなと。
彼は愛知県の豊川高校出身という経歴も興味深い。
後半18分、関西学院大は山田 剛綺➡︎木村 勇大。
後半25分、阪南大は松原 大芽➡︎八田 壮一郎。
後半27分、関西学院大は渡邉英祐がセンターサークル付近から左サイドへスルーパスを送ると、
抜け出した木村勇大が敵陣深い左サイドからカットインしながら2枚を入れ替わるようにして抜き去り、右足を一閃。
強烈なシュートが枠内を捉えるも、GK名良橋拓真の右足一本で止めるビッグセーブで難を逃れる。
👦🏻関西学院大は小林洵が「ドリブルできるセンターバック」として目立っていた。
パッと見で188cmの長身とオレンジのスパイクで目立っており、
中盤の選手かな?と勘違いするほど、本当によくボールを持てるし、前に出ていける。
終盤はルーレットまで飛び出し、ドリブルでボールを前進させ、数的優位も作れていた。
すると後半30分、
[関西学院大学 2-3 阪南大学]
後半32分、関西学院大は本山 遥➡︎渡邉 裕斗。
後半41分、関西学院大は木村勇大が右サイドを抜け出し、ハーフスペースを強襲した渡邉裕斗へつなげると、ビシッと低めのクロスを入れる。
このクロスは相手DFのクリアに遭うも、ゴール前に詰めていた山見大登が押し込み、関西学院大が同点に追いつく。
[関西学院大学 3-3 阪南大学]
ここで試合終了。こんなにも撃ち合いになるとは予想外でしたが、共に勝ち点1を分け合って最終戦を終えている。
関西学院大学 3-3 阪南大学
1-0 前半4分 長谷川 隼(林 雄飛)
2-0 前半32分 林 雄飛
2-1 後半1分 中村 匡克(本山 遥)
2-2 後半11分 オウンゴール
3-2 後半30分 谷口 憧斗(八田 壮一郎)
3-3 後半41分 山見 大登