関西1部 大阪体育大×びわこ大 | サッカー見てきました。

サッカー見てきました。

好きなチームはヴィッセル神戸。よろしくお願いします^ ^

今日は試合後に閉会式があるため、各大学の学生さん達もたくさん来ていましたね。


エスコートキッズもあり、試合中は子供達からかわいい声援が飛んでいました。

大阪体育大学
GK  21  泉森 涼太  2年  180/77  鹿児島城西
DF     4  林 尚輝     3年  181/70  立正大淞南
        22  高橋 秀典  3年  172/69  青森山田
           3  木出 雄斗  3年  168/65  星稜
           6  疋田 優人  3年  174/65  広島皆実
MF     5  田中 駿汰  4年  183/68  履正社
           8  小塚 祐基  3年  175/68  帝京長岡
        14  永吉 広大  3年  173/62  鹿児島城西
           7  西田 恵©️ 4年  164/61  関大北陽
        20  岩切 拳心  3年  165/60  日章学園
FW  10  林 大地     4年  178/71  履正社


びわこ成蹊スポーツ大学
GK     1  田中 勘太     4年  187/83  仙台Y
DF     3  森 昂大        2年  183/70  創造学園
        27  山田 祐樹     1年  179/69  立正大淞南
           4  上林 聖矢     4年  171/63  草津東
        13  中濱 颯斗     4年  170/68  神戸弘陵
MF     5  堂鼻 起暉     3年  178/74  神戸U-18
        20  佐藤 昴        2年  165/63  神戸U-18
           8  佐藤 諒        4年  169/63  藤枝明誠
        11  上月 翔聖     2年  171/66  神戸弘陵
FW  10  青山 景昌©️ 4年  167/63  名古屋U18
        14  千川原 慎     4年  164/62  立正大淞南


🕵🏻‍♂️大阪体育大とびわこ大といえば、もともと球際の強さで鳴らしたチームである。
そんな両校のバトルとあり、アマチュアサッカーとは思えない、見応え十分のハイインテンシティーなゲームとなりました💥

前半24分、大阪体育大は西田恵が小塚祐基とのワンツーでエリア内へ侵入し、ビシッとシュートを放つも、ゴール左へ外れてしまう。

🐢大阪体育大は、2連覇を達成した関西王者🏆
彼らの強みは、「シチュエーションプレー」というべきか、七変化するかのようにシステムを可変して相手を崩す万能性だろう。
相手の状況を見て、まったく違う動きをする姿は、まさに生き物のようで、
今日もサイドバックがボランチとなったり、ボランチが最終ラインに入ったりと、ポジションを流動的に変えながらパスをつなぎ、立ち上がりから完全にボールを支配していた。

前半32分、大阪体育大は右サイドでFKを獲得すると、小塚祐基が右足のインサイドキックで入れた低めのボールを、
ゴール前で林大地がボレーで合わせるも、このシュートはゴール上へと外れてしまう。

👦🏻大阪体育大の小塚祐基は、小塚和季(現・甲府)の実弟。
びわこ大の佐藤昴と話していて、「どういう接点?」と思いましたが、どちらも新潟出身ですね。
今日は彼のラストパスから次々と決定機が演出される。

前半39分、大阪体育大は小塚祐基が自陣から前線へスルーパスを送ると、
オフサイドラインギリギリをかいくぐった林大地が一気に抜け出し、ドリブルでエリア内へ侵入してビシッとシュートを放つも、これはGK田中勘太の右足一本で止める好ブロックに阻まれてしまう。
CB森昂大のディレイもシュートコースを制限させましたね。

👦🏻大阪体育大の田中駿汰は、もはや説明不要のU-23日本代表選手🇯🇵
彼はまったくミスをしない選手で、ボールを奪われたり、パスミスをしたりといったシーンを見たことがない。
プレースピードの速さは大学レベルだと群を抜いており、パスを出す際も横パスと見せかけて縦パスを通すようなフェイクを入れるので、難しいパスも簡単に入れてしまう。
マズくなったら彼に預けておけば大丈夫という安全弁として機能し、今日もパス回しの中心として君臨していた。
心なしか、代表に選ばれてから存在感が増しましたね。

前半41分、大阪体育大は田中駿汰が縦パスを刺すと、林大地がフリックし、このパスを受けた西田恵がエリア内からビシッとシュートを放つも、GK田中勘太の右足一本で止める好ブロックに阻まれてしまう。
しかし、跳ね返りを田中駿汰がミドルシュートで押し込むも、このシュートは山田祐樹の身体を張ったブロックに遭ってしまう。

前半を終えてシュート数、大阪体育大11本・びわこ大0本という、大阪体育大が圧倒的に押し込む展開で後半へと折り返す。

すると後半16分、

[大阪体育大学  -0  びわこ成蹊スポーツ大学]

畳みかける大阪体育大は後半21分、


👦🏻大阪体育大の疋田(ヒキダ)優人は、「大阪体育大のミルナー」と名付けたくなるユーティリティープレーヤー。
見る度にポジションが違い、今年はボランチ、サイドハーフ、そして今日はサイドバックとして起用されている彼を見た。
彼の賢さを物語っているのがシュート数で、今日もサイドバックながら両チーム最多となるシュート4本を放っている。
どこのポジションで起用されても「消えない」という事実が彼のクレバーさを物語っていますね。
また、彼のシュートは伝家の宝刀で、ミートが上手く、インステップキックやインサイドキックを使い分けながら強烈なシュートをお見舞いする。
特にシュートレンジの広さは他に例を見ないほど圧巻で、上記の動画のように、一試合に一本は強烈なミドルシュートを放つ。
しかも、左右両足で遜色なく蹴れるという一芸で、彼のシュートは一見の価値ありです。

後半22分、びわこ大は千川原 慎→小畑 翔太郎。

後半25分、大阪体育大は田中駿汰が左サイドへ鋭いグラウンダーの縦パスを通すと、
このパスを受けた西田恵がカットインしてシュートを放ちゴールを狙うも、これは山田祐樹の身体を張ったブロックに遭ってしまう。

👦🏻びわこ大のCB山田祐樹は、押し込まれる展開の中で目立っていましたね。
機動力があって、ボールをハントする技術も高く、裏を取られても相手の背後からからみ取る鋭いスライディングタックルでボールを奪う。
予測力も良く、シュートコースにパッと入る動きで、「いまのは良いブロックだな…」というシュートブロックはほとんど彼によるものだった。

すると後半33分、

サッカー[大阪体育大学  1-  びわこ成蹊スポーツ大学]

途中出場の小畑翔太郎のゴールでびわこ大が同点に追いつく。

後半35分、大阪体育大は左コーナーキックから疋田優人が右足のインスイングで入れたボールを、ファーで田中駿汰がヘディングで競り勝ち、
浮き上がったボールを高橋秀典がボレーシュートでゴールを狙うも、GK田中勘太の好ブロックに遭ってしまう。

👦🏻びわこ大のGK田中勘太は、本日のマン・オブ・ザ・マッチだろう。
90分を通してびわこ大が浴びたシュート数は23本、それをたった1失点で抑えたのは彼の大活躍なくしてはあり得なかったでしょう。
まず、彼はゴール前で画になりますね。
ドッシリと構えていて頼もしいし、止めそうなオーラが出ている。
中村航輔のように、シュートを打たれるギリギリまで指示を出してDFを動かし、シュートコースを制限させ、
一対一になってもシュートを打たれるギリギリまで動かず、敵の心理を読みながらシュートを止める。
普通なら入っているようなシュートも平然と止めてしまうので、「このGKは明らかにレベルが違う」と分かります。

後半42分、大阪体育大は永吉広大からのパスを受けた林大地がペナルティーアークで相手と競りながらも粘り、エリア内右へスルーパスを送ると、
抜け出した木出雄斗が丁寧なトラップから狙い澄ましてシュートを放つも、わずかゴール上とへ外れてしまう。

ここで試合終了。
全日程を終えての順位表がコチラです。

🥇  大阪体育大学(52)
🥈  関西学院大学(42)
🥉  びわこ成蹊スポーツ大学(42)
4位  桃山学院大学(34)
===インカレ出場===
5位  立命館大学(33)
6位  関西大学(32)
7位  阪南大学(30)
8位  近畿大学(29)
===入れ替え戦====
9位  京都産業大学(25)
10位  大阪産業大学(21)
===自動降格=====
11位  大阪経済大学(19)
12位  関西福祉大学(11)

今年も本当に楽しませていただきました。
学生のみなさん、一年間お疲れさまでした☺️