サイコロ4つの暗算 | JOKER.松永暢史のブログ

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暗算問題。

最初はサイコロ3つ。

12×13×14はいくつか?

これは=3×4×13×2×7=21×104=2184と求められる。

では、13×13×13はいくつか?

これは=169×13=(170−1)×13=2210−13=2197と求められるが、これは先の12×13×14=2184に13を加えたものである。

次に、17×17×17は幾つかといえば、

これは16×17×18が=48×102=4896と暗算できるから、これに17を加えて=4913と求められる。

さらに、18×18×18は幾つかといえば、17×18×19=57×102=5814と暗算できるから、これに18を加えて=5832と求められる。

15×17×19は、=255×19=5100−255=4900−55=4845と求めることができるが、この数は17×17×17=4913から17×4=68を引いたものである。

ではサイコロを4個にして、

14×15×16×17は?

=14×40×6×17=560×102=(5600+112)×10=57120

あるいは、

=14×17×15×16=238×240=(240−2)×240=57600−480=57120

と求められるが、

これは239の二乗から−1した数であるから、

239×239=57120+1=57121

と求めることができる。

さて、

16×17×18×19はどう求めるか?

16×19=304、17×18=306なので、

304×306=305×305−1=31×30×100+25―1=93000+25−1=93024

と求められる。

では、7×11×11×17はどうするか?

=119×121=120×120−1=14400−1=14399

と求められる。

7×12×18×19は?

これには「裏技」があり、

=42×38×18=(1600―4)×18=28800−72=28728

と求められる。

ほとんどの子は、小学生の間にこれができるようになる。

すると中学へ行ってから数学が楽になる。