2012年2月17日(金)、南相馬市小高区を視察してきました。
国道6号線の山側には、地震によるものと思われる倒壊家屋、隣家にもたれかかるように倒れている住宅などを多く確認。
小高駅前商店街の付近では、メインの通りに崩れた屋根などがはみ出し一部道を狭めていました。
また、常磐線の原ノ町側の越線橋の上り口、ガードレールに車体の半分が引っかかった車が3台あり。このようにガードレールに引っかかった車などは他にも随所で見られました。
津波が国道6号線と常磐線を越えて被害をもたらしたのがよく見て取れました。
小高区は東日本大震災の発災直後のままフリーズしているのではと想像していましたが、約1年が経過した分、多くの建築物、町全体が確実に悪い方向に進んでいると実感しました。
被災された南相馬市の方々、特に未だ復旧が手付かずの小高区の方々に心からご同情申し上げます。
われわれボランティアはできる限りお手伝いしたいと思います。
全国のボランティアの皆さん、共にがんばりましょう。
(仲町ボランティア活動センター センター長 松本)
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南相馬市原町区の仲町ボランティア活動センターは平日・休日を問わず作業を行っており、ボランティア参加者を常時募集しています。
毎日最低10人くらいのご参加が必要です。
活動に必要な物資も募集しています。不足物資は随時変わりますので、詳しくはお電話ください。
あなたのあたたかいご支援をお待ちしています。
(更新担当:中野)