雹 | JOKER.松永暢史のブログ

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4時半起床。瞬間的にここが自宅寝床ではなくて奥多摩古民家珊瑚荘であることを認識する。

既に起きている者もいるが、昨夜はとりあえず「焚き火」堪能。

「帰る。さようなら」と、返事を期待せずに寝袋芋虫群に声をかけると、思わず寝ていたと思われる生徒たちに、「ありがとうございました」の声をもらった。

「ありがとうございます」と言われたって、昨夜焚き火で酔っ払った勢いで何を語ったのか既に記憶にない。おおかたこれからすべき教育的課題のコアを叫んだにすぎないことだろう。しかし、それが実際どう言う言葉であったのか、今はもう記憶にない。

約70分で午前6時15分自宅着。入浴→瞑想→夏みかん生ジュース→朝食(その間に洗濯機)、デスクワーク→洗濯物干し(今日は午前は晴れ間がありそうだ)。

午前9時。熱くなる気配だが、雨が降らないので自転車で出て、小3少女の相手をする。半年ほど通ったこの少女は、いよいよアタマの調子良く、キャロムも、サイコロ暗算も、音読も大きな上達を見せる。この少女は、自分が類い稀な面白い可能性を秘めた女性であることに気がついているのか。ともあれ愉しく授業する。

次はやたら体が大きい小6君。これは昔小学低学年の時に音読を経験しているので「音感」が良いが、既に「声変わり」で上手いのか下手なのかわからない。サイコロとキャロムも行う。能力伸長を確認する。この生徒は尺八も上手い。

その次は小2生。この子は、まだ歩けないうちに母子カタカムナ音読会でその「音」を知るからなのか、めちゃくちゃ音読がうまい。耳が良い。つまり「アタマが良い」。

で音読3発こなしたところで、昼食のため一旦家に戻り、そばを茹でてこれを食す。湿度気温ともに高く、昨夜の無理な行動を考えると、もう何もしたくない気分。するとそこへ電話が入り、「子どもが、熱中症気味でお休みさせていただきます」。しまった、これ「幸い」ではあるが、授業があると思って事務所鍵をかけずクーラーつけっぱなし。すぐに車で出て、電気消して、ついでに明日出すゴミを持ち帰る。乾いた洗濯物を次々畳んで、デスクワーク。ネットではもうすぐ雷雨の予想。しかしいよいよ気温は高い。ついでに、昨日の「後始末」もする。

音だけではなく、「雷雨」はものすごかった。なんと降っているのは氷の塊、「雹」である。コンコンとものすごい勢いで屋根を叩く。

スブーティーよろしく、「天よ、思いのままに雨を降らせよ!」とは言うが、思いのまま過ぎる雨と雹が降る。

毎日夕方に雨が降れば、涼しい夜を過ごせるのだが、これからはそうもいくまい。

老齢者の体力を減退させる暑い夏が来ようとしている。

 

―鬱陶しき 梅雨の雨夜に 盛りつちの 谷ぞ落ちぬる 熱海濁流 (冗)