「赤を啜り、終焉は虚無と知る」終演感想 登場人物「マゼンタ」「シナバー」 | 人様に傷つけられるような安いプライドは持ち合わせてございません。

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プロを目指し爆走中の劇団「Z・A」の主宰木田博貴のブログ。
いろんな事を日々綴るつもり、「Z・A」の最新情報なんかも載せる予定。

こんにちは

一向にコロナの終息する気配がありませんね

一日も早く落ち着いてほしい物です

 

この状況で公演を中止にする団体・開催する団体

どちらもありますが、俺個人としてもZ・Aとしても心から応援したいと思います

と言ってもそんな大したことは出来ないので、俺としては情報をTwitterなどで拡散する程度しかできませんが

出来うる限り協力させていただきます

 

 

さて、「赤を啜り、終焉は虚無と知る」終演に伴い、感想を書き連ねていきたいと思います

第三弾となる今回も、前回に続き登場人物について

 

ちなみに各役の設定やネタバレなどは特設サイトに既に掲載済みなので、そちらを参照くださいね

http://www.za-official.com/akasusu2020/

 

 

今回はそうだなあ、マゼンタ王国から行きましょうか

 

マゼンタ王国の顔と言えばこの人

マゼンタ王!!!

 

初演版に続き、マゼンタ王国の国王として君臨していただきました

前回は少し若い設定で書いていた部分はあるのだけれど、今回の「赤スス」ではもう少し年齢を重ねさせたイメージですね

リメイク版では国の内外の事をシナバーとバーミリオンに任せている設定で、重要な事項だけに強権を発動させるような立場を意識して書きました

とはいえ隠居したわけではないので、結果会議には基本的に登場するって感じでした(笑)

若いころは前線に立ち、指揮を執っていた武人あがりの設定なので、娘に対しては少し不器用な接し方をするような方です

今回はシナバー将軍に見切られて殺されてしまいましたが、初演版ではちゃんと(?)クリムゾンに殺されているんですよ、実は

 

 

リメイクに当たり、マゼンタ王国の方々は正義の立場で描いていたので、それをひっくり返すにはその手法が一番分かりやすいと思ったんですね

常に隣に置いていたシナバーに殺害される王様

どんな気分だったんでしょうね?

でも、しっかりと命乞いをするあたりはZ・Aらしい生への執着や欲が出せていたかな、と

なんだかんだ周りに振り回されてしまい、一番被害者のような気もしますね

生まれ変わったらもう少し活躍させてやろう(笑)

 

とはいえ、マゼンタ王の若いころの物語なんかも軽く考えていたり

マゼンタ王の奥さんであり、カーマインの母親の話もちゃんと考えてはいるんですよ

何かしらの形で世に出せたらいいですね

 

 

そして実際にそのマゼンタ王様を殺害した張本人「シナバー」

もう、こいつのせいで全てが始まったわけですよ!

本当に許せない奴!

でも、その人間らしさが俺にとっては凄く大切で、なんだかんだ好きなキャラクターですね

演じたい役上位に入って来ますね

彼も初演版からほとんど変わらず、とにかく自己顕示欲が強く、完璧主義者で

だからこそ自分よりも、と言うより自分とは違う部分で優れているクリムゾンに執着してしまう役として描きました

また技術革新の旗手としても今回は初演版よりも押し出したんですが、もっともっと出しても良かったなと改めて感じましたね

シナバー主導の元、マゼンタ王国では産業革命が始まった、と言う設定をもっと活かすことが出来たなぁ、と強く反省

 

そんなシナバーさんの見せ場はやはりクリムゾンとの対決でしょう

いきなり拳銃ぶっ放して優位に立ち、ペラペラしゃべるシーンなんか最高ですね

どれだけフラグ立てるんだ、と

 

なんだかんだ凄いクリムゾンの事が好きだったんでしょうね

歪んだ愛情過ぎましたが・・・

最後にバーミリオンを撃つところもお気に入りです

初演版ではソルフェリノを撃ってたはずですが、今回はソルフェリノさんには別の任務があったので

バーミリオンを撃たせてもらいました

あのベジータみたいなこだわりが男の胸を熱くしてくれるキャラクターでしたね

 

しかし、シナバーがクリムゾンに敵意を持たずに協力していたらマゼンタ王国は安泰だったんだろうなぁ・・・

バーミリオンがいる限り無理か?

 

 

とまあ、今日は結構つらつらと書き連ねてみました

演じてくれた役者さんのことも触れたいのですが、それはそれでまた別の機会を設けたいので、今は登場人物で我慢しておいてくださいな

 

では、きょうはここまで

おし、更新!!!