人様に傷つけられるような安いプライドは持ち合わせてございません。

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プロを目指し爆走中の劇団「Z・A」の主宰木田博貴のブログ。
いろんな事を日々綴るつもり、「Z・A」の最新情報なんかも載せる予定。

主な出演・演出作品


劇団「Z・A」公演

「脳内ブラッドレイン ディレクターズカットVer.」作・演出・出演

5月16日(土)&17日(日)両日ともに開演14:00~/19:00~

チケット:1500円(学生1000円)※ネット予約で500円割引!!!詳細はこちら↓↓↓

www.za-official.com/no-br/


劇団「Z・A」特別企画公演

高橋いさを氏監修「八月のシャハラザード」演出・出演

2015年9月5日(土)18:00~&9月6日(日)14:00~

チケット:2000円(学生1300円)※ネット予約で500円割引!!!&中学生以下無料(要予約)

チケット販売5月16日より


イベント出演

7月20日(月・祝)詳細未定

7月25日(土)ライブイベントにソロプロジェクト「独哮」で出演予定


Amebaでブログを始めよう!

こんにちは

少し間が空いてしまいましたね

申し訳ない

前回も告知したとおり、今月からnoteを始めたので、そちらを毎日更新していました

「赤を啜り、終焉は虚無と知る」の脚本も今月中は無料で公開しているので

是非どうぞ

「赤を啜り、終焉は虚無と知る」脚本公開はこちら↓↓↓

https://note.com/visualrockza/n/nd3a27b3ce0f8

 

そして先週観劇した「ふじえだ短編演劇祭」の感想および疑似審査はこちら↓↓↓

https://note.com/visualrockza/n/n6fbb9532503d

 

 

では、さっそく今日も「赤を啜り、終焉は虚無と知る」について書いていきますね

 

ちなみに各役の設定やネタバレなどは特設サイトに既に掲載済みなので、そちらを参照くださいね

http://www.za-official.com/akasusu2020/

 

前回はマゼンタ王国の女将軍『バーミリオン』と『バーガンディ』について書きました

https://ameblo.jp/v-r-e-s-za/entry-12581662489.html


ので本日はもう一人の女将軍『ソルフェリノ』について書こうと思います

「微笑の将軍」の将軍の異名を持つ女将軍

『バーミリオン』『バーガンディ』『シナバー』とともにマゼンタ四将軍と称される人物

初演版と比べ最も出番が増え、出世(?)した役ではないでしょうか

 

初演版では女将軍は常に一緒に行動していましたが、今回は別々に行動することがメインになっていて

これは初演版よりも王国内での彼女たちの立場が上になっていることを表現したかったためと言うのと

各々人気が高い役だったと言うこともあり、違う活躍の仕方をさせてみたかったと言う考えからです

 

特にソルフェリノは印象深い役だったので、今回主役級のポジションに置くことで初めて観るお客さんにもより楽しんでいただければと言う想いもありました

彼女の持つ明るさは、劇中で華やかさを創ってくれるので

重厚感のある作風には必要な役割だったんですね

 

また観劇していただいた方、脚本を読んでいただいた方はお分かり頂けると思いますが

彼女の少し異常な性格は、初演版の稽古中にたまたま生まれた設定を引き継いでいるんですね

バンパイアが侵略してきた際に、前線の兵が部隊が全滅したとソルフェリノに報告してきた際に

彼女は、その兵を殺害してしまうんですね

「全滅した」からと言うことで

なんとなく作った恐ろしいシーンが、これほど今回の作品に影響を与えるとは思ってもいませんでしたね

 

でも、前作では敵だった役が、主人公を変えることで味方として登場し

更には主人公の講師や上官になると言う設定は再演を考えていたころから決まっていたので

とても書いていて楽しかったですね

自分自身が彼女たちのファンとして、躍動させられることが出来る

これは作家の特権かなと改めて思います

 

また彼女の最後はとても悩みました

当初は全く考えていなくて、執筆していく中でドンドン物語を書き換えていくのが俺の書き方のスタイルなので

『シャド』との対決をどのように終わらせるか悩みに悩んで、結果を描かないようにしたんですね

書いた当初は、勝ったのか負けたのかを俺も分かっていなくて

マゼンタ王国陥落以降の場面を書きながら作っていったんです

 

そこで構想の際にアイデアとしてあった

「将軍がバンパイアになり立ち塞がる」

と言う設定

それをソ『ルフェリノ』に採用し、最悪な形でオーカー達の前に登場させようと思ったんです

しかし誰の味方となるのかを決めていなかったのですが、役に喋らせていく中で、きっと彼女は最終的にオーカー君を守りたいだろうなと思い、今回の展開になりました

俺も作中でかなり好きな場面を書けたなと思います

 

また『シャド』とは敵でありながら小気味のいいテンポでやりとりをするのも書いていて楽しかったですね

 

さて、ここで少しだけ告知をしておきましょうか

今後「赤を啜り、終焉は虚無と知る」の公演後企画として色々な事をしていきたいと思っているのですが

『ソルフェリノ』が活躍する姿はもう少しだけお届けできると思います

もちろん、彼女だけではなく彼らにまた違う形で会えると思います

近々、発表できると思うのでお楽しみください

 

では、今日はこの辺で

 

おし、更新!!!

こんにちは

早いもので3月も中旬

「赤を啜り、終焉は虚無と知る」公演から約2週間

この間も多くの公演が延期・中止となっていますね

そんな中でも上演する団体さんもあるので、しっかりと対策して観劇に行きたいものです

ちなみに今週は藤枝の白子ノ劇場で昨年Z・Aも出演した

「ふじえだ短編演劇祭」が開催されるので楽しみです

今年は昨年とは出演団体も大幅に変わっているのでどんな公演になるのでしょうね?

もちろん気に入った作品や出演者があったら報告しますね

 

さて、今日もタイトル通り

終演後の感想を書き綴っていきます

 

ちなみに各役の設定やネタバレなどは特設サイトに既に掲載済みなので、そちらを参照くださいね

http://www.za-official.com/akasusu2020/

 

 

今日は前回のhttps://ameblo.jp/v-r-e-s-za/entry-12580398636.html

に引き続きマゼンタ王国の主要人物であり、「赤スス」リメイク組の女将軍のお二人を

 

まずは「バーガンディ」

烈火の将軍と言う異名を持ち、「バーミリオン」「ソルフェリノ」とともに、女将軍三人組としても描かれていますね

しかし今回ではこの3人が一緒に行動することはほとんどなかったんですよね・・・

初演版では常に三人一緒に行動をする場面が多かったのですが、今回は各々に役割を持たせて物語に登場してもらいました

バーガンディは新人騎士になるオーカーやニール、シンシャのアカデミー時代の講師として登場しましたね

 

これも当初は無かった設定で、何回も書き直しをしていく中で、バンパイアの説明をするシーンが早めに欲しいなと思って

オーカーたちがバンパイアに出会う前に説明を受けておいた方がスムーズに物語が進むのではないかと思って思いついたんですよね

そしてなぜか、ニールから好意を持たれる設定まで生まれて

後半の名場面が生まれると言う、ね・・・

本当にどうなるか分からないものです(笑)

 

女将軍の中では比較的前作よりもマイルドな性格に落ち着いたイメージにはなってますね

初演版では、ソルフェリノと一緒にバーミリオンの妹的ポジションで

明るさをソルフェリノ

冷静さをバーガンディ

が担当するような印象だったので

今回はオーカー達の先生であり、バーミリオンの右腕であり、ソルフェリノのお姉さん的なポジションでもあり

なんだかんだリメイクされた役です

 

マゼンタ王国の危機の際は、ギュールズと対決するので

ソルフェリノVSシャド

バーガンディVSギュールズ

バーミリオンVSクリムゾン

と言う展開を作ることが出来ました

 

しかし結局この戦いで三人とも・・・

 

初回の登場人物編でも述べたとおり

彼女も、この後書くバーミリオンもバンパイアとして再び現れる設定もあったのですが

それは連続テレビドラマになった際に是非やってもらいましょうか(笑)

 

 

さて、続いて「バーミリオン」

鮮血の将軍との異名を持つ彼女

とにかく人気が高いキャラクターですね

演じていた粥川の演技ももちろんですが

やはり女の強い悪役と言うのは非常に魅力的な部分がありますね

しかも彼女の場合、基本的には感情移入の隙間を与えない、悪役だったので余計に怖さが引き立っていたと思います

これは初演版から変わらない部分ではありますが

初演版よりも更に凶悪、更に強力になってリメイクされました

前半には彼女一人の為だけのチャンバラシーンを入れるなどもして、とにかく印象を強く残せたと思います

 

一応、彼女には彼女の過去もあり、そうなってはいるのですが、気になる方は是非特設サイトのネタバレをご覧ください

http://www.za-official.com/akasusu2020/

 

少し余裕が出来たら簡単にバーミリオンを主役にしたスピンオフも書けたらなと思うのですが

さすがに彼女の若い頃の話は重すぎるので、悩みどころです(笑)

 

バーガンディの際にも書きましたが、マゼンタ王国の危機では彼女は手負いのクリムゾンを追い詰めました

実は、初演版ではここ

女三将軍とクリムゾンだったんですね

今思うとかなりえげつない攻め方ですが(笑)

今回はバーミリオンをかなり強くしたので一人でも手負いのクリムゾンなら余裕でしょ、と言うことでね

実際、万全の状態でのクリムゾンやギュールズとの戦いなんかも描いてみたかったですね

バーガンディとソルフェリノが二人でかかれば倒せるのでしょうかね?

さすがに俺もそこまでは考えていないので、みんなで想像して楽しんでください

 

と言うことで今日もマゼンタ王国の主要人物について書いてみました

まだ書いていない人物いっぱいいるのでしばらくブログのネタには困らなさそうです(笑)

次はソルフェリノ?

でも彼女は長くなりそうだな・・・

でもカーマインもめちゃくちゃ長くなりそうだし・・・

ちょっと考えておきます!

 

特設サイトも動くと思うので注目しておいてくださいね

それとnote始めました!!!

https://note.com/visualrockza/n/n58e8ea1c93c2


しばらくは無料で脚本の公開をしていく予定です

ブログとはまた違ったテキスト記事を挙げていくと思うので、そちらも応援よろしくお願いしますね

 

では、また

 

 

おし、更新!!!

こんにちは

今日は静岡はあいにくの雨ですね

なので家に引きこもり、家の事や最近鈍りがちになっている体をほぐしてました

そしてそろそろブログ書こうかなと思ってPC立ち上げた感じです

 

でも今日はタイトルにある通り、「赤を啜り、終焉は虚無と知る」の感想は少しお休みして

昨日の稽古で久しぶりにみんなで読んでみた作品について書こうと思います

 

4年前に短編でイベント出演の為に書き下ろした「偽曲ロミジュリ」

これはタイトル通り、ロミオとジュリエットを題材にした作品

恋に悩む女の子が、戯曲「ロミオとジュリエット」を読み進めていくうちに、ジュリエットになりきっていき

少しずつ戯曲と同じ出来事が現実に起こり始めてしまう、と言うお話で

 

それを昨日の稽古で練習台本として久しぶりに読んでみたんだけど

これが面白くて

いや、ただの自画自賛になるんだけど(笑)

当たり前なんだけど、俺の好きな雰囲気だなって改めて思いつつ

当時自分が演じた役を他の団員が読むのを聞きながら、当時とは違うアイデアが出たりして

短編にしては上手くまとめれたなって感じで

せっかくだからどこかでお披露目したいな、と

 

実は小さい規模の会場でしか上演していない作品だから、観てない人の方が多いんだよね

だから、ちょっとした新作として上演出来ると思うんだよね

 

短編演劇って静岡だとまだあまり盛んではないような気がするけど

やpっぱり対バンみたいな形で、いろんな劇団とかユニットの短編が気軽に見れるイベントとかもっと増えると良いよね

え?

お前が企画しろって?

それは別にいいんだけどね

参加団体あるかね?(笑)

やるならいつ頃かなぁ?

そういうのも今後ライブ配信とかで情報収集しようかな

 

 

おし、更新!!!

こんにちは

一向にコロナの終息する気配がありませんね

一日も早く落ち着いてほしい物です

 

この状況で公演を中止にする団体・開催する団体

どちらもありますが、俺個人としてもZ・Aとしても心から応援したいと思います

と言ってもそんな大したことは出来ないので、俺としては情報をTwitterなどで拡散する程度しかできませんが

出来うる限り協力させていただきます

 

 

さて、「赤を啜り、終焉は虚無と知る」終演に伴い、感想を書き連ねていきたいと思います

第三弾となる今回も、前回に続き登場人物について

 

ちなみに各役の設定やネタバレなどは特設サイトに既に掲載済みなので、そちらを参照くださいね

http://www.za-official.com/akasusu2020/

 

 

今回はそうだなあ、マゼンタ王国から行きましょうか

 

マゼンタ王国の顔と言えばこの人

マゼンタ王!!!

 

初演版に続き、マゼンタ王国の国王として君臨していただきました

前回は少し若い設定で書いていた部分はあるのだけれど、今回の「赤スス」ではもう少し年齢を重ねさせたイメージですね

リメイク版では国の内外の事をシナバーとバーミリオンに任せている設定で、重要な事項だけに強権を発動させるような立場を意識して書きました

とはいえ隠居したわけではないので、結果会議には基本的に登場するって感じでした(笑)

若いころは前線に立ち、指揮を執っていた武人あがりの設定なので、娘に対しては少し不器用な接し方をするような方です

今回はシナバー将軍に見切られて殺されてしまいましたが、初演版ではちゃんと(?)クリムゾンに殺されているんですよ、実は

 

 

リメイクに当たり、マゼンタ王国の方々は正義の立場で描いていたので、それをひっくり返すにはその手法が一番分かりやすいと思ったんですね

常に隣に置いていたシナバーに殺害される王様

どんな気分だったんでしょうね?

でも、しっかりと命乞いをするあたりはZ・Aらしい生への執着や欲が出せていたかな、と

なんだかんだ周りに振り回されてしまい、一番被害者のような気もしますね

生まれ変わったらもう少し活躍させてやろう(笑)

 

とはいえ、マゼンタ王の若いころの物語なんかも軽く考えていたり

マゼンタ王の奥さんであり、カーマインの母親の話もちゃんと考えてはいるんですよ

何かしらの形で世に出せたらいいですね

 

 

そして実際にそのマゼンタ王様を殺害した張本人「シナバー」

もう、こいつのせいで全てが始まったわけですよ!

本当に許せない奴!

でも、その人間らしさが俺にとっては凄く大切で、なんだかんだ好きなキャラクターですね

演じたい役上位に入って来ますね

彼も初演版からほとんど変わらず、とにかく自己顕示欲が強く、完璧主義者で

だからこそ自分よりも、と言うより自分とは違う部分で優れているクリムゾンに執着してしまう役として描きました

また技術革新の旗手としても今回は初演版よりも押し出したんですが、もっともっと出しても良かったなと改めて感じましたね

シナバー主導の元、マゼンタ王国では産業革命が始まった、と言う設定をもっと活かすことが出来たなぁ、と強く反省

 

そんなシナバーさんの見せ場はやはりクリムゾンとの対決でしょう

いきなり拳銃ぶっ放して優位に立ち、ペラペラしゃべるシーンなんか最高ですね

どれだけフラグ立てるんだ、と

 

なんだかんだ凄いクリムゾンの事が好きだったんでしょうね

歪んだ愛情過ぎましたが・・・

最後にバーミリオンを撃つところもお気に入りです

初演版ではソルフェリノを撃ってたはずですが、今回はソルフェリノさんには別の任務があったので

バーミリオンを撃たせてもらいました

あのベジータみたいなこだわりが男の胸を熱くしてくれるキャラクターでしたね

 

しかし、シナバーがクリムゾンに敵意を持たずに協力していたらマゼンタ王国は安泰だったんだろうなぁ・・・

バーミリオンがいる限り無理か?

 

 

とまあ、今日は結構つらつらと書き連ねてみました

演じてくれた役者さんのことも触れたいのですが、それはそれでまた別の機会を設けたいので、今は登場人物で我慢しておいてくださいな

 

では、きょうはここまで

おし、更新!!!

「赤を啜り、終焉は虚無と知る」についての終演後感想記録です

 

第一弾では再演・リメイク・脚本について触れたので

今回はそうですね

各登場人物について触れてみましょうか?

 

ちなみに各役の設定やネタバレなどは特設サイトに既に掲載済みなので、そちらを参照くださいね

http://www.za-official.com/akasusu2020/


もちろん重複する内容も出てくるかもしれませんが、それはご了承ください

ここで書くのは、あくまでも俺が書いていて感じたことや、それを演じてくれた役者さんの演技についてを絡めての話をしたいと思います

 

まずは誰から行こうかな?

主人公「オーカー」は、後に取っておきたいよね(笑)

 

ってことでリメイク組から行こうか!

 

バンパイア・アインスでも一際存在感を放っていた「シャド」

初演版でも登場していたんだけど、キャラクターがまったく異なっていたんですね

初演版の彼女は、比較的おとなしく、バンパイア側の参謀的ポジションの役割だったんです

それがリメイク版ではまさかの「僕っ子」(←これで合ってる?)で、さらには残虐な性格を兼ね揃えていると言う

やばい存在にイメチェンしたんですね(笑)

いや、これは結構初期に決まったことで、バンパイアが人間の敵でやばい怖い存在だと言うことを表現したかったので、彼女には少し(?)暴走してもらいました

物語前半におけるバンパイアの代表核だったので、とにかく突き抜けた役になったし

演じた女優さんも毎回変わる俺の要求に付き合ってくれましたね

書いていても、稽古をしていても楽しかった役の一人です

 

それでいて、最後にはちょっといい感じのシーンもあってちょっとした主役でしたね

昼の部のアンコールでは彼女の過去、バンパイアになった経緯なんかも書かせてもらいました

もちろん、あくまでもあれは一つの解釈なので、自由に楽しんでもらえればなと思いますが

 

またリメイクの影響で王国側で出番が大幅に増えたソルフェリノと対をなす存在としても書いていたので、この二人の対決シーンが非常に多かったですね

バンパイアは人間だった頃より強くなる設定があるんですが、彼女は人間だった頃が奴隷だった設定があるので

人間時代に戦闘経験があったわけではないので、バンパイアになってもめちゃくちゃ強い訳ではなく、人間で凄腕のソルフェリノと互角位と言うのを意識しながら描きました

なので、後述の「ギュールズ」にはどこか逆らえない部分があったりして、そう言った人間らしいところも彼女の魅力だったりするのかなと

初演版ではどちらかと言うと、シャド・ギュールズは役割が逆になっているようなイメージでそれはそれで面白かったですね

 

 

では、そのギュールズについて

彼女は元々は男性で行くつもりでした

初演版も男性だったんですよね、実は

なので性別まで変わったキャラクターですね

初演版ではどちらかと言うと、少しコミカルな役回りで、物語後半の復讐をテーマにしたあたりから登場したので、作品全体が暗くなりやすい中で明るさをもたらしてくれた役でした

しかし、今回は「バンパイア=悪」の構造を意識しながら作ったので、逆にクールで怖いと言うのを意識しながら書きました

バンパイア・アインスの中でもシャドとは違った意味で存在感を出し、スカーレットの剣と言うイメージでしたね

それでいて、リサージやアリザと一緒に行動することが多かった影響で、人間らしい思考を手に入れて行く中でスカーレットの考えが理解できなくなっていくと言う葛藤を書きたかった役です

当初の設定では、実はギュールズがスカーレットに反旗を翻し、バンパイアの世界を作るために戦うと言う展開も考えていました

これはこれで別バージョンとして書いてみようとは思っているんですけどね

でもさすがにそこまで描いていると、ものすごく長くなると言うことで泣く泣くカットしました

でも結果としてそれで良かったかなとも思います

 

ちなみに反旗を翻すバージョンではマゼンタ王国の将軍たちがバンパイアとしてよみがえり、クリムゾンやオーカーたちと闘うと言う展開でした

これも胸アツでしょ?

彼女は一つのラスボス的な扱いだったんですね

実力も作中でもトップクラスです

 

あ、力関係どうなってるの?って感じだと思うので

木田的設定を教えると

 

元一般人だったシャド・セキ・コウがソルフェリノと同じくらいの強さで

彼女たちよりも強いのが、バーガンディ

そして最強ランクにいるのが元英雄でバンパイアになったギュールズと

人間最強であるクリムゾンとバーミリオン

こんな感じですね

 

クリムゾンとバーミリオンが人間のクセに強すぎなのは、ご愛嬌で

シナバーさんは、剣の腕はこのランクには入ってこないです(笑)

もちろん新人騎士のオーカー、ニールも流石に・・・

 

でも普通に戦ったらバンパイアの生命力を持ってるギュールズが最強でしょうね

そしてクリムゾンかバーミリオンがバンパイア・アインスになったら手が付けられないでしょうな

 

そんな見方をするのも面白いと思います

 

次は誰について書こうかな?

質問などがあればコメントやメッセ、Twitterでリプもらえれば可能な限り答えますよ

 

 

おし、更新!!!