あるご婦人から恐ろしいご意見を頂戴した。
―弱者について心痛める者は心の弱者である。実は自分が良い状態であるのを肯定したいだけ。
「弱者」なのではない。勝手にやってそうなっているだけ。
都会に出る?それは好奇心のために他ならない。
居場所がない?それもあるかもしれないが、中心にあるのは都会への好奇心。
華やかな都会に行きたくてムズムズする。
ずっと田舎にいるなんて真っ平だ。
カラダを売る?そんなの大したことはない。そもそもSexは快感である。
あなたはカラダのことを大切に考え過ぎ。
彼女たちはカラダのことなんて考えない。
若い頃散々何をやっても、それは単なる「経験」。
運の悪い人もいれば良い人もいるのはいつでもどこでも同じ。
世の中を知って大人になって、結婚して子どもを作る人もたくさんいる。
歌舞伎町だって銀座だって昔から同じ。
若い女はsexを武器に生きる。
そしてそこには「ヤクザ」のシステムがあるのも昔から変わりはない。
若いうちに普通の子ができない体験をするのは「海外留学」と同じ。
何もしなければ何もわからない。
つまり、「弱者」ではない。
むしろ、その後「強者」になる可能性がある者たちである。
だから、これを憐れむことは無意味である。
いやすごい!まるでバットで殴られたような気がして、この項今後興味を持たない方が良いと判断するのは、「弱者」からなのかそれとも「弱い心」からなのか。
でもここにこれを書かなければ経験できないことであった。