こんにちは
少し間が空いてしまいましたね
申し訳ない
前回も告知したとおり、今月からnoteを始めたので、そちらを毎日更新していました
「赤を啜り、終焉は虚無と知る」の脚本も今月中は無料で公開しているので
是非どうぞ
「赤を啜り、終焉は虚無と知る」脚本公開はこちら↓↓↓
https://note.com/visualrockza/n/nd3a27b3ce0f8
そして先週観劇した「ふじえだ短編演劇祭」の感想および疑似審査はこちら↓↓↓
https://note.com/visualrockza/n/n6fbb9532503d
では、さっそく今日も「赤を啜り、終焉は虚無と知る」について書いていきますね
ちなみに各役の設定やネタバレなどは特設サイトに既に掲載済みなので、そちらを参照くださいね
http://www.za-official.com/akasusu2020/
前回はマゼンタ王国の女将軍『バーミリオン』と『バーガンディ』について書きました
https://ameblo.jp/v-r-e-s-za/entry-12581662489.html
ので本日はもう一人の女将軍『ソルフェリノ』について書こうと思います
「微笑の将軍」の将軍の異名を持つ女将軍
『バーミリオン』『バーガンディ』『シナバー』とともにマゼンタ四将軍と称される人物
初演版と比べ最も出番が増え、出世(?)した役ではないでしょうか
初演版では女将軍は常に一緒に行動していましたが、今回は別々に行動することがメインになっていて
これは初演版よりも王国内での彼女たちの立場が上になっていることを表現したかったためと言うのと
各々人気が高い役だったと言うこともあり、違う活躍の仕方をさせてみたかったと言う考えからです
特にソルフェリノは印象深い役だったので、今回主役級のポジションに置くことで初めて観るお客さんにもより楽しんでいただければと言う想いもありました
彼女の持つ明るさは、劇中で華やかさを創ってくれるので
重厚感のある作風には必要な役割だったんですね
また観劇していただいた方、脚本を読んでいただいた方はお分かり頂けると思いますが
彼女の少し異常な性格は、初演版の稽古中にたまたま生まれた設定を引き継いでいるんですね
バンパイアが侵略してきた際に、前線の兵が部隊が全滅したとソルフェリノに報告してきた際に
彼女は、その兵を殺害してしまうんですね
「全滅した」からと言うことで
なんとなく作った恐ろしいシーンが、これほど今回の作品に影響を与えるとは思ってもいませんでしたね
でも、前作では敵だった役が、主人公を変えることで味方として登場し
更には主人公の講師や上官になると言う設定は再演を考えていたころから決まっていたので
とても書いていて楽しかったですね
自分自身が彼女たちのファンとして、躍動させられることが出来る
これは作家の特権かなと改めて思います
また彼女の最後はとても悩みました
当初は全く考えていなくて、執筆していく中でドンドン物語を書き換えていくのが俺の書き方のスタイルなので
『シャド』との対決をどのように終わらせるか悩みに悩んで、結果を描かないようにしたんですね
書いた当初は、勝ったのか負けたのかを俺も分かっていなくて
マゼンタ王国陥落以降の場面を書きながら作っていったんです
そこで構想の際にアイデアとしてあった
「将軍がバンパイアになり立ち塞がる」
と言う設定
それをソ『ルフェリノ』に採用し、最悪な形でオーカー達の前に登場させようと思ったんです
しかし誰の味方となるのかを決めていなかったのですが、役に喋らせていく中で、きっと彼女は最終的にオーカー君を守りたいだろうなと思い、今回の展開になりました
俺も作中でかなり好きな場面を書けたなと思います
また『シャド』とは敵でありながら小気味のいいテンポでやりとりをするのも書いていて楽しかったですね
さて、ここで少しだけ告知をしておきましょうか
今後「赤を啜り、終焉は虚無と知る」の公演後企画として色々な事をしていきたいと思っているのですが
『ソルフェリノ』が活躍する姿はもう少しだけお届けできると思います
もちろん、彼女だけではなく彼らにまた違う形で会えると思います
近々、発表できると思うのでお楽しみください
では、今日はこの辺で
おし、更新!!!